材料
- 米 ・・・3合
- いり大豆 ・・・80~100g
- 油揚げ ・・・1枚
- ちりめんじゃこ ・・・30g
- しょうゆ ・・・大さじ1と1/2
- みりん ・・・大さじ1
- 酒 ・・・大さじ2
作り方
- お米は洗ってざるにあげお釜に入れ3合の水加減にし30分程度浸水させます。(調理時間外)油揚げは二等分にし、さらに横半分に切り1センチ幅に切ります。
- お釜の水加減を3合に合わせ、しょうゆ、みりん、酒を加え、ちりめんじゃこ、油揚げ、炒り大豆を乗せ炊飯器で普通に炊きます。
キッチンメモ
いり大豆が香ばしいご飯です。
いり大豆は節分のあの豆です。
ご飯に炊きこむと柔らかくなります。
余った節分豆を美味しくリメイク。
炊飯器で普通に炊けます。
今回は電気圧力鍋インスタントポットを使いました。
圧力(高)で6分、ナチュラルリリースです(自然に圧力が下がるまで待つ)
固めが好きなら5分で。
インスタントポットの高圧モードは80kPaです。
加圧時間は圧力鍋、電気圧力鍋の機種により異なります。
お使いの機種の説明書・レシピブックの炊き込みご飯を参考に時間設定してください。
いり大豆を炊きこんだご飯は、見た目は地味だが、食べるとしみじみ滋味があるお味。
例年はシンプルに大豆のみですが。
今年は少しにぎやかに。
大豆に加えちりめんじゃこ、油揚げ入り。
味つけはほんのり醤油味です。
ちりめんじゃこに塩気があるので、それを活かして味付けします。
マジカルキッチン料理のTips
炒り大豆の香ばしい香り、噛みしめると大豆の甘さを感じます。
節分で余った炒り大豆を使うと、量は多少多かったり少なかったりしますよね。
80~100g程度あれば十分です。
必ず煎り大豆を使います。
見た目似てますが、生の大豆ではだめです。
あとゆで大豆、大豆水煮、蒸し大豆も今回は違います。
油揚げは油が気になる場合は熱湯でさっと油きりか、キッチンペーパーにはさんで油をとります。
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家で自家製いり大豆を作ってみる
煎り大豆は、家でも作れるんですよ。
売られているのと同じようにサクサク仕上がります。
上の写真の炒り大豆は家でガスの火でじっくり煎りました。
ただしかなり時間がかかります。
簡単に手順を。
一晩水に大豆を浸して柔らかくしてから、水気を切ります。
乾燥させるように数時間広げておきます。
それから気長にフライパンで焦がさないように煎ります
香ばしいいい匂いがして楽しいですが、とにかく時間がかかりました。
ちりめんじゃこの使い道、栄養
料理にちょい足しでうま味アップな食材、ちりめんじゃこ。
焼いたり戻したの調理なしで食べられるのもいいですね。
ちりめんじゃことは
いわしの稚魚を干したもの。
かたく干す前はしらす干しと呼ばれることも。
生しらす→釜揚げしらす→しらす干し→ちりめんじゃこ
矢印が進むほど水分が少なくなります
地方によって名前が違う場合もあります
ちりめんじゃこの名前の由来
ちりめんじゃこの「ちりめん」の由来
天日干しの際にしらすを一面に広げた様子が織物の「ちりめん」に似ていることから名前がつきました。
織物の「ちりめん」
風呂敷の生地でみたことあるかもしれません。
着物に使われてきた生地で、表面に細かな凹凸が見られます。
シワシワな見た目です。
なので、お肌のシワシワをちりめんじわなんて呼んだりすることも。
ちりめんじゃこの「じゃこ」の由来
じゃこは雑魚(ジャコ・ザコ)からきています。
人間に対して使うと(取るに足らない)小物と言うような意味になります。
本来は、漁などで使われ、種類の入り混じった小さい魚と言う意味です。
ちりめんじゃこの使い道
ちりめんじゃこは、そのままご飯のおともにしたり、炒飯にもよく使ってます。
卵焼きにちょっと入れたり、使い道は色々。
メイン材料にはならないけれど、味(うま味)が出て、塩気もあって。
ちょい足しに最適な食材。
- 卵焼き
- 冷奴
- 酢の物(わかめときゅうりの酢の物がおなじみ)
- 和え物(キャベツ等)
- 野菜のきんぴら
- 炒飯、おにぎり、雑炊、ふりかけ、お弁当のご飯に
- 和風パスタ、焼きうどん
洋風のハムやベーコン、ツナの和風版な感覚です。
同じく和風のかつお節と似たような感じで使えます。
野菜や豆腐等味が淡白でうま味が足りない、何か物足りない時にも活躍。
ちょい足しで美味しさアップ。
ご飯ものは、お弁当のご飯にも。
紫蘇のふりかけやわかめとちりめんじゃこを合わせた混ぜご飯も人気があります。
野菜のきんぴらは、にんじん・ピーマンのきんぴらにちりめんじゃこ。
味付けは、醤油のほか、梅干しとも相性よし。
ちりめんじゃこの栄養
小さくてもお魚丸ごと1匹。
捨てるところなく食べられます。
カルシウム、たんぱく質の他、不足しがちなビタミンDも摂れます。
他マグネシウム、亜鉛など
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きもあります。
骨粗鬆病の予防に取り入れたい食材の一つ。
気になるのは塩分ですが、確かに多いので、ちりめんじゃこだけを摂り過ぎは注意です。
ちりめんじゃこを料理に使う場合
他の味付けを控えめにし、ちりめんじゃこの塩分を活かすのがコツです。