鶏の梅紫蘇チーズカツ

鶏梅チーズカツ
揚げずにフライパンで揚げ焼き、間違いなしの鶏と大葉とチーズのフライ。
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材料

  • 鶏胸肉(皮なし) ・・・大1枚(320g)
  • 梅干し ・・・2個
  • 塩 ・・・少々
  • こしょう ・・・少々
  • 大葉 ・・・4枚
  • スライスチーズ(溶けないタイプ) ・・・2枚
  • 小麦粉 ・・・大さじ1
  • 冷水 ・・・大さじ1
  • パン粉 ・・・適量

作り方

  1. 梅干しは果肉をとって包丁の先で叩いてペースト状に。鶏肉は余分な脂肪を取り除き、鶏肉1枚を観音開きにし2等分し、更に縦長に2等分して4枚に切り分けます。それぞれの鶏肉はラップを広げた上にのせ、もう1枚ラップをかぶせて肉たたきや麺棒で叩いて広げ、塩、こしょうします。(均一の厚みになるようにする)
  2. 鶏肉2枚に梅干しペースト1/4を塗り、大葉を2枚のせ、チーズをのせ(はみ出た部分はちぎって中に)上に肉を重ねてサンドします。(2組作る)小麦粉(分量外)をまぶします。鶏に小麦粉と冷水を混ぜた衣を塗り、広げたパン粉をまぶしぎゅっと抑え、形をととのえます。
  3. フライパンにサラダ油を3ミリ程度入れて火にかけ、チキンカツを並べ中火から弱めの中火で合計10分程度、裏表こんがりと揚げ焼きにします。(こげそうになれば火を弱め、油がなくなれば適宜足します。)

キッチンメモ

サクッとフライ衣にチキン、大葉がさわやかな香り
できたてはチーズがとろっと、梅干しの酸味と塩分がアクセント。
みんなの好きな定番の梅紫蘇チーズチキンカツです。

夏の暑い時期に火を使うのは嫌なのですが。
食べたい一心で夏になると必ず作っています。

一枚の大きめ鶏むねから2人分のチキンカツが作れます。
コツは、鶏を開いて叩いて広げること。
このときに厚みを均一にすると、ムラなく焼くことができます。
厚みが厚いと焼き時間がかかります。
厚みが不均一だと厚い部分だけ生焼けになります。
あせらず、じっくりと揚げ焼きにすることもポイント。

梅干しは大きいものなら1個、小さめなら2個使います。

梅紫蘇チーズとお肉は、相性がいい組み合わせ。
揚げずにロールにして焼いたり、グリル、レンジにかけたり。
豚肉でもおいしい組み合わせです。
梅干しのかわりに、味噌を使ってもまた変わった風味に。

たっぷりの油で揚げなくても大丈夫、フライパンで簡単揚げ焼き。
卵の衣が余るのも嫌なので
小麦粉を冷水で溶いた衣を塗って、パン粉をまぶしています。

鶏肉の皮は取り除きます。鶏皮としてカリカリに焼くとおいしいですよ。

作り方を写真で説明

鶏をカット

鶏は開いてから4枚に切り分けます。

叩いて伸ばす

それぞれを叩いて伸ばします。厚みは薄く、均一にがポイント。

鶏に大葉等をのせる

鶏肉2枚に大葉と梅、チーズをのせます。

上に肉をかぶせてサンド

上に肉をかぶせてサンド。

衣をつけパン粉をまぶす

衣を塗ってパン粉をまぶします。

チキンカツを揚げ焼き

フライパンで揚げ焼きにします。

チキンカツのポイント

鶏胸肉は切り開いて作ります。
大きいものを1枚でも、小さい物2枚でもOK。

鶏肉の厚みを全体に均一にすることがポイント。
厚みのある部分を重点的にたたいて薄くします。
できるだけ薄くすると火の通りが早くなります。

焦げやすいので、火加減には注意です。
外はいい色、中は生焼けを防ぐためにじっくりと揚げ焼きにします。
焼いている途中で油がなくなれば、適宜足します。

2回に分けて焼く場合は、フライパンに落ちたパン粉をとりのぞき、油を足して焼きます。
パン粉は目が細かいものを使うと、まぶしやすくキレイに作れます。

油はオリーブオイルを使うと少量の油でもカラッとしますよ。

鶏胸肉をパサつかせず美味しく食べるコツ

鶏胸肉は手ごろなお値段で、カロリーが低いのがうれしいですね。
良質なたんぱく質をとることもできます。

ですが、鶏の胸肉の欠点は、料理によっては、パサつきやすかったり固くなったり、
あっさりしすぎていたりすること。

それは鶏むね肉が脂肪が少なく
加熱することで水分が抜けてパサついて固くなってしまうから。
ひと工夫で鶏むね肉をおいしく食べましょう。

鶏胸を柔らかくするコツ4つの方法を紹介します。

鶏胸の切り方は繊維を断ち切る

(筋肉の)繊維を断ち切る用意切り分けるのがコツ。

そぎ切りにするときは、鶏を横長(とがった方が右)に置き、中央から横に2等分。
左型部分は横に切っていき、右側部分は縦方向に切り分けます。

鶏胸は下味をつける

下味をつけることで鶏の臭みを抜き、風味をつけます。
鶏むね肉の旨み、水分が加熱の時に流れ出ないようにします。

蒸し鶏や炒め物、唐揚げの時の下味に酒をよく使います。
ポリ袋等に入れて、しっかりともみこみます。
唐揚げのときには、砂糖や油も少々加えています。
塩、砂糖には保水性があります。
水を加えてもみこんでも水分を補う作用があります。
他に、しょうが、にんにく、しょうゆを使うこともあります。

ポリ袋に簡単調味液で漬け込む方法

ポリ袋に砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、水大さじ3、フォークで穴をあけた鶏胸1枚も加えてもみこんで冷蔵庫に4~5時間置いてつけておきます。

鶏むね肉をそぎ切りにして、フライパンに油を熱して焼くとき
片栗粉や小麦粉をまぶして焼くことで衣でコーティングされうま味がキープされます。
味もからみやすくなります。

鶏胸は加熱しすぎない

加熱し過ぎると硬くなるので、時間をかけ過ぎないように気をつけます。

厚みがあると加熱に時間がかかります。
厚みを薄くするのもおすすめ。
厚みを均一にするために厚い部分を開いたり、そぎ切りにします。
スティック状にしても食べやすいです。
肉叩きで叩いて厚みを薄くするのも有効です。

鶏胸はタレやとろみでしっとりで満足感アップ

そして最後の工夫、タレやとろみをつけて食べること。
たとえばケチャップ味をからめたり、香味ねぎソースをかけたり。
鶏肉にタレやとろみがからんでいると、味に物足りなさもなく。
しかもしっとりと食べられます。

例えば水溶き片栗粉のとろみやケチャップをからめて。

マジカルキッチンおすすめメインになる鶏胸がっつり系メニュー

もっと食べごたえがある鶏胸料理はないかなぁ。
夕食の主菜に鶏胸を使いたい。
そんな時試してほしいのが、下の鶏胸肉料理です。

鶏胸肉に衣をまぶしてフライパンで揚げ焼き
ソテーしてボリュームアップ系
マジカルキッチンで紹介中の鶏胸メニューを紹介します。

多めに作って作り置きおかずにしても便利です。

ちょっとさっぱり和風なら。

鶏むね肉を使った炒め物、ソテー、グリル

鶏胸をボリュームアップさせるには

ボリュームがほしい時、私がよく使う料理法を紹介します。
衣をつけて揚げ焼きにする
パン粉をつけてパン粉焼きやフライにすると食べごたえアップ。
卵衣をまぶしたピカタもおすすめです。

やはり油を使ってフライパンで焼いたり、揚げたりすると
物足りなさを感じず、食べ盛りにも好評です。

ただしカロリーは上がるので、カロリーを抑えたい場合は
衣なしや煮る蒸すの料理法をチョイス。

鶏むね肉を使った煮物、蒸し物

鶏の梅紫蘇チーズカツと同じ材料で作れるレシピ

料理ジャンル

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レシピキーワード:

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玉ねぎ、みょうがを加えたアジの南蛮漬け。

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