材料
- ご飯 ・・・300g(ご飯2膳程度)
- 小粒納豆 ・・・1パック
- 卵 ・・・2個
- 万能ネギ ・・・2本
- アミエビ(桜えび) ・・・大さじ1
- にんにくすりおろしまたは刻んだもの ・・・小さじ1/2
- 塩 ・・・少々
- 味噌 ・・・小さじ2
- こしょう ・・・少々
作り方
- 中華なべを火にかけ白い煙が出てくるまでよく熱します。
- サラダ油大さじ1(分量外)を入れてなじませます。卵を割り入れて、お玉で黄身を崩しながら大きくかき混ぜます。
- 卵が半熟のうちに納豆を加えてざっと炒め、にんにく、ご飯、味噌を加え炒めます。(卵とご飯をなじませるように)
- ご飯がほぐれてぱらりとしてきたら、塩少々を振って炒め、アミエビ、ネギを加えて炒め最後にこしょうをふって出来上がり。
キッチンメモ
香ばしい味噌の香りと塩気が納豆チャーハンをより美味しく。
納豆炒飯、炒飯に入れるお肉がない時。
じゃあ納豆を入れたら栄養的にもいいかなと、作っています。
味噌味はコクと風味がいいのでお気に入りの組み合わせ。
納豆を炒飯に入れると納豆の粘りがそれほど出ません。
玄米ご飯を使ってもおいしくできます。
味噌、えびに塩気があるので、最初に加える塩は控えめに。
ちりめんじゃこを使ってもおいしいです。
この炒飯の最大の特徴は味噌です。
納豆と味噌はもともと大豆製品なので相性がいいようです。
もともとは以前作ったしし唐肉味噌を炒飯の味付けに使ってこれがなかなかだったことから思いつきました。
そういえば味噌味の焼きおにぎり美味しいですね。
炒飯のコツについて
炒飯は残りご飯で、ぱっと作れて、さっと食べられるところが魅力的。
そんな炒飯、パラっと美味しくするためには、コツはいくつかあります。
材料道具は前もって準備
基本はネギ、卵、ごはん。
そこにお楽しみの具として、焼き豚、鮭、シーフード、ちりめんじゃこなどなどを加えます。
にんにく、ザーサイは入れるときと入れないときあり。
基本にプラスする具は、塩気のあるもの、旨味のあるものを。
加える具によって塩加減が違ってくるので、それぞれ味付けを調節します。
また水分の多いものを具にするとパラっとしにくくなるので注意です。
道具は中華なべとお玉か木べら。
材料道具は慌てないようにすべて前もって準備万端スタート!
炒飯を炒めるのは時間勝負なのです。
中華なべは油を入れる前によく熱するのがこつ。
油はぐっと減らしたいところですが、少ないと炒めにくくパラっとしません。
冷ご飯はあらかじめ温めて
ご飯は冷ご飯OKですが、冷蔵庫の冷ご飯そのままだと固まりがほぐれにくムラになります。
冷ご飯を使う場合は、一度電子レンジなどで温めた後、粗熱が取れたものを使います。
(水分が飛ぶようにご飯にラップ、フタはしない)
まずは、お玉の背中か木べらを使ってご飯を切るように炒めます。
次にご飯を鍋に広げ、押し付けながらご飯を炒めていきます。
卵が半熟のうちにご飯を加えて卵とご飯を合わせるのもポイントです。
卵でご飯をコーティングさせる効果があります。
炒飯用のご飯は固め、水分が多くないものを
基本的に水分が多いご飯は、炒飯にはむいてません。
米の品種でモチモチ粘り気が強く水分の多いタイプ
または柔らかめに炊いたご飯だと、どんなに頑張ってもパラっとしません。
一度に炒めるご飯の量
一度に多く作ろうとすると難しくなります。2人分(ご飯300g程度)が1回。
1人分だとさらに楽に作れます。
炒飯専門店の家庭でできる炒飯のコツ
テレビ番組『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』
2019年10月3日放送の炒飯専門店の家庭でできる炒飯のコツより。
使う油をラードにするとツヤやうま味が出て美味しくなるそうです。
ご飯を炒めるときは鍋をふらないこと。
家庭のコンロの火力はプロのコンロとは違うので、鍋はふらない。
鍋を振るとコンロから鍋の底が離れることで逆に温度が下がってしまいます。
具は細かく切ると、炒飯がパラっと炒まる。
ゴマを加えるとゴマが水分を吸ってべとつかない。
納豆の栄養
熱々ご飯に納豆、実は栄養的にはNGの組み合わせ。
納豆のナットウキナーゼが約50℃以上の温度で働きが鈍くなるそうです。
それじゃあ、納豆チャーハンは納豆の栄養ゼロ?
納豆の持つ栄養の効果はナットウキナーゼ以外にもあります。
食物繊維 やタンパク質、これらは加熱しても変わらないので炒飯にしても大丈夫です。
毎日のご飯に納豆を食べる時は、熱々ご飯ではなく、炊きたてご飯をお茶碗によそってから5分程度置いてから納豆をのせるといいそうです。(あるいはご飯に乗せずに食べる)
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