小型キッチン家電、オーブントースター。
普段から使っているという方も多いはず。
パンをトーストするだけ?
いえいえお家でパンが焼けるんです。
夢の焼きたて自家製パンがオーブントースターで。
パンの他にもケーキ、スコーン、カップケーキなどなど焼き菓子も。
今回のマジカルキッチンお菓子の道具Tipsでは、オーブントースターでのお菓子、パン作りのポイントを書きました。
小さめ薄めに作るなどオーブントースターならではのコツがあります。
一度コツを覚えると、生焼けやムラなどを防いで上手に焼けるようになりますよ。
オーブントースターでどんなお菓子が焼ける?
クッキー、スコーン、薄焼きケーキにマフィンなどの焼き菓子がオーブントースターで焼けます。
高さのある型で焼くパウンドケーキ、シフォンケーキは無理ですが。
高さのない焼き菓子で繊細な温度管理を必要としないものなら大丈夫。
割と大抵のものはOKで。
素朴なお菓子、カントリー風な焼き菓子が得意です。
ケークサレ、クイックブレッド、ソーダブレッド。
など甘さ控えめのパン風もOK。
カップケーキ程度のミニサイズに焼くか。
大きいグラタン皿や金属製のバットに入れて焼きます。
オーブントースターのメリット
ケーキ、クッキー等の焼き菓子は予熱いらずで焼けます。
大量に作るのは無理ですが、少量作りならOK
マジカルキッチンでもここ数年はオーブントースターが大活躍。
今ではオーブンよりもオーブントースターの方が出番が多いほどです。
長い予熱時間なしで短時間で焼けるので重宝しています。
定番アメリカンスイーツ、レモンバー、レモンスクエア。
豆乳をプラスしたアイディアおしるこ。
気軽に作る気になれるのがうれしい、おからのバナナブレッド
ピーナッツバターを塗ってバナナを並べた幸せトースト
そしてオーブントースターでパンも焼けます。
パンの場合は庫内が狭いので、隣とくっついてしまいますが。
くっつきパンと呼んで楽しんでます。
庫内が狭いと言っても、250~280gのパン生地が一度に焼ける!
こねる、一次発酵まで、ホームベーカリーにまかせてます。
成形後の二次発酵はトースターでやって、その後焼いてます。
ほくほくジャーマンポテトを包んだ惣菜パン。
オーブントースター調理のメリットはいろいろ。
一方オーブントースターで起こりがちな危険な事故もあります。
詳しく書いた記事はこちら。
マジカルキッチン料理お菓子のTips
オーブントースターのメリットデメリット。
オーブントースターでうっかりな危ない事例を体験談を交えて紹介。
マジカルキッチンで使用中のオーブントースター
マジカルキッチンで使っているオーブントースターは
実売価格三千円程度のオーブントースターです。
庫内、天板のサイズは大きめ。20×26.5センチ天板
強が1000w、弱が250w。
細かい温度調節はできません。
温度がある程度上がるとヒーターが切れる機能がついています。
オーブントースターでケーキ、パンなどを焼く際の注意点
オーブントースターでお菓子作り、パン作りをする場合。
オーブントースターならではの特性を考えて一工夫が必要です。
まずオーズントースターは、庫内が狭い。
ヒーターが近いことにより、オーブンよりも焦げやすくなります。
ヒーターからケーキやパンの型、生地までの間の空間に余裕がないのは危険です。
途中でアルミホイルをかぶせる際、大きくすると
ヒーターにアルミホイルが接触すると燃える危険もあります。
そして焼きムラも発生しやすい欠点も。
こまめな調節が必要になるので、面倒でも、目を離さずに見守りつつ焼くようにします。
その点はオーブンの方がゆったりできて楽なんですよね。
またオーブントースターレシピの時間は目安として考えます。
使用するオーブントースターや型により焼き上がりの時間は変わってくるので、自分の目で見て加減します。
生地は平らに薄めにが基本
オーブントースターでお菓子やパンを作るとき。
生地は均一に、小さめ、薄めに焼くと火の通りが良くなります。
そしてケーキの場合は最後に表面を平らにならします。
飛び出て高い部分があるとそこだけがよく焦げます。
とにかくヒーター部分との距離が近いので高さのあるものは焦げやすいです。
生地はなるべく高さを抑えて作ります。
ヒーター部分との距離が短すぎると、アルミホイルもかぶせられなくなります。
オーブントースターの天板で焼くクッキーがはがれないお悩み
オーブントースターの天板にクッキーやスコーン、パンやピザを乗せて焼くこともできます。
でもパン、ピザ、スコーン、クッキー生地をそのまま天板に乗せて焼くとくっつきます!
天板にくっつきやすい物を焼く場合はこんな工夫を。
オーブントースターの天板にアルミホイルを敷きます。
その際、油をティッシュなど紙で薄く塗ります。
こうすると焼き上がったお菓子、パンが天板からはがれやすくなります。
オーブントースターの焼きムラ防止、焦げ防止策は?
オーブントースターのあるある2大お悩み
その1、オーブントースターで一番困るのが焦げやすいこと。
目を離したらいつの間にか真っ黒なんてこともありました。
その2、焼きムラになること。
奥は焦げているのに、手前は白っぽいなどオーブントースターあるあるです。
好みの焼き色がつくように加減しながら。
焦げそうになったらアルミホイルをかぶせたり
焼きムラがあれば天板の前後をいれかえたりします。
アルミホイルのかぶせ方
オーブントースターでのパンお菓子作りで、よくあるのが、表面だけどんどん焦げてしまうこと。
表面は焦げても中は生焼けなんてことあるんですよ。
焦げそうになったらアルミホイルを被せてやります。
上の画像では全体にアルミホイルをかぶせています。
(アルミホイルはなるべく小さめにカットして、庫内、ヒーターへの接触を防ぎます)
焦げそうな部分にのみかぶせるのもおすすめ。
そして、焦げ防止の焼き方、もう一つの方法があるんです。
どちらでも、自分のやりやすい方法を試してください。
最初と最後はアルミホイルをはずし。
(基本5分ずつ)
中間の5分間だけアルミホイルを被せて焼く方法。(計15分焼く場合)
使用するオーブントースターによって違ってくるかもしれませんが。
家のオーブントースターの場合は効果ありました。
この方法だと、最後に焼き色の調節がしやすいのがメリット。
- まず生地をオーブントースターに入れて5分程度はアルミホイルをかぶせずに焼きます。
- 5分すぎて、生地の表面が焼き固まれば、アルミホイルをかぶせて焼きます。(時間は目安、生地の状態を確認してからかぶせる)
- 最後5分前になったらアルミホイルを外してこんがりと焼き色がつくように焼きます。
生地の表面が固まるまではアルミホイルをかぶせずに焼きます。
この方法は最後に焼色の調節がしやすいのがメリット。
私が使っているオーブントースターでは、失敗が少なくなりました。
アルミホイルをかぶせる作業は、天板を一度取り出してから作業します。
加熱中に作業するとアルミホイルがヒーターに接触して燃える可能性も。
焼きムラの対策は、途中で天板の位置を前後入れ替えて焼くのも有効です。
熱いので火傷には注意です。
ケーキ等の焼き上がりの確認
焼き上がったかどうかは竹串を刺してチェックします。
その時、数カ所違う場所を刺して焼き加減をチェックしてください。
一番厚みがある真ん中と他。
私の失敗談で、1カ所刺した場所だけOKで、切ってみたら、他の場所が生だったことがあります。
それからは離れた別々の場所を数箇所刺してます。
また指で押して弾力があれば焼けてます。
オーブントースターでは紙・ホイルに注意
型に敷いた紙が型からはみ出て、庫内やヒーターに紙が当たると危険。
燃えてしまうおそれがあります。
紙を敷く際は底だけに敷いたり、はみ出ないように敷きます。
はみ出ていたらハサミでカット。
上にも書いたようにアルミホイルもヒーターに当たると燃えます。
焦げ防止にアルミホイルをかぶせる際にも注意を。
作業は必ず、天板を取り出した後に。
オーブントースターでおすすめの型
オーブントースターでケーキを焼くときにおすすめの型は
耐熱性のバット、浅めの角型、グラタン皿、タルト型など。
タルト型で焼くケークサレ生地
素材は必ず耐熱性のものを選びます。
耐熱性のホーロー、ガラス、ステンレス、陶器製などです。
正方形、棒状に切り分ければおしゃれなケーキに。
最近は耐熱性保存容器でフタつきのものもあります。
保存容器として使えると普段使いに便利です。
マジカルキッチンで一番活用しているのがバットです。23×17×2.5cm
耐熱ガラス製のグラタン皿も
長方形でオーブントースターにちょうどいいサイズ。
もちろん料理にも活用。
(デザインは下のものと若干違いますが)
おすすめオーブントースター
もしも新しくオーブントースターを買うなら。
できるだけ庫内、天板の大きいものが便利。
これを最優先に考えます。
普段食パンを焼く場合も枚数多めに焼けますね。
特にオーブンを買う予定はなし、オーブントースターのみで済ませたい場合。
少し価格がアップしますが、庫内が大きめで、さらに温度調節可能の機種を選ぶと
お菓子に料理、パン作りに使いやすくなります。
最近はコンベクションオーブンも各種出揃ってきています。
ピザを上手に焼きたい、お菓子作りを頻繁にするのなら、コンベクションオーブンを選ぶのもありですね。
コンベクションオーブンとは、熱風を対流させることで
オーブン料理がふっくら、ぱりっと、ムラなく焼けるオーブンです。
高温で焼くピザやパン、オーブン料理に威力を発揮します。
数年前油を使わない揚げ物等で有名になりましたが
昔からあるキッチン家電で、料理愛好家などの間で人気があります。
象印のオーブントースター。丸洗いできる「はずせるとびら」「はずせる焼き網」
扉がはずせるのはお手入れが簡単でいいですね。
料理好き、ピザを上手に焼きたいなら、コンベクションオーブンも選択肢に。
コンベクションオーブンとは、熱風を対流させることで
オーブン料理がふっくら、ぱりっと、ムラなく焼けるオーブンです。
高温で焼くピザやパン、オーブン料理に威力を発揮します。
デロンギのコンベクションオーブンも昔から有名。
小型でデザイン性がいいです。
オーブントースター料理お菓子に関するお役立ちコラム
オーブントースターでお菓子やパン作りに役立つマジカルキッチンTipsです。
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ムラなく焼くコツ、失敗しやすい点を解説します。
マジカルキッチン料理お菓子のTips
オーブントースターのメリットデメリット。
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マジカルキッチンtipsコーナー、オーブントースターで使う型についてのまとめです。
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