材料
- 強力粉 ・・・280g
- きび砂糖 ・・・12g
- 塩 ・・・4g
- インスタントドライイースト ・・・2.8g
- 水 ・・・140~150ml
- オリーブオイル ・・・5g
- かぼちゃ ・・・100g(正味)
作り方
- かぼちゃは種とわた、皮を取り除き、洗って一口大に切り、耐熱性のお皿に並べ塩少々をふり、ラップかフタをして電子レンジ600w約3分加熱。竹串がすっと通る柔らかさにして冷まします。
- (こね、一次発酵)ホームベーカリーのパンケースに粉、砂糖、かぼちゃ、塩、オリーブオイル、水、イースト(イースト専用容器があればその場所に)を入れてパン生地コースを選んでスイッチオン。(こねと一次発酵まで終わらせる)
- (ベンチタイム)発酵が完了したら、台の上に生地をのせてガスを抜き包丁で16等分して丸めてとじめを下にして置き、10~15分程度休ませます。(パン生地の乾燥防止に濡れ布巾やラップをふんわりとかけておきます。)
- (成形、二次発酵)もう一度軽く丸めなおし、角型に並べます。温かい場所に約35~40分置いて、二次発酵させます。
- (焼き上げ)190℃に予熱しておいたオーブンで、約15分焼きます。焼きあがれば網にとって粗熱をとります。
キッチンメモ
かぼちゃカラーに焼き上がるかぼちゃパン。
材料はシンプルでも、ほんのり甘くていい匂い
ふわふわのちぎりパンになりました。
水分が少なめのホクホクしたかぼちゃの場合は水分を増やしてください。
ふっくらしてかぼちゃ色のパンです。
生地を取り出した後、べたついて、扱いにくいときは打ち粉を軽くふります。
作り方を写真で説明
型に生地を並べ二次発酵させます。
二次発酵させた生地、膨らんでますね。
ちぎりパン焼きあがりました。
ちぎりパンの型について
ちぎりパンを並べる角型がない場合は、バットなどに並べて焼いてもOKです。
お菓子の空き缶を使っても焼けます。
フッ素加工してある型には油を塗らなくても取り出せます。
それ以外は油を薄く塗ります。
または形なしでも大丈夫。
天板に丸めた生地を並べて作れます。
丸いパンがくっついた形で焼きあがるので
くっつきパンと呼んでいました。
ちぎりパンの話
日本で流行りのちぎりパン。
丸めた生地をいくつも並べたかわいいパンです。
マジカルキッチンでは、くっつきパンを呼んでいたことも。
中に具が入ったりデコレーションしたちぎりパンも流行中。
一つ一つは小さなパンなので、食べやすいのがいいですね。
ちぎりパンの型は18~20センチの角型が基本。
リング型(エンゼル型)を使って丸く作ることもあります。
上のポイントでも書いたように型なしでも作れるし
バットやお菓子の空き缶に並べても作れます。
オーブントースターで焼くちぎりパン
オーブンで作るほか、オーブントースターでもよく作っています。
オーブントースターの天板にサラダ油を薄く塗り
アルミホイルを敷いた上にパン生地を並べて焼きます。
色々なちぎりパン
プレーンなちぎりパンの他によく作るのが米粉入りのちぎりパン。
上にも米粉をふって焼きます。
かぼちゃのちぎりパン、ニンジンのちぎりパンは色もきれいです。
照りが欲しい場合は、溶き卵を表面に塗るとおいしそうな焼き色がつきます。
茶こしで粉をふったちぎりパンもおいしそうです。
ちぎりパンを英語で言うと?
英語圏ではtear and share breadと呼ばれるようです。
丸い型に入れて焼いたものも多いです。
パンプキンブレッドの話
かぼちゃのパンだから英語でもパンプキンブレッドと言いそうなものですが。
どうも違うんです。
pumpkin bread、パンプキンブレッドでネット検索すると。
普通に思い浮かべるパンはヒットしません。
バナナブレッドやズッキーニブレッド風のパウンドケーキ型で
作られたかぼちゃブレッドがほどんどです。
つぶしたかぼちゃが入っているようで色は全体的に黄色。
これらはイーストを使わないベーキングパウダーで膨らませるものになります。
pumpkin yeast bread、かぼちゃ入りの食パンは何と呼ばれるのか。
かぼちゃのイーストブレッドと入れるとようやくかぼちゃの食パンがヒットします。
かぼちゃの缶詰
おまけ、欧米のレシピで驚いたことをもう一つ。
かぼちゃの缶詰の存在です。
パンプキンパイのレシピなどで、かぼちゃの缶詰と書かれていてびっくりでした。
日本ではかぼちゃの缶詰はあまり見かけませんよね。
かぼちゃのペーストが缶詰になっていて
お菓子作りや料理にすぐに使えるようになっています。
アメリカのかぼちゃは日本よりもおいしくないと聞いたことがあるので
そのためか、それとも時短を求めてのアメリカらしい発想からか。
どんな味か興味があります。
ホームベーカリーを使わず手でこねて作る場合
ホームベーカリーを使わずにパン生地を作るのも簡単です。
ボウルに材料を入れて手でなめらかに弾力が出るまでこね、一次発酵させます。
手ごねパンのこねから一次発酵まで解説。ホームベーカリー使用レシピのパン生地を手ごねで作る際の注意点も
あると便利なパン作りの道具
パンやピザ生地をこねたり、伸ばしたり、成形する際にあると便利なのがマットや台です。
麺打ちにもいいですね。
クッキー、スコーンなど焼き菓子にもおすすめ。
テーブルやまな板の上で作業するよりも、くっつきにくく、作業しやすくなります。
目盛りも便利。軽くて場所を取らない収納。
重さがありますが、安定します。
ひんやりするので、チョコレート菓子やパイ生地にもおすすめ。
角型・スクエア型について
あると便利な角型、買おうかどうしようか迷っている方に。