材料
- 洗いらっきょう ・・・1キロg
- 酢(または黒酢) ・・・600ml
- あら塩 ・・・50g
- 砂糖 ・・・220g
- 輪切り赤唐辛子 ・・・2本分
作り方
- 唐辛子はヘタを取って種を取り小口切りにします。鍋(アルミ以外の鍋)に甘酢漬けの調味料(酢、塩、砂糖)を加え、ひと煮立ちすれば火を止め冷まします。
- らっきょうは軽く水洗いしザルにあげて水けを切ります。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かしザルごとらっきょうを10秒程度ひたし、湯を切り、自然に乾かします。
- 殺菌して乾かしておいた瓶にらっきょう、唐辛子を詰めます。甘酢液を瓶に注ぎます。漬けてから5日程度はらっきょうが浮きやすいので、瓶を一日数回上下にかえして全体を液につけます。(または落としラップをする、ラップはらっきょうが沈んだら取り除く)冷暗所か冷蔵庫で保存。
キッチンメモ
らっきょうが出回る季節に作り置きしたい定番のらっきょうの甘酢漬け。
市販のらっきょう酢を買わなくても、らっきょうの漬け汁は簡単。
家にある材料で甘酢が作れますよ。
ちなみにらっきょうの漬けるのに作った甘酢が余っても大丈夫。
酢の物等に大活躍します。
塩漬けしてから作る方法もありますが、今回は塩漬け不要。
簡単に作れる方法で、カリカリに漬かりますよ。
容器はらっきょう1キロで約1.8~2リットル瓶が目安
昔は果実酒用の大きい瓶に漬けてましたが、最近は小分けして漬けてます。
以前より酢の割合を増やしたためその分砂糖の割合が減りました。
このくらいの甘みでちょうどいいかなと思います。
マジカルキッチン料理レシピ
アレンジ、醤油、酢に漬けたらっきょう。
甘酢漬けを作るついでに1本いかが。
そのままでも、料理に使っても。
マジカルキッチン季節の特集
初夏から夏は保存食作りの季節ですね。
しょうがに梅にみょうがに夏野菜。
初夏から夏のおいしい保存食、作り置きレシピを紹介します。
マジカルキッチン動画でレシピ
youtubeのプレイリストになります。
簡単らっきょうの甘酢漬けの作り方を写真で説明
らっきょうの甘酢漬けの漬け汁の材料。
シンプルだけどいい味します。
甘酢の材料を鍋に入れて、砂糖、塩を溶かします。
冷ましておきます。
らっきょうは軽く水洗いしてザルにあげて水けを切ります。
熱湯を回しかけるか、熱湯にひたします。
湯をきって、自然に乾かします。
ケトルを買い換えたら、ケトルの口が細くて、たっぷりとお湯がかけにくかったので、湯をかけるよりも、湯につける方法の方がおすすめです。
鍋にたっぷりの湯を沸かしザルごとらっきょうを10秒程度ひたします。
らっきょうが汁から飛び出ないようにラップをクチャっと丸めたラップをのせます。
らっきょうが汁に沈めばラップをとりのぞきます。
らっきょうの保存
漬けたラッキョウは、浅漬けなら、1週間程度で食べられるようになります。
しっかり漬けたものは、3週間後から。
それ以後の保存は冷蔵庫がおすすめです。(歯ごたえが残りやすくなります)
保存状態によりますが、1年程度日持ちします。
瓶はインスタントコーヒーの瓶を活用。
約600ml瓶、約300ml瓶に1本ずつ
1キロで計4本できました。
瓶かららっきょうを取り出すときは、必ず清潔な乾いた箸やスプーンで。
漬ける瓶については、ページ最後の方に、「らっきょう漬けの鍋や瓶について」の所にあります。
市販の洗いらっきょうの選び方と漬け方のコツ
今回は市販の洗いらっきょうを使いました。
市販の洗いらっきょうは下処理済で便利。
らっきょうの皮むきも必要なく、根と茎の部分が切り取ってあります。
薄皮も取り除いた状態で、薄い塩水で洗ったらっきょうになります。
塩漬けらっきょうを使って作ってもOK。
その場合は塩抜きしてから使います。
土付きらっきょうで作る場合の下処理は下に。
市販の洗いらっきょうの選び方
らっきょうの上下である、茎と根。
そのの部分を多く切り取っているものでなく、少な目にカットしているものを選びます。
つまり形が短めで丸っこいタイプよりも、ちょっと長さのあるしずく型?なタイプ。
その方が、シャキっと漬かります。
深く切ったものは甘酢が染み込みすぎるのです。
買って来た洗いらっきょうは、軽く水洗いしてザルにあげて使います。
その後熱湯を回しかけるか、熱湯の鍋にザルごと10秒程度つけます。
(熱湯を沸かした鍋にザルごと10秒程度つける方法の方が確実でやりやすい)
この作業は、らっきょうの殺菌、歯触りをよくする、水切れをよくする等の効果があります。
塩漬けらっきょうの場合
塩抜きが必要になります。
数時間から一晩水につけておきます。
水は何度かとりかえます。
一つかじってみて、ほんのり塩気を感じる程度に塩抜きします。
塩抜き後は手順3から同じように進めます。
市販の洗いラッキョウも、つける前に、一つかじってみて塩加減を確認。
塩気が強い場合は、塩抜きが必要になります。
漬けてから5日程度はらっきょうが浮きやすいので、瓶を一日数回上下にかえして全体を液につけます。
または落としラップをします。
落としラップって?
ラップを使うのは、らっきょうが汁から飛び出るのを防ぐため。
らっきょうを押さえるために漬け汁表面に接するようにラップをのせます。
らっきょうが沈んだらラップは取り外してください。
土付きらっきょうについて
土付きらっきょうは一日で芽がのびます。
買ってきたらなるべく早く作業します。
購入するさいも、芽が伸びていないものを選びます。
さて、土付きらっきょうの場合は下準備が必要です。
らっきょうは1粒ずつばらしながら水洗いします。
水の中でもむようにして洗って薄皮をむきます。
ザルにあげて水を切ります。
残った薄皮は手でむきます。
茎と根を切ります。
もう一度水洗いします。
黒酢漬けらっきょう
実は去年2022年に初めて黒酢で漬けて、おいしかったんですよ。
普通の甘酢らっきょうも漬けて2種類食べ比べました。
さすが黒酢で漬けたものはコク味があります。
そして酸味がマイルド。
でも、普通の甘酢漬けのらっきょうは、白く漬かるので、料理にも使い勝手がいいんですよね。
やっぱり両方つけたくなります。
カリカリのらっきょうにするコツ
歯ごたえのよいらっきょうっていいですよね。
カリカリに漬けるコツ。
カリカリの食感を長く楽しみたい(どうしても長く漬けると歯ごたえは、失われていきますが)ときのコツです。
まず、芽先、根の部分を切り落とすとき。
深く切り過ぎると甘酢が染み込み過ぎてカリカリにならなくなります。
(ただし、根の部分の切り落としが薄すぎても固くてイマイチ)
なので、市販の塩漬けらっきょうも同じです。
根と芽の部分をかなり切ってあるものは、歯ごたえがシャキッとしにくくなります。
もう一つは、らっきょうの保存場所。
作ってしばらく(3週間程度は)冷暗所で。
その後の保存は、冷暗所でも持つのですが。
冷蔵庫で保存したほうがシャキシャキ感が残りやすくなります。
らっきょう漬けの鍋や瓶について
らっきょう作り、まず必要になるのがビンの消毒です。
不十分だとカビや腐敗の原因になります。
ビンの消毒方法について迷ったら。
マジカルキッチン料理のTips
マジカルキッチンお菓子、料理のTipsコツ、アイディア編。
今回は保存食や常備菜、ジャムや果実酒、シロップ等を保存する際の注意点。
煮沸消毒、アルコールでの殺菌についてです。
乾いた清潔なビンを用意
台所用のアルコール除菌スプレー(ない場合はホワイトリカー)を使って殺菌しています。
業務スーパーの「除菌アルコール78」を使ってます。
甘酢を作る時の鍋や保存容器
酢を使った保存食なのでアルミ製品は不可。
鍋は酸に強いホウロウやステンレスを。
容器選び、匂いが残るのが悩み
らっきょうやニンニクを保存する容器は悩みますね。
なんといっても、匂いが強烈に残るんです。
使い捨ての容器にするか、しっかりした保存瓶にするか。
保存瓶にする場合、ガラスの部分は洗えば匂いは消えて、再利用できます。
でも、ゴム製のパッキン部分の匂いは洗ってもとれません。
パッキンが別売りな商品もあります。
あと、瓶についてはフタのサビに注意。
酢に漬けたり酸っぱい保存食は酸性なので、ビンのフタがさびることがあります。
使い捨てにする場合は、インスタントコーヒーの空き瓶がおすすめです。
ふたもプラスティック製でさびることもないですよ。
(広口のものが使いやすい)
マジカルキッチン料理のTips
様々な保存容器に材質も形もいろいろ。選び方、実際に使って分かった点など取り上げます。
らっきょう漬けを使った料理
作ったらっきょう、そのままカレーの付け合せにいいですね!
でも、それ以外にも使い道はいろいろ。
玉ねぎやピクルスのかわりと考えると使いやすいです。
炒め物や炒飯、刻んでタルタルソース、ドレッシングにも。
らっきょうを漬けた漬け汁もうま味が溶けだして、なかなかの調味料に。
こちらも酢の物、ドレッシング等に活躍します。
もう一品に困ったらコレ! 鯖缶とらっきょうの簡単和え
冷蔵庫の余ったあれで、絶品ドレッシングが簡単に作れちゃう魔法のレシピ
普段のおやつやハロウィンに
家に常備してあるものを上手に使って和風サラダを
なんにでも合う万能ドレッシング、食べるドレッシングです。
らっきょう甘酢漬けの活用アイディア集。
【万能調味料】らっきょうの甘酢漬けを余すことなく活用しよう!