材料
- 米 ・・・3合
- 乾燥くちなしの実 ・・・1個
作り方
- クチナシの実は二つに割りお茶パックに入れ、熱湯200mlを注ぎ冷まします。
- お米は洗ってざるにあげお釜に入れ3合の水加減(1のクチナシの汁も合わせて)にし30分程度浸水させます。(調理時間外)1のお茶パックのクチナシの実も乗せて普通に炊飯器で炊きます。
- 炊き上がったらお茶パックを取り除き、そっと全体をしゃもじで混ぜます。
キッチンメモ
きれいな黄色のご飯がうれしいくちなしご飯。
塩気や具は入れていないシンプルなもの。
ですが、見た目華やかなので、見ているだけでテンションアップです。
黄色を濃くしたい場合は、くちなしの実を2個入れてください。
カレーのご飯やワンプレートランチのご飯としてもいいですね。
アレンジするなら、炊きあがりお釜に塩少々、バターを1切れ加えて蒸らします。
バターライス風のくちなしご飯になります。
くちなしご飯は、黄飯として郷土料理になっている地方もあるそうです。
作り方もそれぞれあって、もち米、黒豆を入れておこわで楽しむ地方も。
作り方を写真で説明
お湯で色を出したくちなしです。
お茶パックに入れて作業すると楽にできます。
クチナシの実について
クチナシの実は、黄色い染料、食品の着色料として古くから活用されてきました。
お正月の栗きんとんを作る際、黄色く色付けされるのに使われるのが有名ですね。
パッと鮮やかな黄色になります。
たくあん、栗の甘露煮の黄色もくちなしの色です。
お菓子作りなら、芋ようかんを作ったり、スイートポテトを作る際に加えると色がきれいです。
古くから漢方薬としても利用されています。
そんなくちなしの実はどこで手に入るのか?
近所のスーパーでも売られています。
調味料売り場、スパイス売り場にあります。
クチナシの実を自家製で
くちなしは6月から7月に香りのよい白い花をつけます。
10月から11月に実が赤黄色になります。
これを採って洗って水気をふいて、ザルや網などに入れて日陰で乾燥させます。
クチナシの実の水分が飛んで軽くなりしわしわになれば出来上がり。
一緒に乾燥剤を入れて保存すると長く保存できます。