材料
- 強力粉 ・・・220g
- 薄力粉 ・・・60g
- きび砂糖 ・・・10g
- 塩 ・・・小さじ2/3
- インスタントドライイースト ・・・2.8g
- 水 ・・・180ml
- オリーブオイル ・・・10g
- 釜揚げしらす ・・・大さじ4
- プロセスチーズ(またはピザ用チーズ) ・・・80g
- 漬物 ・・・大さじ4
- あら挽き黒こしょう ・・・少々
作り方
- (生地作り)ホームベーカリーのパンケースに粉、砂糖、塩、オリーブオイル、水、イースト(イースト専用容器があればその場所に)を入れてピザ生地コース(なければパン生地コース)を選んでスイッチオン。(こねと一次発酵までをすませます)
- (切り分け)発酵が完了したら打ち粉をふった台の上に生地をのせ包丁で8等分し丸めます。(5~10分程度休ませ、その間に具を準備)
- (成形)打ち粉をふり、それぞれを麺棒を使って長楕円形にのばします。(手のひらくらいのサイズ、具が乗る程度の大きさに広げます)
- 具を乗せ、あらびき黒コショウをふり、もう1枚の生地をかぶせて縁をつまんでとじ内側に折りこみます。(合計4個)
- (2次発酵)ホットプレートを熱し(40秒程度)温めスイッチを切ります。薄く油を塗ったホットプレートの上に生地を並べ、フタをして10~20分2次発酵させます。一回りふっくら大きくなればOK。
- (焼き上げ)ホットプレートを約140℃に温め、フタをして6~7分焼き、フタをあけ裏返して約6分焼きます。(2分前になれば一度確認し、こげそうなら火を弱めるか、一度スイッチを切ります)
キッチンメモ
ところでこんな感じの平たいパンの名前。
正式名があるのでしょうか?
パン生地に具を挟んで平らに焼いたパン。
パン屋さんで似たようなパンを見かけると、すかさず名前をチェックしてます。
その店によってネギチキンパン、チーズパンなどなど。
具の名前を付ける店が多い感じです。
あんを包んで丸く平たく焼けばお焼きあんパンになるのかな。
自分の中のイメージでは元々はパニーニでした。
パン生地自体はシンプルな配合で具に合うようになってます。
食感はふんわり。
厚みが3cm弱くらいの焼きあがりになります。
強力粉に薄力粉も入れた配合です。
薄力粉を入れると生地の伸びがよくなって成形しやすくなります。
チーズは今回はさいの目のプロセスチーズを使ってます。
ピザ用チーズ、スライスチーズでもOK
70~80g程度用意。
事前に4等分にわけておくと楽です。
きび砂糖は上白糖、オリーブオイルはサラダ油でもOK。
ホットプレートで焼くパン。
他にはナンを焼くのもオススメです。
マジカルキッチン料理レシピ
イースト発酵させるふっくらナン。一緒に野菜も焼きませんか。
マジカルキッチン動画でレシピ
主な手順
●生地をこねる→一次発酵(ホームベーカリーまたは手ごねで)
→8等分に丸める(5~10分休ませる間に)具の用意
→のばす→具をのせる→もう1枚の皮をかぶせてとじる
→温めてスイッチを切ったホットプレートに並べフタをして二次発酵
→ホットプレート140℃表裏6分ずつ焼く
はじめはフタをして焼き、裏返したらフタをせずに焼く
平焼き包みパンの作り方を写真で説明
一次発酵をすませた生地、ひとまとめに丸めて。
8等分に切り分けます。
発酵後の生地はデリケートなので引きちぎらないようにします。
のばした生地に具を乗せます。
この上にもう1枚生地をかぶせて周囲をとじます。
薄力粉入りの生地で伸びがよく、成形もまあまあやりやすいです。
この時フチのあたりの生地に油や汁気がつくと後で大変。
生地をとじるときに、ぬるぬるしてくっつかなくなるんです。
肉まんとかカレーパンなんかでもやりがち・・・
ホットプレートに並べます。
まだ焼くわけではなく、二次発酵です。
ホットプレートは油を薄く塗って温めておきます。
フタをしてこのまま一回りふっくらするまで置いておきます。
スイッチは切っておきます。
保温状態のままだと熱すぎるので。
基本、家のホットプレートでは140℃で表裏6分ずつ焼いてます。
2分くらい前に一度焼き色チェック。
ちょうどいいくらいまたは焼き色がつきすぎていたら、温度を下げて調節します。(それか保温にする)
パンの打ち粉について
打ち粉はめん棒や台に生地がくっつかないようにふります。
軽く振ります。
あれば強力粉を使います。
強力粉の方が薄力粉よりサラッとしていて水分を吸いにくいからです。
打ち粉を使いたくない場合は。
ラップやビニール袋で包んで生地をのばすと打ち粉いらずでのばせます。
ホットプレートでパンを焼く注意点
オーブンいらず、ホットプレートで焼くパン。
もしかしたら、一番はじめは焦がしてしまうかもしれませんが。
手順自体は意外とカンタンなんですよ。
二次発酵もホットプレートで済ませてしまうので、それも気楽。
今回は平焼きパンですがイングリッシュマフィンも焼けます。
ホットプレート以外では、フライパンでも焼くことができます。
(一度にたくさん焼けるのと温度設定ができるのでホットプレートで焼く方が楽ですが)
波型にくぼみがついているグリルパンやホットプレートも格好いい焼色がついていいですね。
焦げやすいので火加減には注意。
ある程度焼き色がつけば温度を下げます。
逆になかなか焼き色がつかないようなら温度を上げるなどこまめに調節してください。
時間前、大体2分くらい前になったら、一度焼き色をチェックしてます。
フライパンの場合、かなり焦げやすいです。
弱火でじっくり焼くのが基本。
弱火と言っても、一番弱いとろ火が正解。
2次発酵の注意点
成形したパン生地を温かい場所に置いて発酵させるのが二次発酵です。
このパンの場合なら10~20分かかります。(季節によって違う)
イーストの働きで生地がふくらみます。
この作業がうまくいくと焼いたとき、ふっくらおいしいパンになります。
スイッチを入れて40秒程度温めたら、天板の上に手のひらをかざしてみます。
ほんのりとあたたかければOK。
パンを並べ、フタをしてスイッチは切ってください。
保温は熱すぎるのでダメです。
乾燥するので必ずふたをします。
ムワ~ッとあたたかいくらいが適温です。
熱すぎてもダメ。
パン生地がポカポカ気持ちよさそう~に休んでる
と想像できる温度と湿度ならOK
季節によって熱い寒いがあるので、かかる時間は変わってきます。
気温20℃で15分くらいです。
寒い時期、発酵中に温度が下がったら?
再度ホットプレートのスイッチを入れて短時間温めてスイッチを切ります。
発酵させすぎても、焼いたときに膨らまなくなります。
忘れがちなのでいつもタイマーをセットして鳴らしてます。
発酵前は固くて冷たいパン生地が発酵後はふっくら軽い感じになります。
余熱して切っておいた温かいホットプレートにパンをのせてフタをして二次発酵。
ひとまわり大きくなるまで。
和風もおいしい・具は色々
パン生地自体はシンプルなので、色々な具があいます。
イメージとしてはホットサンドの具なら間違いなし。
他、おにぎりに合う具もぴったりなんです。
白いご飯に合う、和風おかずで作れば和風パンに。
晩ご飯の残りを挟んでもOK
基本は塩気のあるもの、うまみのあるもの。
火の通りのいいものを選びます。
たとえば肉なら焼き肉、焼き豚、ベーコン、照り焼きチキンなどなど。
魚ならサバ缶、ツナ缶。鮭フレーク。
生地を具を乗せて生地を二つ合わせにして形を作る際。
油や汁気が生地の周囲(縁、端)につくと、生地同士がくっつかなくなります。
ツナ缶の油も切って入れます。
マヨネーズやカレーも脂分が多いので端まで塗らないようにします。
こんな具もおすすめ
どの具もチーズを一緒に入れた方がぐっとおいしい。
ホームベーカリーを使わず手でこねて作る場合
今回のパン生地はパン生地としては簡単な部類なので、手ごねでももちろんOK。
ホームベーカリーを使わずにパン生地を作るのも簡単です。
水はぬるま湯を使います。
ボウルに材料を入れて手でなめらかに弾力が出るまでこね、一次発酵させます。
(寒い時期は温かい場所で)
2倍程度に膨らめば、一次発酵終了。
後は同じように成形していきます。
手ごねパンのこねから一次発酵まで解説。ホームベーカリー使用レシピのパン生地を手ごねで作る際の注意点も
- (生地作り)大きいボウルに強力粉、薄力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れます。(ドライイーストは砂糖の隣に置き、塩からは離れた場所に)オリーブオイル大さじ1、ぬるま湯を加え、お箸でかき混ぜます。
- 手につかずなめらかな状態になるまで手でよくこねます。
- 生地をひとまとめにしビニール袋に入れて口を縛り一次発酵。
25~30℃前後の場所に置いておきます。約2倍の大きさになったらOKです。