材料
- 舌平目(下処理済みのもの) ・・・3尾
- 塩 ・・・少々
- こしょう ・・・少々
- 小麦粉 ・・・適量
- バター ・・・30g
- オリーブオイル ・・・大さじ2
- レモン汁 ・・・小さじ2
- しょうゆ ・・・小さじ1/4
- 酒 ・・・小さじ2
- あればパセリ ・・・少々
作り方
- 舌平目は塩、こしょうし、10分程度冷蔵庫に置き(調理時間外)、出てきた水分をキッチンペーパーでふき、小麦粉をまぶします。
- フライパンを熱しオリーブオイル大さじ2、バター5g(小さじ1程度)を溶かし、余分な粉をはたいた舌平目を並べて(皮を下)中火で焼きます。
- こんがりと焼ければ裏返して火を弱め、軽く焼色がつくまで焼き皿に取り出します。
- フライパンの油は紙でふき火にかけ残りのバターを溶かし、刻んだパセリ、レモン汁、しょうゆ、酒を加えて混ぜ、魚にかけます。
キッチンメモ
魚料理を洋食でと言ったらやっぱりムニエルが定番ですよね。
外はカリッと身はふんわりが美味しい舌平目のムニエルです。
ムニエルは魚に小麦粉をまぶしてたっぷりのバターで焼くことです。
大きな魚を焼く場合は切り身にして焼きます。
今回の舌平目のムニエルも塩こしょう、粉をまぶして基本バターで焼くだけでおいしく仕上がります。
付け合わせにじゃがいもを添えるなら
つけあわせのじゃがいもは洗って水けのついたままポリ袋に入れて電子レンジ500wで約4分加熱し(竹串がすっと通るまで)皮をむき、縦に半分に切ります。
魚を焼いた後にじゃがいもを並べて、焼き色がつくまで焼きます。
軽く、塩、こしょうします。
ムニエルのちょっとしたコツ
粉をまぶす作業は焼く直前にします。
粉は全体にたっぷりとまぶして。
フライパンに入れる前に余分な粉は、はたき落とします。
フライパンには皮を下にして入れます。
盛りつけるときに、表になる側を下にして焼きます。
ムニエルは基本油の量は結構多め。
フライパンを時々、傾けたりゆすったりして魚に油をかける感じで焼きます。
こうすると、皮がくっつきません。
ただし、魚をフライパンにいれてしばらくの間は。
つついたり、いじったりしていると、小麦粉がはがれたり、身が崩れやすくなります。
裏返すときは、崩れやすいので、そっと丁寧に。
火は強すぎても焦げますが、弱すぎてもカリッと焼けません。
様子を見ながら加減します。
添え物ではなくパセリをソースに活用です。
ムニエルとは、ムニエルの語源も
ムニエルはフランス語。
フランス料理でムニエルと言えば、魚に小麦粉をまぶしてフライパンに多めにとかしたバターで焼いた料理のことです。
多めのバターが魚が焦げ付くのを防いでくれます。
現代では加工したフライパンがあるため、そこまでバターを多くしなくても大丈夫。
通常はバターとレモンの汁刻みパセリをソースにします。
ムニエルの語源をご存じですか。
かつてフランスでは粉ひき小屋=粉屋で水車を回す女性のことをムニエルと呼んでいました。
ある日粉屋の娘さんは、夕ご飯の魚の切り身を運ぶ途中。
粉ひき小屋の粉に魚を落としてしまいました。
時間がないので粉まみれのまま焼いたところ予想に反して家族に好評。
以後粉をまぶした魚のバター焼きがムニエルとして広まったという話です。
ムニエルの献立
ムニエルは洋食。
パンやスープにサラダと洋食メニューの献立でまとめるもよし。
洋食だけど、ご飯とみそ汁を合わせるも全然ありだと思います。
副菜やスープにきのこや海藻、じゃがいも等を使うとバランスがとれますね。
洋風のスープならクラムチャウダーやミネストローネ。
野菜たっぷりのコンソメスープ等いかが。