つくしの佃煮

つくしの佃煮
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つくしの佃煮、春、ご飯のお供に。

まだか、まだかと春を待ち
土筆を待ち

そろそろかなと
桜を待つ

春待つ日々は
ソワソワとワクワクとすぎ

いつの間にか駆け抜けて
青葉しげる頃になるのでしょう

材料

  • つくし(ゆでて水けを切ったもの) ・・・200g
  • 酒 ・・・大さじ1と2/3
  • みりん ・・・大さじ1と2/3
  • しょうゆ ・・・大さじ1と2/3
  • かつお削り節 ・・・2.5g(かつお削り節パック1袋)
  • ごま油・・・少々

作り方

  1. フライパンにサラダ油(分量外)を熱し、ゆでてあくを抜き水けをしっかりと切った土筆を入れて強めの中火で炒めます。油がまわれば、酒、みりん、醤油、かつお節の半量を順に加えながら汁気を飛ばすように炒めます。
  2. 煮汁が少なくなれば火を止め、香りづけにごま油少々、残りのかつお節を加えます。

キッチンメモ

春の味、つくしを佃煮に。
ほろ苦さが贅沢な春の野の味。

はかま取りさえ済ませばあとは簡単。
正直、つくし採りよりもはかま取りの方が大変。

見かけは茶色、いかにもおばあちゃんの煮物色ですが、ほっとする味です。

ご飯がすすみます。
かつお節はたっぷりとどうぞ。
甘目が好きな方は、お砂糖を足して。

つくしのあく抜き方法。
塩を加えた熱湯でさっとゆでてボウルに入れた冷水にとり。
そのあとザルにあげて水けをしっかりと切ります。

コツは3つ、油で炒めて、仕上げにごま油。
油を使うことで苦味が和らぎ、ごま油でコク、風味がアップします。

かつお節を使うこと。かつお節を加えることでうま味がぐんと増します。
あればたっぷりと。
かつお節は炒める時と仕上げに加えるのもコツの一つ。

マジカルキッチン料理のTips

土筆の下ごしらえと土筆レシピ
土筆の採り方、下処理、つくしレシピ紹介。
つくしの苦味をマイルドにする料理法のコツも。

マジカルキッチン料理レシピ

ちょっと珍しい洋風な味付けのつくし料理。
他の具が入らず、シンプルなので、つくし好きにおすすめです。

つくしのペペロンチーノ風
つくしが好きな人に食べて欲しい、つくしのペペロンチーノ風炒め。
味付けはシンプルに、塩と醤油少々で。

つくしの佃煮や胡麻あえが余ったら。
炒飯にしてみてはいかがでしょうか。

つくしの炒飯
にんにくとかつお節の風味の和風炒飯。
春の味つくしを加えて春のパワー炒飯に。

定番の土筆料理なら、やっぱり卵とじ。

つくしの卵とじ
春の味、ほろ苦いつくしの卵とじ。
つくしを採ってきたらまずはこれ。

マジカルキッチン動画でレシピ

つくしの佃煮3つのコツ、炒めつつ紹介してます。

つくしの佃煮の作り方を写真で説明

土筆とかつお節

材料はゆでた土筆とかつお節。
後は家にある調味料。
いたってシンプル。

土筆を炒める

土筆を油で炒め、調味料、かつお節の半量を加えます。
汁気が少なくなるまで炒め。
仕上げにごま油とかつお節でできあがり。

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土筆の下処理(はかま取りからゆで方)

採ってきた土筆の下処理。
初めて作る場合、ゆでるの?重曹入れたりするの?
なんてよくわからなかったりしますよね。
ここでは、つくしの下処理、はかま取りからゆで方、保存法まで紹介します。

とるのは楽しいけど、はかまとりの作業は大変。
頑張っていきましょう。

つくしの下処理、あく抜きの基本作業は主に2つ。
はかまとり、ゆでて冷水につける作業になります。

  1. 【はかまとり】土筆ははかまをとって、適当に5センチくらいの長さに折りながら、水を張ったボウルに入れていきます。
  2. 【ゆでて冷水につける】塩を加えたたっぷりの熱湯でさっとゆで(アクをとるため)、ザルにあげ、水気を切ります。

採ってきた土筆の下処理その1(はかま取りをして水につける作業まで)
この作業は、つくしを採ってからその当日、遅くて翌日までにやっておきます。
つくしは時間がたつと傷みやすいためです。
とりあえず、ここまではがんばって早めに済ませておきます。

次のつくしをゆでる作業は当日忙しければ次の日に持ち越しても大丈夫です。

つくしの下処理その2(ゆでて水けを切る作業
熱湯でつくしをさっとゆでて冷水にとることでアクが抜けます。

つくしの下処理その1、はかま取り

採ってきた土筆の中で、傷んでいるもの、黒ずんでいる土筆は使わず取り除きます。
あるいは傷んだ部分のみ取り除きます。

土筆の下処理、まずは【はかま】をとります。
つくしの【はかま】とは、節についているヒラヒラの部分です。
むしればOK。(地道な作業ですが)

季節が終わりの頃の立派なつくし

つくしが大量に採れるのはうれしいけれど、はかまとりも大変。
茎が長くて立派なつくしの場合は、つくしのはかま部分の上下を折るか、はさみで切るかすると簡単です。

上の写真の黒線の部分を手で折るか。
はさみで切るかして【はかま】【茎】部分を切り分けます。
これなら簡単で指も汚れにくいです。

茎の長い、はかまとはかまの間隔が長い土筆に有効です。

ボウルにはかまを取った土筆を入れる

長いままだと食べにくいので適当に5センチくらいの長さに折りながら作業。
水を張ったボウルに入れていきます。

指や爪が黒ずんでしまうのが悲しいけれど。
この作業が終わればほっと一息です。

3回ほど水を替えて、土筆を洗います。
汚れやごみが落ちます。

次の作業で土筆をゆでます。
これはアクを抜くためです。

つくしの下処理その2、ゆでる

熱湯でつくしをゆでる

塩を加えたたっぷりの熱湯でさっとゆでます。
煮立ったお湯の中に土筆をひとつかみ加えてゆでます。
時間にすると30秒。
多い場合は何回かに分けてゆでます。

ゆでた土筆を冷水にとる

ゆでた土筆はすぐにボウルに入れた冷水にとります。
ザルにあげ、水気を切ります。

もっと苦味を抜きたいときは、ゆでたあと冷水につける時間を長くします。
水は何回かかえてください。

ゆでたつくしをすぐに使わない場合。
ふたつきの清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存
2、3日程度持ちます。
味がついていなくて、傷みやすいのでなるべく早めに使います。
または冷凍します。

ゆでた土筆を保存容器に

味をつけて冷凍保存もおすすめ。
佃煮や混ぜご飯の素にしておくといつでも食べられます。

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マジカルキッチンつくし料理

ちょっぴりほろ苦い春の味土筆の料理。
定番はやっぱり土筆の卵とじ?

土筆の混ぜご飯やお寿司もおすすめです。
たくさん採れたら、つくしの佃煮で大量消費。

余り採れなかったときは、料理の飾りとして使ったり。
他の具を入れてかさましするのがいいかもしれません。
えのきや白滝もおすすめ。

味付けは、意外とにんにくも合います。
にんにくで炒めたりナムル風にしたり。

混ぜご飯の素や土筆の佃煮は、冷凍保存してもいいですよ。
混ぜご飯やお寿司用なら1.5合分や3合分に小分けして冷凍します。

つくしの佃煮と同じ材料で作れるレシピ

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