材料
- ご飯 ・・・250g (茶碗2膳弱)
- 玉ねぎ ・・・1/4個(50g)
- にんにくみじん切り(またはすりおろし) ・・・小さじ1
- アサリのむき身 ・・・40g
- ゆでた菜の花 ・・・80g
- 卵 ・・・2個
- バター ・・・15g
- 酒 ・・・小さじ2
- ピザ用チーズ ・・・80g
- 薄力粉 ・・・20g
- バター ・・・20g
- 牛乳 ・・・300ml
- 塩 ・・・小さじ1/3
- こしょう ・・・少々
- あればナツメグ ・・・少々
- あればローリエ ・・・1枚
作り方
- (ホワイトソース作り)カットしたバター20gと薄力粉を耐熱ボウルに入れてラップなしで電子レンジ500wで40秒加熱し、取り出してゴムベラで混ぜます。
- 牛乳を3回程度に分けて加え、あればローリエも入れて、ラップなしで電子レンジ500wで3分加熱取り出して泡だて器で混ぜます。
- さらに合計5~6分加熱し、その間2回程度取り出して混ぜます。とろみがつけば塩、ナツメグ、コショウを加えてできあがり。(ホワイトソースは約3人分できます)
- (炒り卵)フライパンを火にかけサラダ油をひき、溶きほぐした卵を流し入れ、端が固まってきたら大きく菜箸で混ぜて半熟で皿に取り出します。
- (具を炒める)ゆでて水けを絞った菜の花は2センチ長さに切り、玉ねぎはみじん切り。フライパンを火にかけバター15gを溶かし玉ねぎを炒め、玉ねぎが透き通ればあさり(水洗いして水けを切っておく)、酒を加えて炒め、菜の花も加えてサッと炒めます。
- (ご飯と混ぜる)温かいご飯をフライパンに加えて木べらでほぐしながら軽く混ぜるように炒め、炒り卵も戻して混ぜ、塩、こしょうで味をつけます。
- (焼く)器にご飯を盛り平らにならし、ホワイトソース、チーズを順にのせお好みで刻んだパセリやあらびき黒こしょうを散らします。オーブントースターに入れ、周りがぐつぐつして焼き色がつくまで焼きます。
キッチンメモ
菜の花とあさりで春のドリアに。
クリーミーなホワイトソースとコクのチーズを乗せてこんがりと焼きます。
今回はニンニクを加えて食欲そそる香りに。
(お好みで省いても大丈夫です。)
マジカルキッチン料理レシピ
![](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/10/seafooddoria-320x240.jpg)
ホワイトソースは電子レンジで簡単に作ります。
念願の卵入りのドリアです。
ドリアの卵はゆで卵も捨てがたいのですが。
炒り卵を加えました。
菜の花の緑に卵の黄色。
春らしい洋風ご飯ものになりました。
ひな祭りなど春のイベントおうちご飯にいかがですか。
マジカルキッチン季節の特集
春のご飯ものレシピ特集やってます。
![](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/03/springricerecipes-320x240.jpg)
炒り卵入りのドリア。
バターライスにいり卵が入っていました。
昔よく行っていた洋食屋さんの懐かしの味です。
女性好みのお店で、女の子達でいっぱいでした。
オーブンやオーブントースターをのぞいて、ドリアがグツグツ、いい色になって。ミトンをはめてオーブントースターから出す時、ワクワクしますね。
ドリアのご飯を炒める際は、炒飯のようにしっかり炒めなくても大丈夫。
具とごはん、全体が混ざればOKです。
冷蔵庫から出したての冷ご飯を使うとほぐれにくくムラができやすくなります。
一度レンジであたためておくと上手にできます。
なめらかホワイトソース作りは電子レンジにおまかせ。
様子を見ながら何度か加熱する手間はありますが、手順は簡単です。
上の材料で、ホワイトソースが約3人分できます。
マジカルキッチン料理レシピ
![](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/10/renjiwhitesauce-320x240.jpg)
耐熱ボウル、泡だて器、バターと薄力粉、牛乳または豆乳で。
バター、牛乳を使わないホワイトソースも紹介しています。
ドリアの作り方を写真で説明
![ホワイトソースの材料](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/10/renjiwhitesauce-t01-800x600.jpg)
レンジでホワイトソースの道具、材料です。牛乳か無調整豆乳で。
耐熱性のボウルがなければ、深さのある丼等で。
深さのあるものでないと、吹きこぼれるので必ず深さのあるものを用意。
![ボウルに粉とバターを入れる](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/10/renjiwhitesauce-t02-800x600.jpg)
ボウルに粉とカットしたバターを入れます。
ラップはかけずに電子レンジにかけます。
以後加熱するさいは、ラップはかけません。
![](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/10/renjiwhitesauce-t03-800x600.jpg)
溶けたバターと粉を混ぜます。
![牛乳を加える](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/10/renjiwhitesauce-t04-800x600.jpg)
牛乳または豆乳を数回に分けて加えその都度泡だて器で混ぜます。
![](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/10/renjiwhitesauce-t05-800x600.jpg)
全ての牛乳を混ぜたら、いよいよ電子レンジで加熱します。
ローリエがあれば香りづけに加えてください。
![](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/10/renjiwhitesauce-t06-800x600.jpg)
レンジにかけて取り出して泡だて器で混ぜます。
底や側面から薄力粉が固まってくるのでしっかりと混ぜます。
電子レンジにかける時間は様子を見て加減してください。
始めはチャパチャパした液体状であまりとろみはついていません。
加熱を繰り返すうちにとろみがついてきます。
![レンジホワイトソース](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/10/renjiwhitesauce-800x600.jpg)
ホワイトソースらしい、とろみがつきました。
塩、こしょう、あればナツメグも加えて味をつけます。
![完全に冷めると固くなる](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/10/renjiwhitesauce-t07-800x600.jpg)
完全に冷めると温かいうちよりも固めのホワイトソースになります。
![炒めご飯にチーズを乗せる](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/10/seafooddoria-t01-800x600.jpg)
グラタン皿に炒めたご飯を入れて平らにします。
上にホワイトソース、チーズを乗せてオーブンかオーブントースターで焼きます。
菜の花について
春に黄色い花を咲かせる菜の花
野菜として食べる時は、茎やつぼみの部分をいただきます。
独特のほろ苦さや香りを持つ菜の花。
冬から春にかけて旬をむかえる野菜です。
鮮やかな緑色で食卓に春を呼び込み、華やかに彩ってくれます。
栄養もカロテンやビタミンが豊富に含まれています。
菜の花の選び方について
つぼみが固くしまって密集して、花がひらいていないものが新鮮です。
時間がたつと、花が咲き固くなり味が落ちます。
色は緑が鮮やかなものを。
菜の花の栄養
ベータカロテンの含有量が多く、カルシウム、鉄分。食物繊維が豊富。
貧血の予防にも
ビタミンBやCも含まれ疲労回復や美肌効果も期待できます。
菜の花の保存のコツ
乾燥を防ぐために濡らした新聞紙などの紙に包んで、冷蔵庫で保存します。
傷むのが早いので、置いておくよりは、一度に全部ゆでてしまって、サラダ、おひたし、和え物に。
菜の花のゆで方
ゆで方、菜の花1把200g、湯3カップ、塩小さじ1。塩は湯の1~2%程度
ゆでる前に水に1時間ほどつけておくと、元気になります。
茎と葉を分けて時間差でゆでるようにします。
茎が長い菜の花は2.3等分に茎と葉の部分に切りわけます。
固い茎は少し時間がかかり、上のつぼみや葉の部分は火の通りがいいからです。
根元を湯につけ、20秒程度したら葉も入れて30秒から1分程度ゆでます。
茹で過ぎると柔らかくなります。
電子レンジで菜の花のゆで方
電子レンジで菜の花をゆでる方法です。
菜の花100g(1/2把)を洗って水けのついたまま、耐熱性のお皿に乗せます。
大きければ、長さを半分に切って乗せます。
ふんわりとラップをかけるか。
電子レンジ用のフタをして、電子レンジ500wで約3分加熱します。
(固ければ少し延長を)
ゆでた菜の花、すぐに冷水につける(さらす)?つけない?
水っぽくなるので、水につけない。(少し硬めにゆでて、素早くザルに広げて冷ます)
ゆでたらすぐに冷水につけて色止めする。
料理の本で、どちらもみかけます。
水っぽさが気になる方は水にさらさずに、ザルに広げて冷ます方法がおすすめです。
水にさらす場合も短時間にします。
マジカルキッチン流菜の花の食べ方
つぼみのある穂先部分は、長めにカットして後から飾ると仕上がりがきれいです。
![餅の中華風あんかけ](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2023/01/mochichukaankake-200x200.webp)
もちもち&とろ~りWの幸せ
![菜の花とあさりと卵のドリア](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/04/nanohanaasaritamagodoria-200x200.jpg)
あさりと菜の花、卵がホワイトソースに包まれて
![鯛のあらの雑煮](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/04/taiarazoni-200x200.jpg)
鯛のあらで贅沢雑煮
![菜の花のお好み焼き](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/03/nanohanaokonomiyaki-200x200.jpg)
菜の花を加えて緑黄色野菜の栄養もゲット
菜の花の歴史
菜の花は弥生時代に、中国から日本に入ってきました。
当時は菜の花の種から油が摂られ、灯りの油に使われていました。
実は菜の花を野菜として食べだしたのは、明治以降、比較的歴史が浅いのです。
![菜の花と桜](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/01/nanohanasakura.jpg)
菜の花の黄色は春の始まり
4月の川沿いの桜と菜の花の競演。
春の花、ピンクの桜と黄色い菜の花。咲く時期は菜の花のほうが先です。
川沿いや田んぼが菜の花の黄色に染まっているのを見ると春の始まりを感じます。
菜の花の明るい黄色は春の始まりを告げる色。
他にも春を呼ぶ黄色い花は、スイセン、たんぽぽ、ミモザやれんぎょうなどあります。
これら黄色いは春浅い頃、起きたばかりの昆虫たちが集まりやすい色だそうです。
人間にとっても目立つ色ですね。
春は黄色い花から始まって次第に桃や桜のピンク色などカラフルに花を咲かせていくようです。