材料
- ご飯 ・・・3合分
- つくし(ゆでて水けを切ったもの) ・・・約160g
- 油揚げ ・・・1枚
- 干ししいたけ ・・・4枚
- にんじん ・・・1/2本
- 砂糖 ・・・大さじ1と1/2
- 酒 ・・・大さじ1と1/2
- みりん ・・・大さじ1
- 薄口しょうゆ ・・・大さじ2
- 塩 ・・・小さじ1/4
- 干ししいたけの戻し汁 ・・・40ml
- 塩(ご飯用) ・・・少々
作り方
- (下準備)干しシイタケは水につけて戻しておき、細切りに。にんじんは千切り、油揚げは油抜きをして細切りに。
- 鍋にサラダ油を熱し、にんじんを炒め、油揚げを加えて炒め、干ししいたけ、ゆでて水けを切った土筆を加えてざっと混ぜ、干ししいたけの戻し汁、砂糖、酒、みりん、醤油、塩を順に加えて煮ます。
- にんじんがしんなりして、汁気が少なくなれば火を止めて、そのまま冷まします。(煮汁は完全に飛ばさない)
- 炊きたてのごはんに塩少々をふり、具を煮汁ごと加えてしゃもじでさっくりと混ぜてできあがり。
キッチンメモ
春の味、土筆飯です。
混ぜご飯にして、ほっこりと。
田舎風の甘めの味付けにしてみました。
味付けの好みは地方によっても違うので、お好みで変えてください。
紅ショウガやショウガの甘酢漬けを添えても合います。
マジカルキッチン料理のTips
つくしについてのマジカルキッチンコラムです。
下処理のほか、苦味をマイルドにする調理法なども紹介しています。

つくしの苦味をマイルドにする料理法のコツも。
マジカルキッチン料理レシピ
こちらのつくしの混ぜご飯の素を酢飯に混ぜれば
土筆のお寿司、つくしのちらし寿司のできあがり。
春の田舎風お寿司として喜ばれます。

ごま油少々でコクをプラス。

鶏肉を加えたつくしご飯です。
土筆ご飯がテーブルに出ると、土筆だよね春だよね。と、会話が弾みます。
桜が咲くまでは後もう少し。
今は黄色い花々がきれいな頃です。
土筆の下処理(はかま取りからゆで方)
採ってきた土筆の下処理。
初めて作る場合、ゆでるの?重曹入れたりするの?
なんてよくわからなかったりしますよね。
ここでは、つくしの下処理、はかま取りからゆで方、保存法まで紹介します。
とるのは楽しいけど、はかまとりの作業は大変。
頑張っていきましょう。
つくしの下処理、あく抜きの基本作業は主に2つ。
はかまとり、ゆでて冷水につける作業になります。
- 【はかまとり】土筆ははかまをとって、適当に5センチくらいの長さに折りながら、水を張ったボウルに入れていきます。
- 【ゆでて冷水につける】塩を加えたたっぷりの熱湯でさっとゆで(アクをとるため)、ザルにあげ、水気を切ります。
採ってきた土筆の下処理その1(はかま取りをして水につける作業まで)
この作業は、つくしを採ってからその当日、遅くて翌日までにやっておきます。
つくしは時間がたつと傷みやすいためです。
とりあえず、ここまではがんばって早めに済ませておきます。
次のつくしをゆでる作業は当日忙しければ次の日に持ち越しても大丈夫です。
つくしの下処理その2(ゆでて水けを切る作業)
熱湯でつくしをさっとゆでて冷水にとることでアクが抜けます。
つくしの下処理その1、はかま取り

採ってきた土筆の中で、傷んでいるもの、黒ずんでいる土筆は使わず取り除きます。
あるいは傷んだ部分のみ取り除きます。
土筆の下処理、まずは【はかま】をとります。
つくしの【はかま】とは、節についているヒラヒラの部分です。
むしればOK。(地道な作業ですが)

つくしが大量に採れるのはうれしいけれど、はかまとりも大変。
茎が長くて立派なつくしの場合は、つくしのはかま部分の上下を折るか、はさみで切るかすると簡単です。
上の写真の黒線の部分を手で折るか。
はさみで切るかして【はかま】【茎】部分を切り分けます。
これなら簡単で指も汚れにくいです。
茎の長い、はかまとはかまの間隔が長い土筆に有効です。

長いままだと食べにくいので適当に5センチくらいの長さに折りながら作業。
水を張ったボウルに入れていきます。
指や爪が黒ずんでしまうのが悲しいけれど。
この作業が終わればほっと一息です。
3回ほど水を替えて、土筆を洗います。
汚れやごみが落ちます。
次の作業で土筆をゆでます。
これはアクを抜くためです。
つくしの下処理その2、ゆでる

塩を加えたたっぷりの熱湯でさっとゆでます。
煮立ったお湯の中に土筆をひとつかみ加えてゆでます。
時間にすると30秒。
多い場合は何回かに分けてゆでます。

ゆでた土筆はすぐにボウルに入れた冷水にとります。
ザルにあげ、水気を切ります。
もっと苦味を抜きたいときは、ゆでたあと冷水につける時間を長くします。
水は何回かかえてください。
ゆでたつくしをすぐに使わない場合。
ふたつきの清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存。
2、3日程度持ちます。
味がついていなくて、傷みやすいのでなるべく早めに使います。
または冷凍します。

味をつけて冷凍保存もおすすめ。
佃煮や混ぜご飯の素にしておくといつでも食べられます。
マジカルキッチンつくし料理
ちょっぴりほろ苦い春の味土筆の料理。
定番はやっぱり土筆の卵とじ?

にんにく風味のつくし入り炒飯

土筆をとったら混ぜご飯はいかが。コクあり豚の混ぜご飯。

定番のつくし料理に飽きたら、ガーリックな土筆を

つくしの卵とじ。今年も広がる春の味。
たくさん採れたら、つくしの佃煮で大量消費。
土筆好きな人に食べて欲しいのは。
土筆のみの料理。他の具を入れない料理です。
土筆の佃煮や土筆のナムルで思う存分土筆を堪能。
(どんな食べ物も食べすぎには注意です)
土筆が、余り採れなかったときは、料理の飾りとして使ったり。
他の具を入れてかさましするのがいいかもしれません。
えのきや白滝もおすすめ。
定番や和風のつくし料理に飽きたら。
意外とにんにくも合います。
にんにくで炒めたりナムル風にしたり。

ゴマやニンニクで味つけ、つくしのナムル。
マジカルキッチン春のご飯ものレシピ
春が旬の食材を使ったご飯もの。
みずみずしい野菜。春に美味しい魚介類。
春にしか食べられない土筆等を使ったご飯はいかが。
お祝い事の多い春だから、鯛めしもいいですね。

豆の香りとホクホク食感とご飯のコラボ。

春らしく菜の花のお寿司、オリーブオイルで洋風に

豪快な漁師めし、醤油ダレに漬けたカツオと酢飯がなじんで旨い!

つくしのお寿司、田舎風に甘辛く。

土筆と具をご飯に混ぜたら、春の土筆ご飯。

むき身のあさりで簡単あさりの炊き込みご飯、生姜のさわやかさが合います。

炊きあがった土鍋の鯛にみんなの歓声が沸き起こります。

ココロも体も温まる、ニラと卵の優しい雑炊。

春、桜の季節に桜ご飯。桜の花の塩漬けで。

春になったら一度は食べたい「たけのこご飯」