材料
- ご飯 ・・・6合
- つくし(茹でて水気を切ったもの) ・・・320g
- 鶏胸肉 ・・・1枚(320g)
- A砂糖 ・・・小さじ1/2
- A塩 ・・・少々
- A酒 ・・・小さじ1/2
- にんじん ・・・80g(約1/2本)
- 干ししいたけ ・・・6枚
- 砂糖 ・・・大さじ2
- 酒 ・・・大さじ2
- みりん ・・・大さじ2
- しょうゆ ・・・大さじ3
- 塩 ・・・小さじ1/2
- 干ししいたけの戻し汁(またはだし汁) ・・・50ml
- 塩(ご飯用) ・・・小さじ1/3
作り方
- (下準備)にんじんは千切りに。水に戻しておいた干ししいたけは、細切りに。鶏肉は1センチ角に切り(脂部分は取り除きます)Aの下味の砂糖、塩、酒をまぶしておきます。
- (炒め煮)鍋に油小さじ1~2(分量外)を熱し、鶏を入れて炒めます。色が変わったら、にんじんを加えて強めの中火で炒め、干ししいたけ、ゆでた土筆を加えてざっと炒め、干ししいたけの戻し汁、酒、砂糖、みりん、塩小さじ1/2、しょうゆを加えて中火で煮ます。
- 汁気が少なくなれば火を止めそのまま冷まします。
- (混ぜる)炊き立てのご飯に煮た土筆(煮汁ごと)を加え、塩をふり、しゃもじで切るようにさっくりと混ぜ合わせます。
キッチンメモ
つくしと鶏肉をご飯に混ぜて、春の味を満喫。
つくしは卵とじもいいけれど、ご飯ものにするのもいいですよね。
混ぜご飯の味加減。
甘めが好きな方はもう少し砂糖を足しても。
塩加減もお好みで調整してください。
この分量で3合の混ぜご飯が2回分できます。
なので、半量冷凍保存してます。
解凍して炊き立てご飯に混ぜるほか、お寿司にしても。
酢飯に混ぜてつくしのちらし寿司にしています。
その場合は、ご飯に味がついているので。
ご飯に混ぜる用の塩は加えません。
鶏肉はあれば鶏のもも肉を使うと胸肉よりもコクがでます。
土筆がたくさん採れた時は、つくしの混ぜご飯やお寿司を作っています。
土筆が余り採れなかった~
なんて時は減らしても大丈夫です。
つくしご飯にお肉。
思えばつくしご飯を作り始めたころは。
つくしに合わせる具と言えば、油揚げ一択でした。
なんとなく和風なイメージがあったんです。
それが、ここ数年、つくしとお肉も合わせるようになりました。
もちろん合わないわけがない、バリエーションが広がりました。
今回は豚肉を土筆を合わせました。
ご飯と混ぜずにおかずとして食べてもおいしいです。
酢飯に混ぜればつくしのお寿司。
その場合は、酢飯に味がついているので、ご飯に具を混ぜるとき塩を加えずに。
つくしの混ぜご飯の素。
いつも半量は、混ぜご飯、残り半分はつくしのお寿司にしています。
その際、混ぜご飯の素にちょうどいいくらいに味をつけてしまうとお寿司に混ぜた時濃くなりすぎてしまいます。
なので少し薄めに味をつけて、ご飯に混ぜる際塩を加えて調節しています。
マジカルキッチン料理のTips

つくしの苦味をマイルドにする料理法のコツも。
マジカルキッチン料理レシピ
鶏のかわりに豚肉を使った混ぜご飯もおいしいです。

ごま油少々でコクをプラス。
肉は入れず油揚げが入ったシンプルな【つくしご飯】

土筆と油揚げなどを甘辛く煮た具とご飯を混ぜて作ります。

こちらは混ぜご飯をおにぎりにしたものです。
にんじんなし、つくしと豚肉のおにぎりです。
土筆の下処理(はかま取りからゆで方)
採ってきた土筆の下処理。
初めて作る場合、ゆでるの?重曹入れたりするの?
なんてよくわからなかったりしますよね。
ここでは、つくしの下処理、はかま取りからゆで方、保存法まで紹介します。
とるのは楽しいけど、はかまとりの作業は大変。
頑張っていきましょう。
つくしの下処理、あく抜きの基本作業は主に2つ。
はかまとり、ゆでて冷水につける作業になります。
- 【はかまとり】土筆ははかまをとって、適当に5センチくらいの長さに折りながら、水を張ったボウルに入れていきます。
- 【ゆでて冷水につける】塩を加えたたっぷりの熱湯でさっとゆで(アクをとるため)、ザルにあげ、水気を切ります。
採ってきた土筆の下処理その1(はかま取りをして水につける作業まで)
この作業は、つくしを採ってからその当日、遅くて翌日までにやっておきます。
つくしは時間がたつと傷みやすいためです。
とりあえず、ここまではがんばって早めに済ませておきます。
次のつくしをゆでる作業は当日忙しければ次の日に持ち越しても大丈夫です。
つくしの下処理その2(ゆでて水けを切る作業)
熱湯でつくしをさっとゆでて冷水にとることでアクが抜けます。
つくしの下処理その1、はかま取り

採ってきた土筆の中で、傷んでいるもの、黒ずんでいる土筆は使わず取り除きます。
あるいは傷んだ部分のみ取り除きます。
土筆の下処理、まずは【はかま】をとります。
つくしの【はかま】とは、節についているヒラヒラの部分です。
むしればOK。(地道な作業ですが)

つくしが大量に採れるのはうれしいけれど、はかまとりも大変。
茎が長くて立派なつくしの場合は、つくしのはかま部分の上下を折るか、はさみで切るかすると簡単です。
上の写真の黒線の部分を手で折るか。
はさみで切るかして【はかま】【茎】部分を切り分けます。
これなら簡単で指も汚れにくいです。
茎の長い、はかまとはかまの間隔が長い土筆に有効です。

長いままだと食べにくいので適当に5センチくらいの長さに折りながら作業。
水を張ったボウルに入れていきます。
指や爪が黒ずんでしまうのが悲しいけれど。
この作業が終わればほっと一息です。
3回ほど水を替えて、土筆を洗います。
汚れやごみが落ちます。
次の作業で土筆をゆでます。
これはアクを抜くためです。
つくしの下処理その2、ゆでる

塩を加えたたっぷりの熱湯でさっとゆでます。
煮立ったお湯の中に土筆をひとつかみ加えてゆでます。
時間にすると30秒。
多い場合は何回かに分けてゆでます。

ゆでた土筆はすぐにボウルに入れた冷水にとります。
ザルにあげ、水気を切ります。
もっと苦味を抜きたいときは、ゆでたあと冷水につける時間を長くします。
水は何回かかえてください。
ゆでたつくしをすぐに使わない場合。
ふたつきの清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存。
2、3日程度持ちます。
味がついていなくて、傷みやすいのでなるべく早めに使います。
または冷凍します。

味をつけて冷凍保存もおすすめ。
佃煮や混ぜご飯の素にしておくといつでも食べられます。
マジカルキッチンつくし料理
ちょっぴりほろ苦い春の味土筆の料理。
定番はやっぱり土筆の卵とじ?

鶏肉も加えてみんな笑顔、つくしの混ぜご飯

つくしのお寿司、田舎風に甘辛く。

土筆の苦みを感じにくい組み合わせ、卵とお肉で

つくしの卵とじ。今年も広がる春の味。
たくさん採れたら、つくしの佃煮で大量消費。
土筆好きな人に食べて欲しいのは。
土筆のみの料理。他の具を入れない料理です。
土筆の佃煮や土筆のナムルで思う存分土筆を堪能。
(どんな食べ物も食べすぎには注意です)
土筆が、余り採れなかったときは、料理の飾りとして使ったり。
他の具を入れてかさましするのがいいかもしれません。
えのきや白滝もおすすめ。
定番や和風のつくし料理に飽きたら。
意外とにんにくも合います。
にんにくで炒めたりナムル風にしたり。

ゴマやニンニクで味つけ、つくしのナムル。
マジカルキッチン春のご飯ものレシピ
春が旬の食材を使ったご飯もの。
みずみずしい野菜。春に美味しい魚介類。
春にしか食べられない土筆等を使ったご飯はいかが。
お祝い事の多い春だから、鯛めしもいいですね。

豆の香りとホクホク食感とご飯のコラボ。

炊きあがった土鍋の鯛にみんなの歓声が沸き起こります。

春になったら一度は食べたい「たけのこご飯」

土筆と具をご飯に混ぜたら、春の土筆ご飯。

春らしく菜の花のお寿司、オリーブオイルで洋風に

つくしのお寿司、田舎風に甘辛く。

豪快な漁師めし、醤油ダレに漬けたカツオと酢飯がなじんで旨い!

ココロも体も温まる、ニラと卵の優しい雑炊。

春、桜の季節に桜ご飯。桜の花の塩漬けで。

むき身のあさりで簡単あさりの炊き込みご飯、生姜のさわやかさが合います。