材料
- 鶏むね肉 ・・・370g
- 塩 ・・・少々
- こしょう ・・・少々
- はちみつ ・・・小さじ1
- にんにくみじん切りまたはおろし ・・・小さじ1強
- しょうが ・・・ひとかけぶん
- しょうゆ ・・・大さじ2
- 酒 ・・・大さじ1
- みりん ・・・大さじ1
作り方
- 鶏肉は余分な脂肪を取り除きます。観音開きにして厚みのある部分には切れ目を入れます。(または叩いてのばす)フォークで全体に穴をあけます。塩を片面にひとつまみずつまぶし、はちみつ、こしょうも両面にすりこみます。
- 鶏を皮を下にして横長に広げ手前からきつく巻き、巻き終わりを楊枝数本でとめます。(横向きに縫うように)
- タレ作り、耐熱性の皿(ふちがあるもの)に器ににんにく、しょうが、しょうゆ、酒、みりんを加えて混ぜます。巻いた鶏を転がしてタレをからめます。
- レンジ用のフタかラップをふんわりとかぶせ、電子レンジ500wで3分加熱し、裏返しフタをして再度レンジで2分半加熱、そのまま粗熱が取れるまで冷まします。
キッチンメモ
タレがおいしいと評判の「鶏のチャーシュー風」です。
このタレ、家にある調味料で作れるところもいいですよ。
鶏胸肉1枚あって、何作ろうかと思ったとき、すぐに作れます。
作り置きにもなって便利。
鶏の観音開きさえできれば後は簡単。
巻くのも手間ではないです。
正直、フライパンで照り焼きチキンを作るより楽。
一時期レンジで作る「鶏のロール巻き」に凝っていたころがありました。
それは塩とはちみつ、こしょうをもみこんで、開いた鶏肉の真ん中に具を何か入れて巻いてレンジで加熱。
シンプルで作り置きにもなって便利なのです。
マジカルキッチン料理レシピ
![](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/05/renjichickenroll-320x240.jpg)
何拍子もそろった優秀鶏むねレシピです。
これに飽きたとき作ったのが醤油ダレのこちらの鶏チャーシュー。
これもなかなかのヒット作。
やっぱり甘辛醤油味ってのはしみじみいいですねぇ。
もちろん、にんにく、生姜も美味しいタレの秘密。
加熱後はフタをしたまま粗熱が取れるまでそのまま。
余熱も利用します。
鶏チャーシューのポイント
一番のポイントは、全体の厚みを均一にした観音開きにすること。
これができないと、火の通りがそこだけ悪くなります。
このコツについては下の「鶏の観音開き、部分的に厚みがあったら?」に書いています。
ロールにする際もなるべく、同じ太さになるように。
(手を使ってなんとか、形に!)
見た目をきれいに作るコツは。
鶏の皮をなるべく広げながら作ること。
切るのは完全に冷めてからの方が切りやすいです。
その間、何度かチャーシューを転がしてタレにからめるようにしてます。
タレは一晩置くと鶏のゼラチン質が固まって自然にとろみがつきます。
すぐに食べたい場合は、タレのとろみが薄いので。
タレのみ、ラップなしでレンジに1分から1分半程度かけて煮詰めてやります。
鶏むね1枚300g程度の時のレンジの加熱時間。
3分加熱し、取り出して裏返して、再度レンジ加熱2分程度でOKです。
タレの分量は同じでも大丈夫です。
付け合わせたっぷりくわえてください。
マジカルキッチン動画でレシピ
レンジ鶏チャーシューの作り方を写真で説明
鶏肉を観音開きにして、厚みのある部分に切れ目を入れて平らにします。
こうすることで巻きやすくなります。
![鶏を開く](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/05/renjichickenroll-t02-800x600.jpg)
鶏胸肉を開いて大きく。
![厚みがある部分をたたく](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/05/renjitorichashu-t01-800x600.jpg)
今回は鶏肉が大きくて、厚みのある部分がありました。
その部分にラップを広げて、すりこ木で叩いて厚みを薄くしました。
![ロールに巻く](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/05/renjitorichashu-t02-800x600.jpg)
楊枝を使って肉の巻き終わりの部分をとめてます。
![タレを作る](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/05/renjitorichashu-t03-800x600.jpg)
タレの材料を混ぜます。
耐熱性の皿、ある程度縁に高さのあるものを用意。
![フタをしてレンジ加熱](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/05/renjitorichashu-t04-800x600.jpg)
レンジ用のフタかラップをふんわりとかぶせレンジ加熱。
鶏の観音開き、部分的に厚みがあったら?
1枚の鶏肉、真ん中に1本切れ目を入れて左右に開けば大きな鶏肉になります。
厚みも薄くなったので、火の通りもよくなります。
この開き方を観音開きといいます。
鶏を巻いてロール状にするときもこの開き方で。
他にも照り焼きチキン、チキンソテーなどにも使われます。
観音開きのポイントは。
厚みを均一にすること!
部分的に厚いところがあると、そこだけ火の通りが悪くなります。
鶏肉が大きい時は、なかなか均一に開けないんですよねぇ。
出来上がりカットしてみると、その部分が生なんてことも。
これ結構ショックなんですよね。
鶏の照り焼きの時とか、やったー見た目最高!
なのに切り分けると、真ん中が生なんてことありました。
なので切る段階で厚みをなるべく均一にを心がけて。
厚い部分には切れ込みをいれたりも。
あとひと手間かかりますが、簡単な方法が。
上から叩いてのばす方法。
![叩いてのばす](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/05/renjitorichashu-t01-800x600.jpg)
厚みのある部分にラップを広げ、めん棒やすりこ木で叩きます。
すると厚みが薄くなって、他の部分とちょうどよく均一に。
これで安心ですね。
レンジ加熱とラップの注意点
ラップを使ってレンジ加熱する際、ラップと鶏がくっつくとラップが溶ける場合があります。
温度と鶏の油によるものだそうです。
耐熱温度の高いラップを使うか、ラップが鶏に接しないようにしてください。
鶏チャーシューアレンジ
![インゲンを巻いた鶏チャーシュー](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2017/10/renjitorichashu02.jpg)
開いた鶏肉にさやいんげんを数本乗せて巻いた鶏チャーシューです。
おせちの準備、時間がなかったけれどなにか1品鶏料理が欲しかったので超特急で作りました。
冷めてもおいしいので助かります。