つくしの炒飯

つくしの炒飯
にんにく風味のつくし入り炒飯

「春はひと雨ごとに
温かくなるよ」

おばあちゃんが
教えてくれた

つくしの食べ方も
教えてもらった

雨が降った後の
野原のつくし
また一段と大きくなります

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材料

  • つくし(茹でて水気を切ったもの) ・・・60g
  • ご飯  ・・・300g (ご飯2膳程度)
  • 長ねぎ  ・・・1/4本
  • 卵  ・・・2個
  • にんにくみじん切り ・・・小さじ1
  • 塩  ・・・少々
  • しょうゆ ・・・小さじ1/2
  • かつお削り節 ・・・適量
  • こしょう ・・・少々

作り方

  1. ネギはみじん切りにします。中華なべを火によくかけサラダ油大さじ2弱(分量外)をなじませます。
  2. 卵を割り入れて、お玉で大きくかき混ぜ卵をくずします。
  3. 卵が半熟のうちにご飯を加えて炒めます。ご飯がほぐれてぱらっとしてきたら、塩、にんにく、ネギ、つくしを加えて炒めます。
  4. 最後にかつおぶしを加えしょうゆ、こしょうで味をととのえます。 仕上げにもう一度かつお節をのせます。

キッチンメモ

定番のつくし料理に飽きたら、つくしの炒飯はいかが。
和風のつくし料理を作っても家族があまり食べない、なんて時にも。

かつお節入りでちょっと和風な炒飯です。

上の写真の炒飯は玄米ご飯の炒飯なので、色がより茶色です。

お好みでハムやベーコンを加えたり。
らっきょうなんかの漬物を刻んで加えてもいいですよ。

ネギは万能ねぎを使っても。

余った【つくしの佃煮】や【つくしのゴマ和え】で作っても。
塩加減は調整してください。

マジカルキッチン料理レシピ

つくしのゴマあえ
ゴマあえで春の味、つくしを味わいます。
つくしとゴマのみだから、つくしのおいしさがストレートに味わえます。
つくしの佃煮
つくしと醤油とかつお節。
今年も作るいつもの佃煮。
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土筆の下処理(はかま取りからゆで方)

採ってきた土筆の下処理。
初めて作る場合、ゆでるの?重曹入れたりするの?
なんてよくわからなかったりしますよね。
ここでは、つくしの下処理、はかま取りからゆで方、保存法まで紹介します。

とるのは楽しいけど、はかまとりの作業は大変。
頑張っていきましょう。

つくしの下処理、あく抜きの基本作業は主に2つ。
はかまとり、ゆでて冷水につける作業になります。

  1. 【はかまとり】土筆ははかまをとりながら、適当に5センチくらいの長さに折りながら、水を張ったボウルに入れていきます。
  2. 【ゆでて冷水につける】塩を加えたたっぷりの熱湯でさっとゆで(アクをとるため)、ザルにあげ、水気を切ります。

採ってきた土筆の下処理その1(はかま取りをして水につける作業まで)
この作業は、つくしを採ってからその当日、遅くて翌日までにやっておきます。
つくしは時間がたつと傷みやすいためです。
とりあえず、ここまではがんばって早めに済ませておきます。

次のつくしをゆでる作業は当日忙しければ次の日に持ち越しても大丈夫です。

つくしの下処理その2(ゆでて水けを切る作業
熱湯でつくしをさっとゆでて冷水にとることでアクが抜けます。

水を切って保存容器に入れ冷蔵庫で保存すれば3~4日保存できます。

つくし採りから下ごしらえ、詳しくは「土筆の下ごしらえと土筆レシピ」記事にあります。

マジカルキッチン料理のTips

土筆の下ごしらえと土筆レシピ
土筆の採り方、下処理、つくしレシピ紹介。
つくしの苦味をマイルドにする料理法のコツも。
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マジカルキッチンつくし料理

ちょっぴりほろ苦い春の味土筆の料理。
定番はやっぱり土筆の卵とじ?

土筆の混ぜご飯やお寿司もおすすめです。
たくさん採れたら、つくしの佃煮で大量消費。

余り採れなかったときは、料理の飾りとして使ったり。
他の具を入れてかさましするのがいいかもしれません。
えのきや白滝もおすすめ。

味付けは、意外とにんにくも合います。
にんにくで炒めたりナムル風にしたり。

混ぜご飯の素や土筆の佃煮は、冷凍保存してもいいですよ。
混ぜご飯やお寿司用なら1.5合分や3合分に小分けして冷凍します。

炒飯のコツについて

炒飯は残りご飯で、ぱっと作れて、さっと食べられるところが魅力的。
そんな炒飯、パラっと美味しくするためには、コツはいくつかあります。

材料道具は前もって準備

基本はネギ、卵、ごはん。
そこにお楽しみの具として、焼き豚、鮭、シーフード、ちりめんじゃこなどなどを加えます。
にんにく、ザーサイは入れるときと入れないときあり。

基本にプラスする具は、塩気のあるもの、旨味のあるものを。
加える具によって塩加減が違ってくるので、それぞれ味付けを調節します。

また水分の多いものを具にするとパラっとしにくくなるので注意です。

道具は中華なべとお玉か木べら。
材料道具は慌てないようにすべて前もって準備万端スタート!
炒飯を炒めるのは時間勝負なのです。

中華なべは油を入れる前によく熱するのがこつ。
油はぐっと減らしたいところですが、少ないと炒めにくくパラっとしません。

冷ご飯はあらかじめ温めて

ご飯は冷ご飯OKですが、冷蔵庫の冷ご飯そのままだと固まりがほぐれにくムラになります。
冷ご飯を使う場合は、一度電子レンジなどで温めた後、粗熱が取れたものを使います。
(水分が飛ぶようにご飯にラップ、フタはしない)

まずは、お玉の背中か木べらを使ってご飯を切るように炒めます。
次にご飯を鍋に広げ、押し付けながらご飯を炒めていきます。

卵が半熟のうちにご飯を加えて卵とご飯を合わせるのもポイントです。
卵でご飯をコーティングさせる効果があります。

炒飯用のご飯は固め、水分が多くないものを

基本的に水分が多いご飯は、炒飯にはむいてません。
米の品種でモチモチ粘り気が強く水分の多いタイプ
または柔らかめに炊いたご飯だと、どんなに頑張ってもパラっとしません。

一度に炒めるご飯の量

一度に多く作ろうとすると難しくなります。2人分(ご飯300g程度)が1回。
1人分だとさらに楽に作れます。

炒飯専門店の家庭でできる炒飯のコツ

テレビ番組『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』
2019年10月3日放送の炒飯専門店の家庭でできる炒飯のコツより。

使う油をラードにするとツヤやうま味が出て美味しくなるそうです。

ご飯を炒めるときは鍋をふらないこと。
家庭のコンロの火力はプロのコンロとは違うので、鍋はふらない。
鍋を振るとコンロから鍋の底が離れることで逆に温度が下がってしまいます。

具は細かく切ると、炒飯がパラっと炒まる。
ゴマを加えるとゴマが水分を吸ってべとつかない。

つくしの炒飯と同じ材料で作れるレシピ

料理ジャンル

器具:

季節:

国・地域:

いなり寿司

いなり寿司、遠足やお花見、家族との遠出の思い出とともに。
甘いジューシーな油揚げと酢飯で。

ザーサイと桜えびのおにぎり

普段とちょっと違う中華風おにぎり。
ザーサイと桜えびの塩気がおいしい。

つくしの田舎ちらし寿司

甘辛く煮た土筆を酢飯に混ぜて。
ほろ苦さも春のごちそうなお寿司です。

鮭とわかめの混ぜご飯(おにぎり)

鮭と乾燥わかめで作る混ぜご飯は懐かしい味。
わかめは粉々に砕くか、水で戻して作ります。