材料
- 菜の花 ・・・1把
- 鶏むね肉 ・・・小1枚(170g)
- 塩 ・・・少々
- こしょう ・・・少々
- 酒 ・・・大さじ1
- 練りごま ・・・小さじ1
- 砂糖 ・・・小さじ1/2
- 練り辛子 ・・・小さじ1と1/2
- マヨネーズ ・・・40g
- しょうゆ ・・・小さじ1
- すりごま ・・・適量
作り方
- 鶏は脂肪、皮をとり塩、コショウをまぶし、酒をふり耐熱性の皿にのせラップかレンジ用のフタをして、電子レンジ600wで約2分加熱し、裏返して1分半加熱し数分そのまま蒸らします。あたたかいうちに手で裂きます。
- 菜の花は、塩を入れた熱湯でさっとゆで、冷水にとり、水気を絞って、軸の下の方の固い部分は切り落とし、食べやすい長さに切ります。
- 練りごま、砂糖、辛子を混ぜ、マヨネーズ、しょうゆ、こしょうも加えてタレを作り、鶏と水気を絞った菜の花、すりごまをあえます。
キッチンメモ
春を感じさせてくれる菜の花を使った1品です。
鶏とマヨネーズでボリュームも感じられます。
今回は練りごまを加えてマヨネーズにコクを出しました。
練りごまは、ピーナッツバターを使っても。
菜の花の水気はしっかり絞らないと出来上がりが水っぽくなります。
菜の花と鶏、味噌、マヨネーズ、ヨーグルトを使ったさっぱり和え物もおすすめです。
菜の花について
春に黄色い花を咲かせる菜の花
野菜として食べる時は、茎やつぼみの部分をいただきます。
独特のほろ苦さや香りを持つ菜の花。
冬から春にかけて旬をむかえる野菜です。
鮮やかな緑色で食卓に春を呼び込み、華やかに彩ってくれます。
栄養もカロテンやビタミンが豊富に含まれています。
菜の花の選び方について
つぼみが固くしまって密集して、花がひらいていないものが新鮮です。
時間がたつと、花が咲き固くなり味が落ちます。
色は緑が鮮やかなものを。
菜の花の栄養
ベータカロテンの含有量が多く、カルシウム、鉄分。食物繊維が豊富。
貧血の予防にも
ビタミンBやCも含まれ疲労回復や美肌効果も期待できます。
菜の花の保存のコツ
乾燥を防ぐために濡らした新聞紙などの紙に包んで、冷蔵庫で保存します。
傷むのが早いので、置いておくよりは、一度に全部ゆでてしまって、サラダ、おひたし、和え物に。
菜の花のゆで方
ゆで方、菜の花1把200g、湯3カップ、塩小さじ1。塩は湯の1~2%程度
ゆでる前に水に1時間ほどつけておくと、元気になります。
茎と葉を分けて時間差でゆでるようにします。
茎が長い菜の花は2.3等分に茎と葉の部分に切りわけます。
固い茎は少し時間がかかり、上のつぼみや葉の部分は火の通りがいいからです。
根元を湯につけ、20秒程度したら葉も入れて30秒から1分程度ゆでます。
茹で過ぎると柔らかくなります。
電子レンジで菜の花のゆで方
電子レンジで菜の花をゆでる方法です。
菜の花100g(1/2把)を洗って水けのついたまま、耐熱性のお皿に乗せます。
大きければ、長さを半分に切って乗せます。
ふんわりとラップをかけるか。
電子レンジ用のフタをして、電子レンジ500wで約3分加熱します。
(固ければ少し延長を)
ゆでた菜の花、すぐに冷水につける(さらす)?つけない?
水っぽくなるので、水につけない。(少し硬めにゆでて、素早くザルに広げて冷ます)
ゆでたらすぐに冷水につけて色止めする。
料理の本で、どちらもみかけます。
水っぽさが気になる方は水にさらさずに、ザルに広げて冷ます方法がおすすめです。
水にさらす場合も短時間にします。
マジカルキッチン流菜の花の食べ方
つぼみのある穂先部分は、長めにカットして後から飾ると仕上がりがきれいです。
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菜の花を加えて緑黄色野菜の栄養もゲット
菜の花の歴史
菜の花は弥生時代に、中国から日本に入ってきました。
当時は菜の花の種から油が摂られ、灯りの油に使われていました。
実は菜の花を野菜として食べだしたのは、明治以降、比較的歴史が浅いのです。
![菜の花と桜](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/01/nanohanasakura.jpg)
菜の花の黄色は春の始まり
4月の川沿いの桜と菜の花の競演。
春の花、ピンクの桜と黄色い菜の花。咲く時期は菜の花のほうが先です。
川沿いや田んぼが菜の花の黄色に染まっているのを見ると春の始まりを感じます。
菜の花の明るい黄色は春の始まりを告げる色。
他にも春を呼ぶ黄色い花は、スイセン、たんぽぽ、ミモザやれんぎょうなどあります。
これら黄色いは春浅い頃、起きたばかりの昆虫たちが集まりやすい色だそうです。
人間にとっても目立つ色ですね。
春は黄色い花から始まって次第に桃や桜のピンク色などカラフルに花を咲かせていくようです。
電子レンジで鶏の酒蒸し
作っておくと便利な鶏胸の酒蒸し。
電子レンジでお手軽に作ることができます。
加熱しすぎると固くなるので予熱も利用して仕上げます。
材料は鶏むね肉、酒大さじ1、塩、こしょう。
あればしょうがやネギ。(捨てるような部分でOK)
![torisakamushi](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/05/torisakamushi.jpg)
鶏むね肉のレンジ酒蒸しの作り方。
余分な脂をとって塩、こしょうをすりこみ、酒をかけます。
厚みのあるもの、大きなものは開きます。
耐熱性の皿にのせてラップかレンジ用のふたをして電子レンジに。
途中で一度裏表ひっくり返します。
鶏胸肉の酒蒸しを作る時は、とりあえず一度に300g程度
(小なら2枚大なら1枚)蒸しておくと
他の料理にも使えて便利。
時間は600W5~6分程度加熱を。
厚みのあるものは開いて広げて加熱するとムラになりにくいです。
途中で一度ひっくり返すのもムラを防ぐため。
皮つきの場合は、フォーク等で皮に穴をあけ、皮を下にして皿におきます。
加熱後はそのまま数分間蒸らします。
温かいうちに繊維に沿って縦に裂けばサラダ等に使いやすいですよ。
蒸した鶏肉、縦に裂いておくと、サラダの具にはもちろんいろいろなメニューに活用できます。
裂くことで味の絡みがよくなります。
裂いた鶏肉の使い道、サラダはもちろん、ハムやツナ缶の感覚で利用してください。
- サラダに大活躍。生春巻きにするとおしゃれ。
- 野菜と合わせて、サンドイッチの具。チーズと一緒にホットサンドも美味しい。
- 和え物の具。辛子和えなどおいしいです。
- 冷やし中華の具。冷やしうどんにのせても。
- ラーメンにのせたり、スープにも。
- パスタやドリア、グラタンに加えてもお手軽です。
マジカルキッチンTipsコーナーにて鶏胸を美味しく食べるコツを紹介中です。