材料/分量/1台分
- 薄力粉 ・・・70g
- 強力粉 ・・・40g
- 塩 ・・・少々(1g)
- 無塩バター ・・・60g
- 冷水 ・・・約大さじ2~3
- A薄力粉 ・・・大さじ3
- Aきび砂糖 ・・・50g
- A牛乳 ・・・220ml
- A卵黄 ・・・2個
- Aバニラエッセンス ・・・少々
- Aあればラム酒 ・・・小さじ1
- A塩 ・・・少々
- バナナ ・・・2/3~1本
- オレンジマーマレードジャム ・・・適量
- 無糖ココアパウダー ・・・適量
- B生クリーム ・・・100ml
- Bきび砂糖 ・・・大さじ1
作り方
- (カスタードクリーム作り)大きめで深さのある耐熱性のボウルに薄力粉をふるい入れ、塩、砂糖を加え泡立て器で混ぜます。分量の中から牛乳大さじ2を加えてよく混ぜます。
- 卵黄も1個ずつ加えその都度混ぜ、残りの牛乳も少しずつ加えて混ぜます。
- ラップなしで電子レンジ500wで加熱時間を合計4分半から5分にして加熱します。3分加熱したら一度取り出して泡だて器で混ぜます。再度加熱し、1分後もう一度取り出して混ぜます。とろりとしたクリーム状になったら完成。
- 冷めたらバニラエッセンス、洋酒を加えます。表面にラップをぴったり貼り付けて冷ましておきます。
- (パイ作り)ボウルに粉、塩と冷たく冷やして角切りにしたバターを入れ、手でバターに粉をまぶしながらバターと粉を混ぜていきます。
- 粉とバターをもみこむようにします。バターの大きな塊がなくなり均一に粉と混ざったらOK。(そぼろ状というか、サラサラのポロポロの状態に)
- 水を少しずつ加えて混ぜます。パサパサした部分がなくなり全体に均一になり、ひとつにまとまるくらいになればOK。(入れすぎに注意して、特に最後は少しずつ加えます。)
- ひとまとめにして、ラップで包み冷蔵庫で1時間以上休ませます。
- 軽く打ち粉をふり、めん棒で厚さ約3ミリ、パイ皿よりも一回り大きな大きさまでのばします。
- 生地をパイ皿に敷き、手で軽く押し付けてなじませます。はみ出した生地は包丁で切り落とします。縁を指でつまんで模様をつけていきます。(ここで生地がだれているようなら冷蔵庫へ)
- フォークで底の部分に全体に空気穴をあけます。オーブンペーパーを上に広げ、200℃に温めたオーブンで約20分焼きます。
- 180℃に温度を下げて約10分軽い焼き色がつくまで焼きます。少し冷めてから、型からはずし網の上で冷まします。(崩れやすいので扱いに注意)
- (仕上げ)バナナは7ミリ厚さの輪切り、カスタードクリームは使う前にもう一度ほぐしておきます。
- ホイップクリームを作ります。ボウルに生クリームと砂糖を加え、氷水の入ったボウルに底を当てながら、ハンドミキサーで固く泡立てます。
- パイの底にジャムを薄く塗りバナナを並べ、カスタードクリーム、ホイップクリームを順に広げて塗ります。
- スプーンの背でクリーム表面をクルクル何周かさせてととのえ、茶こしでココアパウダーをふりかけてできあがり。
キッチンメモ
バナナクリームパイ、カスタードクリームとホイップクリームの2つのクリームが贅沢。
一口頬張るとバナナがふんわり瞬間香ります。
バナナクリームパイ、アップルパイ、チェリーパイ、パンプキンパイ。
古き好きアメリカを思わせるアメリカンなパイ達は素朴な温かさが魅力です。
ざっくりたっぷり切り分けて召し上がれ。
バナナクリームパイは男性にも人気のスイーツ。
記念日やお誕生日のプレゼントスイーツやデザートに。
父の日の贈り物にいかがですか。
レンジで作るカスタードクリームの写真入りの詳しい作り方紹介。
レンジで簡単、なめらかカスタードクリーム。
作り方を写真で説明
生地をひとまとめにしてポリ袋に。
パイ皿に生地を敷き縁をつまんで模様をつけます。
カスタードクリーム、バナナ輪切りをのせます。
ホイップクリームをのせます。
練りパイ、折りパイ
バナナパイは、パイと言っても層が何層にも重なるアップルパイのようなパイではなく
さくさくしたビスケット生地のようなパイです。
このパイ生地は、作り方が簡単。
練りパイ(パートブリゼ)と呼ばれる作り方です。
ちなみにアップルパイのパイは、折りパイ。フィユタージュ生地と呼ばれます。
冷蔵庫で何度か冷やしながら作るので手間がかかります。
ふっくら膨らみ層がたくさんできます。
バナナクリームパイ作りのポイント
他のパイに比べると比較的簡単なバナナクリームパイ。
ですが初めて作る時は、ちょっとしたコツが必要に。
パイ皮作りのコツ
パイ皮作りのポイントは、バターを溶かさないこと。
スコーンを作るときのようにすれば大丈夫。
手の熱や室温でバターが溶けそうになったら冷蔵庫で生地を冷やしてから再チャレンジしてください。
使う道具も冷たい状態で。だから暑い季節はパイ作りには向きません。
フードプロセッサーをお持ちの方はそれを使うと便利だそうです。
パイ皮をのばすときのコツ
めん棒でのばすときは、力を入れすぎない。
打ち粉はふりすぎないで。
バナナは熟れすぎたものは柔らかすぎ、未熟すぎるものはバナナの香りが不十分。
ちょうどいい熟し具合のものを選ぶのが美味しいバナナパイのポイントです。
バナナクリームパイのトッピングアレンジ
バナナクリームパイのデコレーション、最後のお楽しみですね。
今回はココアパウダーをふりかけました。
他にも色々とアレンジすることができます。
白い生クリームをキャンバスに素敵に仕上げて、ティータイムを。
チョコソースをかける。キャラメルソースでも。
削った板チョコレートを散らす。クルクルに削ったチョコレートがかわいい。
くるみやアーモンドなどナッツを散らすのもアメリカンパイの定番。
砕いたビスケット、ココアビスケットや全粒粉ビスケットを砕いて散らす。
アラザンで大人っぽく。銀色のアラザンを散らせばシックなパイに。
バナナクリームパイを初めて食べたのは、地元で人気のカフェでした。
ボリューム感のあるアメリカンなパイやチーズケーキが人気のお店。
古いアメリカの暖かさを感じさせつつ、すっきりとおしゃれなインテリア。
当時カントリー風と言えば近所のおばちゃま風なイメージのあった自分には新鮮でした。
アメリカンなパイ達を実際に目にしたのもそのお店が初めて。
本や雑誌でしか知らなかったパイが何種類も。
毎回何を頼もうかかなり迷うのが困りものでした。