材料
- 炊き立てご飯 ・・・400g(1.5合弱)
- 焼き鮭切り身 ・・・1枚
- 新しょうがの甘酢漬け ・・・40g
- あればみょうが ・・・1~2個
- あれば大葉 ・・・1~2枚
- 白すりごま ・・・大さじ1
作り方
- 鮭の切り身は塩を振って魚焼きグリル等で焼き、皮、骨を取って身をほぐしておきます。(塩鮭は塩をふらずに)しょうがの甘酢漬けは刻みます。大葉は軸を取って千切りに、みょうがは縦半分に切って斜め薄切りに。
- 炊き立てのご飯にしょうがの甘酢漬け、鮭、ごまを加えてしゃもじでさっくりと混ぜ合わせ、器に盛ります。大葉、みょうがを上にのせます。
キッチンメモ
夏場にうれしいさっぱりした混ぜご飯です。
さっぱりの秘密は、ガリ(しょうがの甘酢漬け)
しょうがの香りは食欲増進効果あり。
また、お酢にもそのパワーがあります。
そんなご飯にうま味のある鮭を混ぜ込んでご飯パクパク。
食欲不振忘れてしまう勢いです。
ガリと言えばお寿司につきもの。
どうしてお寿司と一緒に?
それは昔の人の知恵。
後半「ガリの効果にて」紹介しています。
今回はついでにと言ってはなんですが。
混ぜご飯にゴマも加えて、さりげなく~栄養アップ。
ゴマは小さな粒だけど栄養がある食べ物の一つ。
毎日コツコツちまちまと食べるようにしてます。
あれば、夏らしく大葉やみょうがもトッピング。
薬味の香りで食欲増進です。
鮭はアジやホッケの干物を焼いてほぐしたものでも。
鮭フレークやツナ缶詰でもお手軽です。
家で鮭の切り身を焼く場合、1枚だけ焼くのも面倒なもの。
まとめて何枚か焼いておくと便利です。
しょうがの甘酢漬けは自家製を作るのも簡単。
食感が柔らかく辛味がマイルドな新しょうがが出回っているうちに作っておきます。
マジカルキッチン料理レシピ
作ったものは、酢の物、簡単混ぜご飯にするのもオススメ。
マジカルキッチン動画でレシピ
新しょうがの甘酢漬けを活用。
ガリと焼き鮭の混ぜご飯作り方を写真で説明
焼き鮭です。
お総菜でも鮭フレークや塩サバでもOK。
ツナ缶でも。
鮭の切り身をほぐします。
骨があればとりのぞきます。
自家製のガリです。
漬けてから40日程度たってピンク色が薄めになりましたが。
味はおいしいです。
適当な大きさに刻みます。
炊き立てご飯に混ぜます。
後はお茶碗やお皿に盛りつけて、あれば薬味を乗せます。
ガリの効果、生姜と酢の相乗効果
お寿司のわき役「ガリ」
どうしてお寿司に添えられることになったんでしょうか?
甘酸っぱくて爽やかで辛味があって。
食べるとさっぱり。
そうまずは、魚の生臭みを消す作用。
お寿司を食べた後、ガリを一口食べて。
そしてまたお寿司を口に。
口をさっぱりさせる口直しの効果がガリにはあります。
しょうがには食欲増進、消化促進効果もあります。
ちなみに漢方の世界ではしょうがは生薬の一つとして活用されています。
ショウガを乾燥させて使います。
体を温める作用があるとされています。
しょうがの辛み成分はジンゲロール。
生の生姜に含まれ、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす効果が期待できます。
ちなみに、しょうがを干したり加熱するとジンゲロールがショウガオールに変化します。
こちらの効能は、血流改善効果で冷え性によいとされています。
そしてお次は、しょうがを漬けたお酢の力。
酢には、生姜と同じく、食欲増進効果があります。
お酢により胃液、唾液の分泌が即されることで食欲がアップします。
またお酢には疲労回復効果があることも知られ。
カルシウムの吸収を助ける効果も。
気になる肥満や生活習慣病予防。
脂肪を燃焼させたり、血糖値、コレステロールを下げる効果も期待できます。
もう一つ、酢には殺菌効果も。(完全に防げるものではないですが)
昔の人の知恵で食中毒防止効果を狙って生ものであるお寿司にガリを添えていたんですね。
つまりガリは生姜と酢の相乗効果でパワー倍増。
ただし、どんな食べ物でも食べすぎは健康にとって逆効果。
ガリの食べすぎにも注意です。(胃に負担になりますし、糖分も多いですからね)