モダン焼き

モダン焼き
お好み焼きと焼きそばが楽しめるモダン焼き

【おうちお好み焼き三か条】

その一、始めにテーブルに材料を全部そろえておく
これで入れ忘れなしで安心

その二、お好み焼きのカットでもめない
ピザ風の放射線状VS格子状カット派

その三、ひっくり返すとき失敗してもあわてない
崩れてもそーっと形を整えればOK

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材料

  • 薄力粉 ・・・100g
  • だし粉 ・・・少々
  • 塩  ・・・少々
  • 水 ・・・140ml
  • 卵 ・・・2個
  • 豚小間切れ肉  ・・・100g
  • 紅ショウガみじん切り ・・・大さじ1
  • キャベツ ・・・250g
  • 焼きそば麺 ・・・1袋
  • アミエビ  ・・・大さじ2
  • 万能ねぎ  ・・・1本
  • 中濃ソース  ・・・適量
  • こしょう  ・・・少々

作り方

  1. ボウルに粉、だし粉、塩、水を加えてよく混ぜ合わせもったりした生地を作ります。
  2. キャベツは粗みじん切りにネギは小口切りに、焼きそば麺は2等分にカットしておきます。
  3. 1のボウルにキャベツ、ネギ、紅ショウガ、アミエビ、卵を落として下から上に空気を含ませるように柄の長いスプーンでサクサクと混ぜます。(混ぜすぎない)
  4. ホットプレートを200℃に余熱しておき、サラダ油をなじませ、生地の2分の一の生地をスプーンで丸く広げ、中央部分の生地は少しへこませ気味にして焼きます。温度は少し落とします。(フライパンの場合は中火)
  5. ホットプレートの空いている場所に焼きそば麺の半量を入れて炒め、ソース、こしょうで味をつけます。
  6. お好み焼きの裏側に焼き色が付き周りの生地がカリッとしたら(ここまで5~6分焼く)豚肉を乗せ、5の焼きそば麺も広げながら乗せます。
  7. 裏返してフタをして約5分焼き軽く焼き色を付けます。 フタを取り再度裏返して2分程度水分を飛ばすように焼き(フタはしない)、皿に取ります。 お皿に盛りつけソース、かつお節、マヨネーズ、青のり等トッピングします。 ホットプレートが汚れていればきれいにして油をなじませ、もう一枚を同じように焼きます。

キッチンメモ

焼きそばが入ってボリューム満点のモダン焼き。
お好み焼き屋さんやスーパーの総菜コーナーでも人気。
家で作ると好きな具が入れられるし、何といっても安上がり。

ボリュームがあるから、やっぱり青春の味【モダン焼き】
基本お好み焼きの豚玉を作るのと同じです。
炒めて軽く味をつけた焼きそばを乗せるだけ。

麺を乗せるので焼き時間は普通の豚玉よりも長めにじっくりと焼くようにします。

モダン焼きをカットした断面もなかなか立派。
きれいにお好み焼きの上に焼きそばがのって層になっています。

アミエビはサクラエビでももちろんOK。
アミエビは、サクラエビよりずっと小さくてリーズナブルな価格なので、お好み焼きや卵焼きによく使っています。
【ハナエビ】と言う名前でも見かけます。

上の写真のお好み焼きは具を刻むのにフードプロセッサーを使っています。
キャベツを刻むのが楽。

卵を具に追加するたまご乗せのモダン焼きもおすすめです。

手順7の時にホットプレートの空いたスペースに卵を割りほぐします。
黄身を少し崩して半熟のうちに卵の上に生地を移動させてのせます。
ひっくり返して一番上に卵がきて完成です。

卵はすぐに火が通るので、あまり早くから目玉焼きを作ると焼きすぎになります。

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レシピを写真で説明

ひっくり返したモダン焼き

焼きそば、豚を乗せたモダン焼き生地をひっくり返したところです。
ひっくり返したらフタをして焼きます。

ホットプレートやフライパンの温度火加減は、様子を見ながら調節します。
焦げそうなら火を弱めたり、温度を下げます。

モダン焼き作りの流れ

モダン焼き作りの大まかな手順を書きました。

粉と水を混ぜて生地を作る→具を加えたお好み焼き生地を作る

ホットプレートに生地を丸く広げて5~6分焼く
その間にホットプレートのあいた場所で焼きそばを炒める

お好み焼きの上に焼きそば、豚肉を順に乗せる

裏返してフタをして5分程度焼く

フタを取って再度裏返す→フタを外したまま2分程度焼いてカリッとさせてできあがり。

【こて】2枚でひっくり返すと楽

ホットプレートでお好み焼きを作るとき便利なもの。
大きめの【こて】2枚。

フライパンで作るときはフライ返し1本でひっくり返してます。
ホットプレートの時は2つで返すと、ひっくり返しやすいです。

素材はホットプレートの場合、金属製はホットプレートに傷をつけやすいので、傷をつけない素材を。
マジカルキッチンでは100円ショップで買った木製のこてを使ってます。
これがあるとひっくり返しやすいんです。
家にあるフライ返し等でもいいのですが、2つ使うと楽になります。

広島風お好み焼きを作るときも便利。

フライパンで作る場合

フライパンで作る場合は、先に焼きそば麺を炒めておきます。
フライパンに油をひいて麺を炒めソースとコショウで味つけして、取り出します。
上のフライパンをきれいにして、次にお好み焼きを焼きます。

あるいは別のフライパンを用意してお好み焼きを焼きます。
焼きそばを炒めるのにフライパンを使うのが、面倒な時。
電子レンジを使って加熱してもOK。

お好み焼きの基本的なポイント

粉に水を加えて混ぜるときはしっかりとよく混ぜて、もったりした生地になるまで混ぜます。

キャベツの切り方は粗みじんがおすすめ。

ただし、歯の弱いお年寄りには、細かく刻んで。(フードプロセッサーが楽)
その場合は加えるだし汁(水分)を減らします。

生地にキャベツ、卵等の具を加えてからは、柄の長いスプーンで混ぜます。
グルグルと混ぜずに、空気を含ませるように下から上にサクサクと混ぜます。
お好み焼きがふんわりと焼きあがります。

【NHK ためしてガッテン】
お好み焼き 天ぷら ホットケーキ 夢のふわふわサクサク粉ものSPの回
2019年8月21日の放送。
お好み焼きのグルテン、達人にならうふわっとしたお好み焼きの作り方が紹介されました。

その際、上のようにお好み焼き生地の混ぜ方は粉と水はしっかりと。
具を加えてからは、さっくりとと解説がありました。

野菜を生地に加えてから時間がたつと野菜の水分が生地に出てきます。
野菜を生地に加えたら時間をおかず焼くようにします。

2枚目を焼く際に、生地に水分(野菜から出てくる)が出たら。
粉を足して応急処置。(たくさん加えない事)

焼くときにヘラやフライ返しで上からギューっと押さえつけないこと。
押さえつけるとふっくら焼けません。

マジカルキッチン料理のTips役立つコラムページ

お好み焼きのだし、生地、焼き方の基本
マジカルキッチン料理のTips。お好み焼き生地の作り方、混ぜ方。材料の選び方。
お好み焼きに加えるだしの出る素材、自家製のだし粉について紹介。
フードプロセッサーでお好み焼き
マジカルキッチン料理のTips、フードプロセッサーでお好み焼きの具を上手に刻むコツを紹介します。
刻み過ぎに注意して、時短クッキング。
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モダン焼きについて

モダン焼きとは、麺の入ったお好み焼き。
麺入りのお好み焼きには、広島風お好み焼きもあります。
麺入りというよりは、正確には麺を挟んだお好み焼きになりますね。

両者は生地が違います。
広島風お好み焼きでは、小麦粉を水で溶いた生地に具は混ぜません。
粉と水の生地を鉄板に丸く広げて焼き、上にキャベツや麺等の具を乗せていきます。
裏返してじっくり焼くことで具が蒸し焼きになります。
出来上がりは一般的に小山のようにこんもりしています。

モダン焼きでは関西風の生地の上に焼きそば麺を乗せて焼きます。

どちらも麺が入ることでお手軽にボリュームがアップ。
若い人や男性に人気があるのも納得です。

モダン焼きの発祥は大阪で1970年代。
元祖ご当地グルメです。

モダン焼きと同じ材料で作れるレシピ

料理ジャンル

器具: /

季節:

国・地域: /

広島風お好み焼き

基本の広島風お好み焼きの焼き方を写真入りで詳しく紹介します。
お店顔負けの広島風お好み焼きをご家庭で。

ニラとキムチの広島風お好み焼き

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納豆の栄養がとれる納豆お好み焼き。
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豚玉キムチのお好み焼き

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