材料
- ご飯 ・・・3合分
- A酢 ・・・大さじ6
- A砂糖 ・・・大さじ2
- A塩 ・・・小さじ4/5
- 炒り白ゴマ ・・・大さじ4
- 油揚げ ・・・6枚
- 砂糖 ・・・大さじ4
- 酒 ・・・大さじ4
- みりん ・・・大さじ4
- しょうゆ ・・・大さじ3と1/2
- 水 ・・・180ml
作り方
- 油揚げは半分に切って袋状に開き、たっぷりの熱湯で3分油抜きをし、ザルにとって水気を切り、粗熱がとれたら数枚ずつ手で挟み水気を絞ります。
- 油揚げの水気をきり、鍋に水、しょうゆ、みりん、砂糖、酒を煮立て、油あげを加えて時々お玉でひっくり返しながら、中火で汁けが少なくなるまで煮ます。
- 寿司飯を作ります。固めに炊いた炊き立てご飯をボウルに入れ、合わせ酢(Aの砂糖、塩、酢)を混ぜ合わせたものをまわしかけ、しゃもじでさっくりと混ぜ、ゴマも混ぜます。作る個数分大まかに分けておきます。
- 油揚げの煮汁を軽くしぼり、俵型に軽く握った寿司飯を詰めて、隅までご飯がいきわたるように押し、形をととのえます。しょうがの甘酢漬けを添えて盛り付けます。
キッチンメモ
いなり寿司は、時々食べたくなる日本の味。
特に手作りの味は格別です。
甘い油揚げに寿司飯を詰めたいなり寿司。
お弁当なんかに持って行って頬張れば、甘さと酸味で疲れが取れるような気がします。
昔から愛されてきた料理、定番の作りたい味としてマジカルキッチン作りたい定番料理レシピ入りしています。
じゅわっとジューシーな油揚げに寿司飯。
今回は中の寿司飯はシンプルにゴマのみ。
ひじきや生姜など他の具を混ぜ込んだものもいいですね。
寿司飯の砂糖、塩など味加減はそれぞれご家庭の味に。
濃い目、甘めが好きな方はもう少し足してください。
前日の夜に油あげを煮て一晩置くと味が染み込みます。
翌日の朝ご飯を炊いて、寿司飯にして詰め込んでできあがり。
油あげは箸で穴を開けてしまうことがあるので、なるべく箸は使わずに。
箸を使用する時も、そっと扱います。
甘く煮た油揚げは、いなり寿司にする以外にも使えます。
油揚げを煮るのは結構手間。
なので、一度に多め煮ておくと作っておくと便利かもしれません。
卵とじの丼に。そば、うどんに乗せて。
冷凍保存可能です。
でも一から手作りしなくても。
面倒な時は、市販の味付けいなりを使ってます。
十分おいしく作れます。
酢飯について(寿司飯)
マジカルキッチンでは酢飯のご飯をよく作ります。
酢飯の上に具を乗せた簡単寿司どんぶりを作ったり。
干物や鮭を焼いて簡単な混ぜ寿司を作ったり。
酢飯はさっぱりしているので、特に夏にいいですね。
食欲の落ちる時期でも、酢飯のご飯なら不思議と食べられます。
お好みで酢の一部を柑橘の絞り汁にしても香りがよくなります。
レモン汁、オリーブオイル等を使うと洋風の具にぴったりサラダ寿司風の酢飯になります。
酢飯(寿司飯)の調味料の割合について
- 基本タイプの酢飯
- 米1合にたいして、酢大さじ2~2弱、砂糖大さじ1弱~大さじ1強、塩小さじ1/3~1/4
- 甘さ、塩分控えめタイプの酢飯
- 酢大さじ2~2弱、砂糖小さじ2、塩小さじ1/8
- 2合の酢飯(約660g)
- 酢大さじ4、砂糖大さじ1と2/3~大さじ2、塩小さじ1/2~小さじ1弱
- 3合の酢飯
- 酢大さじ6、砂糖大さじ3~4、塩小さじ2/3~小さじ1と1/2
ちらし寿司、いなり寿司には甘目の味付けの方が合います。
酢飯の味付けは、地方や世代によって好まれる味に差があります。
もっと砂糖多めの甘い味が好まれる地方も多いです。
自分や家族の好みに合わせて調節してください。
市販の寿司酢を使わず家で作ると、調節できるのがいいところ。
季節や体調、材料によって割合を変えてもいいですよ。
酢飯の炊き方
ご飯は炊きたて熱いものをつかいます。
お米を炊く時水を少し減らして固めに炊きます。
お祭りやお祝いの時など、気合を入れて作りたい時
昆布10センチのもの1枚、酒も3合で大さじ1加えて炊きます。
酢飯の作り方
寿司桶があれば使い、なければボウルに炊いたご飯をすぐに取り出します。
お釜の中でそのまま作業してもOK
酢をご飯にかける時は、必ず熱いご飯に酢を加えます。
ご飯が冷えていると酢を吸い込まずにベタついた酢飯になります。
ご飯と酢を混ぜるときは、なるべく粘りを出さないようにします。
米粒を潰さないように、押し付けたり、力を入れたりせずに、切るように混ぜます。
混ざってからウチワであおいで余分な水分を飛ばします。
ウチワであおぐ際は左右にあおぎます。
粗熱が取れるまでフタをせずに置いておきます。
作り方を写真で説明
酢、砂糖、塩を混ぜて寿司酢を作ります。
酢を2,3回に分けてまわしかけ、そのつど、米粒を押し付けたり潰さないようにして混ぜます。
酢飯をうちわで扇ぎます。こうすることで酢飯の余分な水分を飛ばして、ベタつきを防ぎます。
お稲荷さんの思い出は?
家族、親戚まで集まる田舎の運動会。
お重にぎっしりいなり寿司。
食べ過ぎると午後の競技が危ないかも。
だけどついついもう1個。
秋祭りの子供ちょうちん行列。
近所のみんなで集まって、はっぴを着て家々を回ります。
うどんとおいなりさん。
うどんはあったかくて。
いなり寿司は甘くって。
明日も明後日もお祭りだったらいいのにな。