さつまいもについて

さつまいもと鶏の煮物お菓子の材料tips
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マジカルキッチン料理の食材Tips『さつまいも』

ホクホク甘いさつまいも。
選び方、保存法、調理法、おすすめの食べ方を紹介。

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さつまいもの旬

一年中出回っているさつまいも。
本来の旬は秋前後。
地域や品種によってちがってきますが8月から12月が収穫期です。
秋の芋掘り遠足なんていいですよね。

さつまいもは収穫してからすぐよりも、収穫されて2~3か月貯蔵後の方が甘くなります。
貯蔵している間に水分が飛んで甘みが凝縮されます。

さつまいもが江戸の飢饉を救った歴史

さつまいもは中南米が原産。
日本には安土桃山中国から琉球、九州と伝わりました。
庶民の間に広く広まったのは江戸時代。
飢饉がきっかけです。

やせた土地でもよく育つさつまいも。
そのため幕府が飢饉対策として栽培を奨励しました。

それは江戸中期、徳川吉宗のころ。
悪天候、冷害による米の凶作、飢える地方の農民、江戸の庶民。

米の代わりになり、貧しい土地でも育ち、病害虫にも強い作物はないか?
そんな飢饉対策になる作物を探す中、さつまいもに目がつけられたのです。

儒学者青木昆陽は吉宗にさつまいもの江戸での栽培を命じらます。
様々な困難の末に栽培に成功します。

そして「甘藷記」と言うさつまいも栽培の説明書を書き上げます。
その後各地にさつまいもの栽培が広がり飢饉から人々を救いました。

さつまいもの選び方

どんなさつまいもがいいさつまいも?
凸凹が少なく、傷や黒い斑点が少ないもの。
色が濃いもの、重いものを選びます。

さつまいもは、近年様々な品種が出てきています。
珍しいものでは、果肉の色が紫の物他に、オレンジ色、白い芋もあります。

さつまいもの栄養

さつまいもの栄養は、食物繊維、カリウム、ビタミンC、Eが豊富です。
さつまいものビタミンCはデンプンに包まれているため加熱しても壊れにくいのが特徴。
寒くなる時期の風邪予防にも。

栄養を丸ごと取りたいなら皮ごとがおすすめ

野菜は皮と実の間が一番栄養があると言われます。
このさつまいもの皮にも栄養がいっぱい。
食物繊維、ビタミンCのほか、紫色の皮にはポリフェノールも。

さつまいもを切った時に出る白い液は?

皮に多く含まれるヤラピンと言う酵素。
さつまいもを切った時に出てくる白い液体です。
腸の働きを活発にするとされています。

さつまいもの保存法

さつまいものは寒さに弱い野菜。
冷蔵庫では保存しません。
土付きのさつまいもは新聞紙に包んで冷暗所に置きます。

土がついていないさつまいもは基本的に保存にはむきません。
早めに食べきるようにします。

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さつまいもの調理法

切った後のさつまいもの切り口は空気に触れると変色します。
水にさらすと変色が防げて切り口が色がきれいです。

きんとんなど、さつまいもの黄色を活かしたいときは、皮を厚めにむきます。
残った皮はもったいないので、揚げておやつに。

【おせちのきんとん】をきれいな黄色に仕上げたいときは、くちなしの実を使います。

栗きんとん
黄色い色が黄金の小判を連想。お鍋でぽってり練り上げて作ります。
思ったよりも作るのは簡単で手作りの美味しさが楽しめます。

ゆっくり加熱で甘さが引き出される

さつまいもはじっくりゆっくりと加熱することで甘さがより引き出されます。
甘さを楽しみたいときはさつまいもを丸ごとあるいは大きめに切って時間をかけて加熱します。
たとえば、焼きいも。
1本丸ごとじっくりと時間はかかりますが、とっても甘いですよね。

1時間も焼くのは大変と言う場合に、おすすめなのがふかし芋。
焼きいもよりは甘みが低くなりますが、蒸したお芋はしっとり甘くていいですよね。
そのまま食べるもよし、潰してスイートポテトにするもよし。

炊飯器に水と芋を入れてスイッチオンで、ふかし芋の出来上がり。
普通に蒸すよりも甘味が出ます。

時短で蒸すのなら、圧力鍋で蒸すのもおすすめです。
短時間で蒸し芋ができます。

鍋で茹でる時は水からさつまいもを入れて火にかけてゆでます。
そうすることでゆっくりと加熱されます。

電子レンジでは短時間で火が通りますが、甘みはそれほど引き出されません。
甘さを必要としないサラダなど料理を作る時には、電子レンジでもOK。
使い分けるといいですね。

さつまいもに含まれるアミラーゼと言う酵素。
アミラーゼは芋のデンプンを分解して糖にかえます。
この酵素は50~60℃程度の温度で活発に働きます。
電子レンジは急速に加熱されるのでアミラーゼが活発になって甘みが引き出される前に加熱が終わってしまいます。

さつまいものおすすめの食べ方、料理とお菓子と

和風に煮物、甘露煮、天ぷら。
さつまいもの炊き込みご飯、芋粥。
洋風料理なら、サラダがおすすめです。

マジカルキッチン料理レシピ食材別:さつまいもをチェック

おやつなら、スイートポテト、大学芋などなど。

意外な美味しささつまいもとオレンジマーマレードのきんとん。

さつまいもに合うスパイスは、シナモン。
素朴なさつまいもに甘いシナモンがぴったり。

マジカルキッチンお菓子レシピ食材別:イモ類のおやつをチェック

そのまま食べる以外にも使われるさつまいも

現代ではさつまいもは野菜として食べられるだけでなく、様々な加工品に使われています。

たとえば、さつまいもから作られたでんぷん。
清涼飲料水の甘味料の原料になっています。

芋焼酎やアルコールの原料。
紫芋から色素が作られお菓子、漬物、清涼飲料水の色付けにも使われています。