材料
- 小いわし(13センチ) ・・・350g
- 梅干し ・・・1個と半分
- しょうが ・・・ひとかけ
- 万能ネギ ・・・2本
- 酒 ・・・大さじ1
- みりん ・・・大さじ1
- しょうゆ ・・・大さじ1
- 砂糖 ・・・大さじ1と1/2
- 水 ・・・50ml(ひたひた)
作り方
- 生姜はすりおろしまたは薄切りに。ねぎは小口切りに。いわしは、うろこを取り、頭を落とし、内臓も取り除きます。流水で洗ってキッチンペーパーで水気をふき取ります。
- 鍋に調味料、ねぎ、いわしを並べ、しょうが、ちぎった梅干し(種も)をのせて、フタをして圧力鍋をセットして強めの中火にかけ、圧力ピンが上がれば弱火で20分加熱し火を止め圧が下がるまでそのまま置きます。
- 圧が下がればふたをあけ、いわしを取り出します。(もしいわしの骨が固ければ再度火にかけ数分加圧します。)
キッチンメモ
いわしは栄養豊富な青魚。
骨まで食べられるいわしの煮物は食べやすさもお財布への優しさも二重丸。
ご飯のおかず、作り置きになるいわしの梅干し煮です。
甘露煮風としてますが、味付けは市販品ほど濃くはありません。
せっかく家で作って食べるので、売っているものよりもあっさりとしました。
作り置き、常備菜なので、日持ちもあるし。
味をもう少し濃い目にしてもいいかなぁ。
そのあたりは加減してくださいね。
ちなみに冷凍保存も可能です。
気になる梅干しの酸味はどうでしょう?
これが、不思議と酸っぱくはないです。
加熱した後の梅干しを食べてみても酸味がないくらいです。
![圧力鍋にイワシを並べる](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2019/06/atsuryokuiwashiumekanro-t03.jpg)
圧力鍋を使うから、短時間で骨も柔らかくなります。
小骨だけでなく中央の大きい骨も食べられます。
骨も食べられるから食べやすい。
マジカルキッチン料理レシピ
梅干しではなく、黒酢を使ったいわしの煮物。
こちらも酸味はありません。
![](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2021/04/atsuryokuiwashikurozuni-320x240.jpg)
黒酢のコク、さっぱり感がうれしい、ご飯に合う味付けです。
青魚に酢、梅干し
青魚を煮る時に、酢や梅干しを加えることがあります。
これは昔からの知恵。
酢や梅干しには魚の臭みを取る作用、骨を柔らかくする力があります。
今回はいわしを使いましたが、圧力鍋でサンマを煮たものもおいしいですね。
梅干しではなく、お酢を加えて煮ています。
梅干しの種でもできる
酢の物やご飯ものに使った梅干しの種。
捨てずに集めておくといいことあります。
梅干しの種は小瓶に入れて醤油を注いで冷蔵庫で保管しても。
色々な料理に使えます。
イワシを煮てみました。
酢を足すか、梅干しを少し足すのがコツ。
「梅干しの種でイワシの梅煮」
- 小いわし ・・・600g
- 梅干しの種 ・・・6個
- しょうが ・・・大ひとかけ
- 酒 ・・・大さじ2
- みりん ・・・大さじ2
- しょうゆ ・・・大さじ3と1/3
- 砂糖 ・・・大さじ2
- 酢 ・・・大さじ2
- 水 ・・・80ml(ひたひた)
加圧時間は高圧で20分。
最後煮汁が少し多かったので、圧力鍋で加圧後、5分ほど煮詰めました。
もう少し大きいいわしはぶつ切りにして
![圧力鍋でいわしの梅甘露煮風](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/11/atsuryokuiwashiumekanro.jpg)
20センチ程度までのいわし(頭つきでの体長)を使うと骨も柔らかくなります。
以前紹介したものは、もう少し大きめのイワシで12尾使いました。
調味料は分量を倍にして煮ています。
頭を落として、3等分にぶつ切りにして100kpaの圧力鍋で20分加圧しました。
![いわしを並べる](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/11/atsuryokuiwashiumekanro-t01.jpg)
内臓、頭、尾を取ったいわしを圧力鍋に並べます。
![梅干しをちぎって加える](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/11/atsuryokuiwashiumekanro-t02.jpg)
梅干しをちぎって加えます。
ネギは長ネギをぶつ切りにして加えています。
マジカルキッチンでは80,100,130kpaの圧力鍋を使っていました。
数字が高いほど圧力が上がってからの調理時間は短時間になります。
お使いの圧力鍋に合わせて、圧がかかってからの時間を加減してください。
圧力鍋付属のクッキングブック等も参考になります。
圧力鍋いくつか試してきて、今は電気圧力鍋インスタントポットとパール金属「軽量単層NEO片手圧力鍋3リットル」使用
電気圧力鍋は万能調理鍋とも呼ばれるように
一台でスロークッカー、発酵、蒸し料理等便利に使えます。
電気圧力鍋インスタントポットの使い勝手
アメリカですごく売れた調理家電だそうです。
その理由わかります、やっぱり電気圧力鍋は楽。
圧力が上がって火を弱める作業が自動なのがありがたい。
炊飯に使うほか
蒸し料理で蒸し物、スロークックで鶏ハム。
スープでポタージュスープ。
焼き豚も簡単でした。
しっかり圧がかかって鶏手羽元も柔らかです。
パール金属の軽量単層NEO片手圧力鍋3リットルはステンレス製で圧力80kPa
今まで圧力がもっと高いものを使ってきましたが、80でもそれほど不便ないです。
長所は軽い、セットが簡単。
単層だからか、圧が上がるまでが早い。
普段の調理で不便がない。
時短になる。イワシの煮物等も骨まで柔らかい。
柔らかくなりすぎることが少ない。
使って感じた欠点。
低圧高圧切り替えがない。
圧力が高いものに比べると、多少時間がかかる。
玄米の炊飯に時間がかかり、焦げやすい。(単層のせいもあるのか)
白米は問題なく炊けます。