材料
- シークヮーサー ・・・500g
- 塩 ・・・75g(15%)
作り方
- シークヮーサーは洗ってキッチンペーパーで水けをふき取ります。ヘタを取り、横半分に切って種を取ります。
- 切ったものをフードプロセッサーに入れてみじん切りにします。(または手で刻む)
- 保存瓶の底に塩をふり入れ、スプーンでシークヮーサーを入れ、塩と交互に入れていき、最後に塩を入れてフタをして冷暗所に置きます。1週間ほどたったら(調理時間外)冷蔵庫か冷蔵庫の野菜室で保存します。
キッチンメモ
沖縄名物の柑橘、シークヮーサーを使った塩レモン的な調味料です。
冬のシークヮーサーを使っているので思ったよりも酸味はきつくないです。
保存食として保存でき、時間がたつにつれて塩気もまろやかになります。
みじん切りにしているので、作ってすぐに使えます。
使用するビンのフタは金属製でない方が錆びの心配がありません。
使う前に熱湯消毒をするか、アルコールで消毒をしておきます。
シークヮーサーは皮にも栄養があるのでこうして使うと皮ごと食べられるのもいいですね。
今回たくさんシークヮーサーがあったので、半分を塩シークヮーサーに。
残りは砂糖で煮て塩シークヮーサーマーマレードジャムに。
おまけに蜂蜜とシークヮーサーを漬けた蜂蜜シークヮーサー漬けも作りました。
お好みで半分に切ったもの、1/4に切ったものを漬けても構いません。
その場合は塩を溶かすように1日1回はビンを揺すります。
みじん切りにしたもので作る場合。
汁気がすでに出ているので、塩が溶けるのも早いです。
そして、刻んであるので、使いたいときにすぐ使える点も便利。
塩レモンや塩シークヮーサーを使う際、よくみじん切りにするんです。
だから、すでに刻んであると、刻まなくていいので楽です。
マジカルキッチン季節の特集
秋冬に作りたい漬物、ジャム等保存食作り置きの特集です。

マジカルキッチンお菓子レシピ
砂糖と黄色シークヮーサーを煮たシンプルなレシピのマーマレードです。

皮はザクザク刻めばOK、ゆでこぼしなどの下処理は不要です。
塩シークヮーサーの作り方を写真で説明

黄色いシークヮーサーです。
見た目小さいミカン風。
そのまま食べるとちょっとすっぱくて。
皮を食べると少し苦味があります。

ヘタを取って半分に切ります。種も取り除きます。

フードプロセッサーで粗目のみじん切りにします。

作って1か月半後です。
味がなじんでまろやかに。
作りたてよりも水分が出た感じです。
塩シークヮーサーの塩の割合について
塩はシークヮーサーの10%から20%の割合で作ります。
塩分の割合が多いと保存性は高まります。
塩分の割合が低い場合は塩気がきつくない分、多めに使えます。
シークヮーサーについて
シークヮーサーはミカン科の柑橘です。
皮をむいてみるとなるほど、ミカンのような皮と小房です。
秋は実が緑色で酸味があります。
冬になるにつれ酸味が抜けて実の色も黄色くなってきます。
今回は黄色いシークヮーサーを使ってます。
そのまま食べるとまだ酸っぱい!けれどレモンほどは酸っぱくないです。
そして、出来上がった完熟塩シークヮーサーは酸味は思ったよりもなくてまろやかです。
シークヮーサーの成分で注目されているのが「ノビレチン」という成分。
こちらは8月から秋に収穫される緑のシークヮーサーの方が黄色いものよりも多く含まれています。
沖縄の特産品のシークヮーサーを使ってはいるのですが。
塩漬けにした食べ方は、特に郷土料理というわけではありません。
今回は保存性を高めたくて塩レモン的な方法で塩シークヮーサーを作ってみました。
沖縄での食べ方は、普段の料理にちょいちょい使うのが流儀。
スダチやカボス、レモンのように焼き魚にちょっとかけたり。
揚げ物にかけたり、酢の物やお酒に加えたりもします。
塩レモン、塩シークヮーサーのメリット
レモンや柚子、シークヮーサー等柑橘類を使って作る塩〇〇。
作っておくと爽やかな万能調味料として使えます。
柑橘を丸ごと皮も活用して作る保存食というと甘いものが多いのですが、
塩レモン系は甘くないのがいいなと思っています。
作るのも簡単なのがいいですね。
塩レモン、塩シークヮーサーの使い道
作った塩レモンや塩シークヮーサーの使い方に迷ったら。
柚子を思い出してみてください。
柚子の千切り、柚子味噌や柚子こしょうなどの料理。
同じように使えますよ。
あるいは塩〇〇先輩?な塩レモンの使い方と同じでOKです。