材料
- ご飯 ・・・300g(ご飯2膳程度)
- 鶏ハム ・・・80g
- 卵 ・・・2個
- 万能ねぎ ・・・1本
- ゆでた菜の花 ・・・80g
- 塩 ・・・少々
- こしょう ・・・少々
- にんにくみじん切り(またはすりおろし) ・・・小さじ1
作り方
- ネギは小口切りに、菜の花は水けを絞ってみじん切りに。鶏ハムは角切りに。中華なべを火によくかけサラダ油大さじ2弱(分量外)をなじませます。
卵を割り入れて、お玉で大きくかき混ぜ卵をくずします。 - 卵が半熟のうちにご飯を加えて炒めます。ご飯がほぐれてぱらっとしてきたら、塩、にんにく、ネギの半量、鶏ハム、菜の花を加えて炒めます。
最後に残りのネギを加え塩、こしょうで味をととのえます。
キッチンメモ
菜の花を使った春らしい炒飯。
家で作る炒飯は、なるべく野菜をプラスしたくなります。
今回は青菜の菜の花を加えました。
グリーンが鮮やかで食欲アップです。
味付けはシンプルに塩、こしょうですが、にんにくで風味がっつりに。
鶏ハムは蒸し鶏、生の鶏肉、市販のハムでも
ラップで包んでポリ袋に入れてゆでます。
今回は具に、【鶏ハム】を使いました。
自家製の鶏ハムです。
もちろん市販のハムや焼き豚でも。(塩気があるので量は減らす)
蒸し鶏を使ってもいいですね。
厚みを均一にすることもコツの一つです。
マジカルキッチン料理のTips
和洋中の味付け、サラダも酢の物もおまかせ。
生の鶏肉やササミを使ってもOKです。
その場合は、初めにサラダ油で肉を炒めて塩、こしょうして一度取り出します。
その後中華鍋を紙でふいてきれいにして、手順1の卵の作業から始めます。
菜の花について
春に黄色い花を咲かせる菜の花
野菜として食べる時は、茎やつぼみの部分をいただきます。
独特のほろ苦さや香りを持つ菜の花。
冬から春にかけて旬をむかえる野菜です。
鮮やかな緑色で食卓に春を呼び込み、華やかに彩ってくれます。
栄養もカロテンやビタミンが豊富に含まれています。
菜の花の選び方について
つぼみが固くしまって密集して、花がひらいていないものが新鮮です。
時間がたつと、花が咲き固くなり味が落ちます。
色は緑が鮮やかなものを。
菜の花の栄養
ベータカロテンの含有量が多く、カルシウム、鉄分。食物繊維が豊富。
貧血の予防にも
ビタミンBやCも含まれ疲労回復や美肌効果も期待できます。
菜の花の保存のコツ
乾燥を防ぐために濡らした新聞紙などの紙に包んで、冷蔵庫で保存します。
傷むのが早いので、置いておくよりは、一度に全部ゆでてしまって、サラダ、おひたし、和え物に。
菜の花のゆで方
ゆで方、菜の花1把200g、湯3カップ、塩小さじ1。塩は湯の1~2%程度
ゆでる前に水に1時間ほどつけておくと、元気になります。
茎と葉を分けて時間差でゆでるようにします。
茎が長い菜の花は2.3等分に茎と葉の部分に切りわけます。
固い茎は少し時間がかかり、上のつぼみや葉の部分は火の通りがいいからです。
根元を湯につけ、20秒程度したら葉も入れて30秒から1分程度ゆでます。
茹で過ぎると柔らかくなります。
電子レンジで菜の花のゆで方
電子レンジで菜の花をゆでる方法です。
菜の花100g(1/2把)を洗って水けのついたまま、耐熱性のお皿に乗せます。
大きければ、長さを半分に切って乗せます。
ふんわりとラップをかけるか。
電子レンジ用のフタをして、電子レンジ500wで約3分加熱します。
(固ければ少し延長を)
ゆでた菜の花、すぐに冷水につける(さらす)?つけない?
水っぽくなるので、水につけない。(少し硬めにゆでて、素早くザルに広げて冷ます)
ゆでたらすぐに冷水につけて色止めする。
料理の本で、どちらもみかけます。
水っぽさが気になる方は水にさらさずに、ザルに広げて冷ます方法がおすすめです。
水にさらす場合も短時間にします。
マジカルキッチン流菜の花の食べ方
つぼみのある穂先部分は、長めにカットして後から飾ると仕上がりがきれいです。
もちもち&とろ~りWの幸せ
あさりと菜の花、卵がホワイトソースに包まれて
鯛のあらで贅沢雑煮
菜の花を加えて緑黄色野菜の栄養もゲット
菜の花の歴史
菜の花は弥生時代に、中国から日本に入ってきました。
当時は菜の花の種から油が摂られ、灯りの油に使われていました。
実は菜の花を野菜として食べだしたのは、明治以降、比較的歴史が浅いのです。
菜の花の黄色は春の始まり
4月の川沿いの桜と菜の花の競演。
春の花、ピンクの桜と黄色い菜の花。咲く時期は菜の花のほうが先です。
川沿いや田んぼが菜の花の黄色に染まっているのを見ると春の始まりを感じます。
菜の花の明るい黄色は春の始まりを告げる色。
他にも春を呼ぶ黄色い花は、スイセン、たんぽぽ、ミモザやれんぎょうなどあります。
これら黄色いは春浅い頃、起きたばかりの昆虫たちが集まりやすい色だそうです。
人間にとっても目立つ色ですね。
春は黄色い花から始まって次第に桃や桜のピンク色などカラフルに花を咲かせていくようです。
炒飯のコツについて
炒飯は残りご飯で、ぱっと作れて、さっと食べられるところが魅力的。
そんな炒飯、パラっと美味しくするためには、コツはいくつかあります。
材料道具は前もって準備
基本はネギ、卵、ごはん。
そこにお楽しみの具として、焼き豚、鮭、シーフード、ちりめんじゃこなどなどを加えます。
にんにく、ザーサイは入れるときと入れないときあり。
基本にプラスする具は、塩気のあるもの、旨味のあるものを。
加える具によって塩加減が違ってくるので、それぞれ味付けを調節します。
また水分の多いものを具にするとパラっとしにくくなるので注意です。
道具は中華なべとお玉か木べら。
材料道具は慌てないようにすべて前もって準備万端スタート!
炒飯を炒めるのは時間勝負なのです。
中華なべは油を入れる前によく熱するのがこつ。
油はぐっと減らしたいところですが、少ないと炒めにくくパラっとしません。
冷ご飯はあらかじめ温めて
ご飯は冷ご飯OKですが、冷蔵庫の冷ご飯そのままだと固まりがほぐれにくムラになります。
冷ご飯を使う場合は、一度電子レンジなどで温めた後、粗熱が取れたものを使います。
(水分が飛ぶようにご飯にラップ、フタはしない)
まずは、お玉の背中か木べらを使ってご飯を切るように炒めます。
次にご飯を鍋に広げ、押し付けながらご飯を炒めていきます。
卵が半熟のうちにご飯を加えて卵とご飯を合わせるのもポイントです。
卵でご飯をコーティングさせる効果があります。
炒飯用のご飯は固め、水分が多くないものを
基本的に水分が多いご飯は、炒飯にはむいてません。
米の品種でモチモチ粘り気が強く水分の多いタイプ
または柔らかめに炊いたご飯だと、どんなに頑張ってもパラっとしません。
一度に炒めるご飯の量
一度に多く作ろうとすると難しくなります。2人分(ご飯300g程度)が1回。
1人分だとさらに楽に作れます。
炒飯専門店の家庭でできる炒飯のコツ
テレビ番組『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』
2019年10月3日放送の炒飯専門店の家庭でできる炒飯のコツより。
使う油をラードにするとツヤやうま味が出て美味しくなるそうです。
ご飯を炒めるときは鍋をふらないこと。
家庭のコンロの火力はプロのコンロとは違うので、鍋はふらない。
鍋を振るとコンロから鍋の底が離れることで逆に温度が下がってしまいます。
具は細かく切ると、炒飯がパラっと炒まる。
ゴマを加えるとゴマが水分を吸ってべとつかない。