材料
- 鮭切り身 ・・・1枚
- ご飯 ・・・2合分
- 高菜漬け ・・・70g
- 酢 ・・・大さじ4
- 砂糖 ・・・大さじ2
- 塩 ・・・小さじ1/2
- 白ゴマ ・・・適量
作り方
- 鮭は塩少々をふり、魚焼きグリルなどで焼き、皮、骨を取り除き、身をほぐしておきます。高菜漬けはみじん切りにします。砂糖、酢、塩は混ぜあわせてすし酢を作ります。
- 炊きたての熱いご飯に、すし酢を回しかけてすし飯を作ります。
- すし飯に1の鮭と高菜漬けを混ぜ、ゴマを散らします。
キッチンメモ
焼いた鮭で作るお手軽な混ぜ寿司。
家庭で作る簡単お寿司の代表選手です。
ハレの日のお寿司は気合を入れて、お米に昆布を入れて炊くし、具も豪華なものを用意。
けれど普段、ちょっとお寿司でも食べたいなぁと言う時は、家にあるもので気軽に作ってます。
今回は冷蔵庫の片隅で忘れられがちな高菜漬けを加えました。
他の漬物でも試してみてください。夏は生姜やミョウガの甘酢漬けもさっぱりします。
同じような材料でも手まり寿司にすると可愛らしいお寿司になります。
ラップでキュッと可愛く手まり寿司。家にあるものでOK。
余った漬物で
せっかく作った、買った漬物なのに、余らせてしまうこと事ありませんか。
たくあん、キムチや高菜漬けなどなど、余った漬物のりメイク術考えます。
刻んで調味料がわりに
漬物は塩気、旨味があります。出しが出るので、調味料がわりに使えます。
たとえば、炒め物に加えたり。炒飯や混ぜご飯に。卵焼きに混ぜ込んでも。和風パスタにも。
豚と高菜漬けは相性がいいので炒めて常備菜に。
置いておいた酸っぱいキムチも火を通すと酸味が和らぎます。
スープや鍋物に使っても。
余りがちな食材、料理を変身させて気分一新もう1品。
リメイク料理術、おすすめテクニック
調理法別、食材別リメイク術、具体例を紹介
マジカルキッチンリメイク料理特集コーナー
お手軽混ぜ寿司のアレンジ
酢飯さえ作れば簡単にできるから、色々アレンジしてみたくなります。
焼き鮭を干物に
鮭はアジなどの干物で作ってもおいしいです。
薬味、漬物を変える
薬味に大葉やみょうがを刻むと、よりさっぱり風味に仕上がって特に夏にぴったりの混ぜ寿司になります。
ミョウガや生姜の甘酢漬けを刻んでも。
お酢をアレンジ
お酢を減らして、その分レモン汁やゆず、かぼすなどの柑橘の絞り汁を加えると、香りの良い酢飯に。
ミョウガ、生姜の甘酢漬けの漬け汁を加えても違った風味が味わえます。
酢飯について(寿司飯)
マジカルキッチンでは酢飯のご飯をよく作ります。
酢飯の上に具を乗せた簡単寿司どんぶりを作ったり。
干物や鮭を焼いて簡単な混ぜ寿司を作ったり。
酢飯はさっぱりしているので、特に夏にいいですね。
食欲の落ちる時期でも、酢飯のご飯なら不思議と食べられます。
お好みで酢の一部を柑橘の絞り汁にしても香りがよくなります。
レモン汁、オリーブオイル等を使うと洋風の具にぴったりサラダ寿司風の酢飯になります。
酢飯(寿司飯)の調味料の割合について
- 基本タイプの酢飯
- 米1合にたいして、酢大さじ2~2弱、砂糖大さじ1弱~大さじ1強、塩小さじ1/3~1/4
- 甘さ、塩分控えめタイプの酢飯
- 酢大さじ2~2弱、砂糖小さじ2、塩小さじ1/8
- 2合の酢飯(約660g)
- 酢大さじ4、砂糖大さじ1と2/3~大さじ2、塩小さじ1/2~小さじ1弱
- 3合の酢飯
- 酢大さじ6、砂糖大さじ3~4、塩小さじ2/3~小さじ1と1/2
ちらし寿司、いなり寿司には甘目の味付けの方が合います。
酢飯の味付けは、地方や世代によって好まれる味に差があります。
もっと砂糖多めの甘い味が好まれる地方も多いです。
自分や家族の好みに合わせて調節してください。
市販の寿司酢を使わず家で作ると、調節できるのがいいところ。
季節や体調、材料によって割合を変えてもいいですよ。
酢飯の炊き方
ご飯は炊きたて熱いものをつかいます。
お米を炊く時水を少し減らして固めに炊きます。
お祭りやお祝いの時など、気合を入れて作りたい時
昆布10センチのもの1枚、酒も3合で大さじ1加えて炊きます。
酢飯の作り方
寿司桶があれば使い、なければボウルに炊いたご飯をすぐに取り出します。
お釜の中でそのまま作業してもOK
酢をご飯にかける時は、必ず熱いご飯に酢を加えます。
ご飯が冷えていると酢を吸い込まずにベタついた酢飯になります。
ご飯と酢を混ぜるときは、なるべく粘りを出さないようにします。
米粒を潰さないように、押し付けたり、力を入れたりせずに、切るように混ぜます。
混ざってからウチワであおいで余分な水分を飛ばします。
ウチワであおぐ際は左右にあおぎます。
粗熱が取れるまでフタをせずに置いておきます。
作り方を写真で説明
酢、砂糖、塩を混ぜて寿司酢を作ります。
酢を2,3回に分けてまわしかけ、そのつど、米粒を押し付けたり潰さないようにして混ぜます。
酢飯をうちわで扇ぎます。こうすることで酢飯の余分な水分を飛ばして、ベタつきを防ぎます。