材料
- 日本そば乾麺 ・・・1束
- 菜の花 ・・・1/2把
- 油揚げ ・・・1枚
- しょうが ・・・ひとかけ
- 青ネギ ・・・2本
- オリーブオイル ・・・大さじ2と1/2
- 酢 ・・・大さじ3
- めんつゆ(3倍濃縮タイプ) ・・・大さじ2と1/2
- しょうゆ ・・・小さじ1
- こしょう ・・・少々
- かつお削り節 ・・・少々
作り方
- そばはたっぷりの熱湯でゆで、冷水にさらし、ざるにあげ水気をきっておきます。
- 菜の花は上のお湯でさっとゆで、水にとって洗い、水気を絞って食べやすい大きさに切ります。
- 油揚げは、ガスのグリルかオーブントースターで焼き色がつくまで焼き食べやすい大きさにきります。
- 器にすりおろしたしょうが、めんつゆ、酢、こしょう、しょうゆを混ぜ合わせ、オリーブオイルを少しずつ混ぜます。そば、菜の花を加えてあえます。小口切りにしたねぎ、油揚げ、削り節をかけて仕上げます。
キッチンメモ
菜の花をお店で見かけたら、まずは菜の花のお浸し、そしてお次は?
温かい日があれば、冷たいサラダ風のそばはいかが。
マジカルキッチン人気の菜の花のそばサラダ。
たっぷりと主食として食べてもいいし、少しずつ盛りつけてもいいですね。
そばのサラダは、菜の花の季節以外は、カイワレ等のスプラウトや千切りのきゅうりなどなど加えて楽しめます。
おそばが余ったときにも。
菜の花とパスタの組み合わせも人気です。
春らしくアサリをあわせて。
菜の花について
春に黄色い花を咲かせる菜の花
野菜として食べる時は、茎やつぼみの部分をいただきます。
独特のほろ苦さや香りを持つ菜の花。
冬から春にかけて旬をむかえる野菜です。
鮮やかな緑色で食卓に春を呼び込み、華やかに彩ってくれます。
栄養もカロテンやビタミンが豊富に含まれています。
菜の花の選び方について
つぼみが固くしまって密集して、花がひらいていないものが新鮮です。
時間がたつと、花が咲き固くなり味が落ちます。
色は緑が鮮やかなものを。
菜の花の栄養
ベータカロテンの含有量が多く、カルシウム、鉄分。食物繊維が豊富。
貧血の予防にも
ビタミンBやCも含まれ疲労回復や美肌効果も期待できます。
菜の花の保存のコツ
乾燥を防ぐために濡らした新聞紙などの紙に包んで、冷蔵庫で保存します。
傷むのが早いので、置いておくよりは、一度に全部ゆでてしまって、サラダ、おひたし、和え物に。
菜の花のゆで方
ゆで方、菜の花1把200g、湯3カップ、塩小さじ1。塩は湯の1~2%程度
ゆでる前に水に1時間ほどつけておくと、元気になります。
茎と葉を分けて時間差でゆでるようにします。
茎が長い菜の花は2.3等分に茎と葉の部分に切りわけます。
固い茎は少し時間がかかり、上のつぼみや葉の部分は火の通りがいいからです。
根元を湯につけ、20秒程度したら葉も入れて30秒から1分程度ゆでます。
茹で過ぎると柔らかくなります。
電子レンジで菜の花のゆで方
電子レンジで菜の花をゆでる方法です。
菜の花100g(1/2把)を洗って水けのついたまま、耐熱性のお皿に乗せます。
大きければ、長さを半分に切って乗せます。
ふんわりとラップをかけるか。
電子レンジ用のフタをして、電子レンジ500wで約3分加熱します。
(固ければ少し延長を)
ゆでた菜の花、すぐに冷水につける(さらす)?つけない?
水っぽくなるので、水につけない。(少し硬めにゆでて、素早くザルに広げて冷ます)
ゆでたらすぐに冷水につけて色止めする。
料理の本で、どちらもみかけます。
水っぽさが気になる方は水にさらさずに、ザルに広げて冷ます方法がおすすめです。
水にさらす場合も短時間にします。
マジカルキッチン流菜の花の食べ方
つぼみのある穂先部分は、長めにカットして後から飾ると仕上がりがきれいです。

もちもち&とろ~りWの幸せ

あさりと菜の花、卵がホワイトソースに包まれて

鯛のあらで贅沢雑煮

菜の花を加えて緑黄色野菜の栄養もゲット
菜の花の歴史
菜の花は弥生時代に、中国から日本に入ってきました。
当時は菜の花の種から油が摂られ、灯りの油に使われていました。
実は菜の花を野菜として食べだしたのは、明治以降、比較的歴史が浅いのです。

菜の花の黄色は春の始まり
4月の川沿いの桜と菜の花の競演。
春の花、ピンクの桜と黄色い菜の花。咲く時期は菜の花のほうが先です。
川沿いや田んぼが菜の花の黄色に染まっているのを見ると春の始まりを感じます。
菜の花の明るい黄色は春の始まりを告げる色。
他にも春を呼ぶ黄色い花は、スイセン、たんぽぽ、ミモザやれんぎょうなどあります。
これら黄色いは春浅い頃、起きたばかりの昆虫たちが集まりやすい色だそうです。
人間にとっても目立つ色ですね。
春は黄色い花から始まって次第に桃や桜のピンク色などカラフルに花を咲かせていくようです。