材量
- 長芋 ・・・130g
- 卵 ・・・1個
- めんつゆ ・・・小さじ2
- しょうゆ ・・・小さじ1
- 焼き海苔 ・・・適量
- 麦ご飯 ・・・茶碗2膳分
作り方
- 山いもは皮をむいて、おろし金ですりおろします。
- 1をすり鉢に入れ、すりこぎですり混ぜ、卵、めんつゆ、しょうゆを加えすりこぎでよくすります。
- 器に麦ご飯を盛り、とろろ汁をかけて好みで焼き海苔を刻んで散らします。
キッチンメモ
定番のとろろかけご飯の紹介です。
すり鉢でスリスリしている間においしくなるような気がします。
ちなみに6月16日は語呂合わせで麦とろご飯の日。
手軽にめんつゆ利用して作る、ネバネバのとろろ汁に麦ご飯。
プチプチした麦がとてもあいます。
もちろん麦ご飯でなく普通のご飯でも。
味の濃さは、醤油で調節を。
お昼ごはんにぴったりのとろろかけご飯。
食欲のない時でも、食べられる胃腸に優しいご飯。
夏場の夏バテ防止にもぴったり。長芋のネバネバ、ムチンが胃腸を守ってくれます。
夏にはわさびを入れるのもいいですよ。
焼き海苔の他、青のりをふっても。
麦ご飯の炊き方
白米か玄米の中に押し麦を入れて炊きます。(詳しくは、押麦のパッケージ裏に表示が。)
炊飯器の水位の目盛りより、やや多めに水加減します。(麦は、お米より水分を吸うそうです)
いつも通り炊きあげます。
お好みで、麦の割合は変えて。始めから、あまり多く入れると食べにくいかもしれません。
おすすめのムギの割合は、米の1~2割です。(お米3合に麦50gで1割の割合)
とろろと一緒に食べる時はもう少し麦の割合を多くしても。
麦は食物繊維があるので、ヘルシーです。
上のご飯は玄米ご飯に麦を入れたものです。
作り方を写真で説明
すり鉢、すりこ木、おろし金を用意します。
おろし金で下ろした長芋をすり鉢で、なめらかにすります。
卵、調味料を加えて混ざり合うまですります。
麦とろご飯のレトロな話
麦とろご飯ってなんだか懐かしいご飯もの。
昭和レトロどころか、江戸時代の弥次さん喜多さんでお馴染みの『東海道中膝栗毛』
にも丸子名物として麦とろが登場します。
昭和レトロな食卓にもとろろかけご飯は、お似合いです。
すり鉢を使うこともノスタルジック。
お母さんのお手伝いとして、すり鉢とすりこ木でとろろをすりすりした
思い出がある昭和キッズもいらっしゃるかもしれません。
さて、麦ご飯ですが。
昭和も戦後から戦後そして高度経済成長期を過ぎて時代はすすみます。
家庭で麦ご飯、玄米ご飯が食べられることは減りました。
麦とろも、白米にとろろをかけたとろろかけご飯が多かったかもしれませんね。
現在では麦の健康効果が見直され、麦入りのご飯も人気があります。