材料
- 薄力粉 ・・・70g
- 強力粉 ・・・40g
- きび砂糖 ・・・小さじ1
- ベーキングパウダー ・・・小さじ1/4
- 塩 ・・・少々(1g)
- サラダ油 ・・・35ml
- 豆乳 ・・・約大さじ2
- A卵 ・・・2個
- A薄力粉 ・・・大さじ2
- Aベーキングパウダー ・・・小さじ1/4
- A砂糖 ・・・90g
- Aレモン汁 ・・・50~60ml
- Aレモンの皮のすりおろし ・・・1個分
- あれば粉砂糖 ・・・適量
作り方
- (型準備)型にはサラダ油を薄く塗り、粉(分量外)をふり、余分な粉ははたいて落としておきます。
- (タルト生地)ボウルにサラダ油、冷たい豆乳を混ぜ、塩、きび砂糖を順に加えそのつど泡立て器でしっかりと混ぜあわせます。
- (タルト生地)ボウルに薄力粉、強力粉、ベーキングパウダーを合わせたものを振るい入れ、ゴムべらで混ぜあわせます。(水分と粉をなじませるように混ぜる)ひとまとめにし、ビニール袋(の中央)に入れます。
- (タルト生地成形)袋の上から生地をめん棒で型の一回り大きめにのばし、袋を切り開き、生地を型の上に広げて敷き詰め、フォークや竹串で穴をあけます。(膨らみ防止のため)
- (タルト生地焼く)オーブントースター1000wで約7分、うっすら焼き色がつくまで下焼きします。(焦げそうになったらアルミホイルをかぶせる)
- (中身のレモン生地)ボウルに泡だて器で卵を割りほぐし、砂糖90gを混ぜ、レモン汁、レモンの皮のすりおろし(黄色い部分のみおろす)、ベーキングパウダー小さじ1/4、粉大さじ2をふるい入れ混ぜあわせます。
- (流し入れ焼く)タルト生地にレモン生地を流し入れ、オーブントースターの弱(250w)で約13から15分アルミホイルをかぶせて焼きます。(始めの4~5分と最後の4~5分はホイルをかぶせず、オーブントースターの強で焼く)うっすら焼き色がつき、生地を指で押さえ弾力があれば焼き上がりです。
- 冷めれば型の周りにナイフを入れ型からはずし、正方形に切り分け、粉砂糖をふりかけます。好みで端は切り落としてください。
キッチンメモ
レモンの甘酸っぱさをぎゅっと閉じ込めたお菓子。
このお菓子を食べると元気になれそうな気分になれます。
タルトと言うか、クッキーバー風と言うか。
サクサクのビスケット生地の上にはとびきり甘酸っぱいレモンのフィリング。
レモン味で、柔らかしっとり。(とても柔らかいですが、生ではありません)
とにかくレモン好きな人におすすめです。
最近はこんな感じで長方形のグラタン皿+オーブントースターで焼いてます。
オーブンで焼く場合は170℃で約25分程度焼きます。
レモンは皮を使うので国産の物を使うようにします。
アメリカの定番スイーツ、レモンバー。
レモンスクエアとも呼ばれます。
見た目よりも簡単に作れます。
タルト生地は型の底だけに敷くのでもOK
分量的には型の底と高さ分あります。
焼きあがったタルト生地だけを試食したときの感想。
食感はサクサク。
味はバターを使ったものに比べ風味は劣りますが
食感がいいのでフィリングと食べるといい感じになります。
タルト生地に強力粉。
強力粉を少し入れると生地に固さがでて薄く延ばしやすくなります。
焼き上がりも割れにくくなります。
なければ薄力粉のみ(若干薄く延ばしにくい)、中力粉でもOK
強力粉だけでもできますが、サクサクしすぎ、もろくなりやすくなります。
打ち粉をする場合は、あれば強力粉を。
粉の粒子が薄力粉よりも大きく、さらっとしていてべたつきにくくなります。
調子に乗ってどんどん伸ばすと、結局大きく伸ばしてしまうんですよねぇ。
薄くなると破れやすくなります。
型には油を薄く塗り、粉を薄くはたいておきます。(茶こしでふる)
この作業をすると焼きあがったタルトが、型から外しやすくなります。
タルト生地を型に敷いて焼くと底がぽこっと膨れてきます。
重しを乗せて焼けばいいのですが。
今回は気軽に焼きたいので、フォークで穴をあけるだけにしてます。
少し膨らむところもありましたが、まあ大丈夫でした。
オーブントースターでの焼き方。
オーブントースターそれぞれ癖があるので、ベストな焼き方は微妙に違ってきます。
家のオーブントースターではこんな感じです。
はじめにホイルなしで強めにしっかり焼き、途中はホイルと火加減弱めでじっくりと。
最後焼き色や焼き加減が足りないようなら
ホイルを外し火加減強1000wで焼くとちょうど良く焼けます。
温度調節可能なオーブントースターなら、微妙な火加減気にせず焼けるかもしれません。
作り方を写真で説明
油と豆乳を泡立て器で混ぜます。
粉類を振るって加えます。
粉類と水分を混ぜます。
生地をまとめます。
生地をラップかビニール袋に入れてのばします。
中に入れるレモンフィリングを作ります。
フィリングを下焼きした型に流し入れます。
オーブントースターまたはオーブンで焼き上げて出来上がり。
焼き上がりの目安は、揺らしてみて、表面がフルフル揺れず、指で押して弾力を感じるようなら焼き上がりです。
液体っぽくフルフルした感じがあれば、もう少し焼きます。
お菓子作りによく使われるレモン。
レモンの果汁を使ったり、レモンの皮が使われることも。
レモンの酸味や香りはお菓子に爽やかさを加えてくれます。
バナナジュースを作る時も、レモン汁を少々加えるだけで味が引き締まり、ただのバナナジュースからお店のバナナジュースに格上げされます。
フレッシュなレモンを絞ったほうが香りがいいのですが、なければ市販のレモン果汁(ポッカレモンなど)でも。
皮を使う場合は、国産のものを。皮は白い部分は苦味があるので、黄色い部分だけを使います。
レモン以外の日本の柑橘、スダチ、伊予柑、柚子なども香りがいいので、果汁や皮をお菓子作りに使ってみてください。
レモン風味のお菓子を作る他、パウンドケーキ、クッキーなどに隠し風味的にレモンなど柑橘の皮を少し加えると香りに複雑さが出て、ケーキがワンランクアップします。