チーズ入りプチクイックブレッド

チーズ入りプチクイックブレッド
ミニサイズのかわいいクイックブレッド

休日の朝なのに
なぜか早起きしてしまった。
そんな日は、大きな背伸び一つ
今すぐベッドから起きだして
キッチンへ
何かいいもの作りませんか?

もし晴れていたら
お昼には公園に行きませんか?

特製クイックブレッドを
自転車のかごに乗せて
お気に入りのコーヒーと
季節の風に吹かれてみませんか。

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材料

  • 薄力粉 ・・・250g
  • ベーキングパウダー ・・・小さじ2
  • きび砂糖 ・・・大さじ1
  • 塩 ・・・少々
  • 好みで粉辛子 ・・・大さじ1
  • サラダ油 ・・・大さじ1
  • プロセスチーズ  ・・・60g
  • プレーンヨーグルト ・・・130g
  • 牛乳  ・・・70ml

作り方

  1. オーブントースターの天板にアルミホイルを敷き薄くサラダ油(分量外)を塗ります。ボウルに粉、ベーキングパウダー、砂糖、粉辛子、塩を混ぜます。 角切りにしたチーズも混ぜます。
  2. 粉の中央に穴をあけて、ヨーグルト、油を加えてヨーグルトと油を大きなスプーンで混ぜます。 牛乳も加えて混ぜます。 全体を大きなスプーンやゴムベラで下から上へ粉の部分と水分を合わせるようにしながら混ぜます。全体がしっとりとまとまれば生地完成。
  3. 打ち粉を軽く上からふり、8等分にします。 スプーンですくってオーブントースターの天板に乗せ形をととのえます。
  4. オーブントースターに天板をいれずに1分ほど余熱し、 天板を入れ約15分焼きます。網にとって冷まします。

キッチンメモ

外はカリッと中はふんわりしっとり。
プチサイズの発酵なしの簡単パンです。
こんがり焼ければいいことありそう。

家で作ると焼きたてが食べられる幸せ。
とは言え、実は焼きたてよりも冷めてからの方がおいしいんです。
余分な水分が抜けるからでしょう。
それでもやっぱり、味見と言いつつ。
焼きたてをひとつ食べてしまうんですけどね。

【打ち粉】と言うのは、生地を成形する際にべたつかないように使う粉のこと。
今回の場合なら薄力粉を使えばOK。
べたついて扱いにくい生地に打ち粉をふって扱いやすくします。
打ち粉はなるべく最小限の量で済ますようにします。

小麦粉は中力粉でも、きび砂糖は普通の上白糖でもOKです。
サラダ油は今回は、こめ油を使いました。
オリーブオイルを使っても。

今回のクイックブレッドにはチーズと粉辛子を入れました。
チーズと粉辛子を入れなければプレーンな基本のクイックブレッドになります。

チーズのサイズは大きめに切っても小さめに切っても。
大きめに切ったものを生地に包んでもいいですね。
上に粉チーズをふったものも好きです。

和辛子の粉

今回加えている粉辛子。
食べると少し風味を感じる程度です。
それほど辛くはありません。
なければ省いてもOKです。

粗びき黒コショウを加えてもピリリとおいしいですよ。
ハーブを加えるのもおすすめです。

もそもそとしているので、マグカップに飲み物たっぷり。
スープも用意して食べたいですね。

オーブントースター以外(オーブン・フライパン)で焼く

今回のクイックブレッドは、オーブントースターで焼いています。
もちろんオーブンでも焼けます。

180℃に余熱しておいたオーブンで約12~14分焼きます。
天板にはクッキングシートを敷いておきます。
クッキングシートをを敷く場合は油を塗る作業は省きます。

フライパンやホットプレートでも焼けます。
形は両面焼くので、平たい形になります。
焦げやすいので火加減に注意しながら焼いてください。

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チーズ入りプチクイックブレッドの作り方を写真で説明

粉、ベーキングパウダー、砂糖などを混ぜる

ボウルに粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を混ぜます。
大きめスプーンや菜箸を使います。

中央部分を開けてヨーグルト、油を入れて混ぜる

ボウルに入れた粉類の中央部分に穴をあけます。
穴の部分にヨーグルト、油を入れて混ぜます。
(粉とは混ぜず、ヨーグルトと油部分を混ぜる)

混ざったら牛乳も加えて混ぜます。

次は粉と水分をなじますように全体を混ぜます。

粉と水分を混ぜていく

始めは粉粉していますが、徐々に混ざってきます。
粉の部分と水気のある部分を合わせるように。
下から上に混ぜます。

大きめのスプーンかゴムベラを使います。

粉っぽさがだいぶ消えた生地

徐々に粉っぽさが消えてきます。
生地がまとまったらストップ。

生地はずっしり重いという感じではなくて。
発酵はしてませんが、フカフカした軽い感じがします。

8等分する

ボウルの中の生地に打ち粉を軽く振ります。
ボウルの中で生地を大まかに8等分します。

天板に並べる

生地をスプーンですくって、形をととのえ天板に並べます。
天板にはアルミホイルを敷き、薄くサラダ油を塗り広げておきます。
(くっつき防止に)

パンのようにまるく形よく焼き上げたい場合。
打ち粉をふった台の上で丸い形にしていきます。
手にも粉をつけて丸めます。

今回はざっくりとスプーンで生地をすくって、天板に乗せてラフな形に焼いてます。

オーブントースターで15分焼いたもの

オーブントースターで15分焼きました。
完成です。

クイックブレッドについて

イーストを使わず発酵なし短時間で焼きあがる【クイックブレッド】
素朴な見た目、味わいが魅力です。
クイックブレッドのクイックはもちろん早いという意味。

アメリカ等でよく作られてきました。

もしパンを膨らませるためにイーストを使った場合。
一次発酵、二次発酵等の発酵させるための時間が必要になります。

クイックブレッドの食べ方。
大きいものはスライスして。

ジャムやはちみつ、バターをつけて食べるのもおすすめです。

冷めたものは軽く温めなおしても。
合う料理はスープ。
スープやドリンクを添えて。

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ベーキングパウダーについて

ではイーストの代わりにどうやって膨らませるのか?
クイックブレッドで使うのは、ベーキングパウダーです。
(たまに重曹を使うことも)

ベーキングパウダーで作った生地は作ったら時間をおかずに焼き上げます。

ベーキングパウダーは古いものを使うと膨らむ力が弱まっている場合があるので注意します。

小分けタイプはすぐになくなってしまうという方。
アルミ不使用のベーキングパウダーをお探しの方向け。


ラムフォード アリサン ベーキングパウダー 113g

重曹については下のソーダブレッドとクイックブレッドは同じ?のコーナーに書いています。

クイックブレッドの食感

クイックブレッドの食感はスコーンとマフィンの中間?
フランスのお総菜ケーキであるケークサレよりは油分が少なく素朴な風味。

外側の焼いてある部分は固めにカリッとが基本。
中はふんわりしているものもあれば、もう少し固めのものもあります。
ケーキ風のもの、スコーン寄りのもの。
加える水分やその他の材料で違ってきます。

パンよりはもそもそ感を感じるかもしれませんね。

ブレッドと言うからには、基本それほど甘くないものが多いです。
だから、朝ごはんやランチ、お弁当にも。
パンを切らした時にも便利ですよ。

朝起きて、天気がいいからお昼は公園でお弁当を広げたい。
そんな日にも作ったりしてました。

あまり甘くないおやつが食べたいときにも。

甘くないおやつアイディア・レシピ
甘いばかりがおやつではない、甘くないおやつアイディアやレシピを紹介。
マジカルキッチンレシピカテゴリーから軽食、クイックブレッド、お好み焼き等。

クイックブレッドの材料

基本の材料は小麦粉、砂糖・塩少々、ふくらし粉、牛乳等水分。
海外の昔ながらのレシピを見ていると水分はバターミルクが多いようです。

バターミルクはバターを作るときにでる酸味のある水分です。

卵、油分を加えるレシピも多いです。
オイルやバターを加えるとしっとり感がでます。
小麦粉は中力粉でも大丈夫です。

水分にヨーグルトを加えると、焼き上がりしっとりと仕上がります。
また発酵食品を加えることで風味もアップします。
バターミルクが手に入らないのでその代用でもあります。

水切りヨーグルトを使う際に出た水分(乳清・ホエー)があればそれを使ってもOKです。
牛乳とレモン汁を使ったりも。

クイックブレッドのアレンジ

クイックブレッドに凝っていた時期があり、様々なものを焼いていたことがあります。
加えるものや形、生地の緩さによって、見た目はもちろん、味や食感が変わるのでなかなか奥深かったです。

クイックブレッド生地をアレンジするなら。
まずは、生地の中にチーズ、ナッツやレーズン(ドライフルーツ)をプラス。

レーズン以外におすすめは、香りのよいオレンジピール。
乾燥イチジクもなかなかです。
ヨーグルトに漬けておくとしっとりと戻ります。

さわやかなクイックブレッドがお好みなら。
レモンを使ったものを。
レモンの皮をすりおろしたものも加えます。

パセリや炒めた玉ねぎ、ベーコンを加えたり、あらびき黒コショウ、にんにくを加えても。
チョコを刻んで加えておやつブレッドにしたりも。
美味しくてあっという間になくなってしまうのが寂しい!

生地の粉のアレンジとしては、全粒粉を加えたり、おからを加えて作ってます。

おからの天板クイックブレッド
プレーンタイプのおからのクイックブレッド。
オーブントースターの天板にアルミホイルで型を作って焼き上げます。
全粒粉入りのクイックブレッド

全粒粉を加えて焼いたクイックブレッドです。

とうもろこしの粉、コーンミールを加えて焼いたコーンブレッドも定番。

コーンブレッド(コーンミールブレッド)
コーンミール入りのクイックブレッド。マジカルキッチンおなじみオーブントースターで簡単にシリーズです。

マジカルキッチンお菓子レシピ、スコーン・クイックブレッドレシピコーナー。

ソーダブレッドとクイックブレッドは同じ?

ソーダブレッドと言うパンを耳にすることもあります。
クイックブレッドとは違うのでしょうか?

結論から言うと、ソーダブレッドはクイックブレッドの一種です。

材料も粉、重曹、バターミルクがオーソドックスなもの。
昔ながらの形は大きい丸パンで十字に切れ目が入っています。

ソーダブレッドのソーダは、炭酸(重曹)のことです。
重曹のパッケージに「炭酸」「ベーキングソーダ」と書いてあるものもあります。

重曹は、焼き菓子や和菓子ならお饅頭の皮を膨らませるためにふくらし粉として使われます。
このふくらし粉、昔ベーキングパウダーがなかったころは重曹が使われていました。
欠点は苦味や味に癖がある、生地の色が黄色くなる等あります。
その後、重曹が改良されてベーキングパウダーが登場しました。

重曹が全く使われなくなったかと言えば、そうではなくて。
昔ながらの郷土菓子などは今でも重曹が使われているものがあります。

クイックブレッドや蒸しパンに重曹を使ったレシピもあります。
マジカルキッチンの場合、重曹を使うときは、ベーキングパウダーと重曹を合わせて使っています。

重曹独特の風味も素朴な味わいで時々恋しくなって作ります。

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クイックブレッドの形もいろいろ

クイックブレッドは、形もいろいろ。
生地を丸めてパン風な形に。
型に流し入れて焼いて切り分けてケーキ風に。

小さく丸めれば食べやすいプチパン。
1個に大きく丸めれば切り分けて楽しむ形に。
ナマコ型に形を作るのも定番ですね。

大きいパンは、スライスして上にトッピングを乗せて楽しめます。

生地を丸める際は打ち粉をふります。
手にも粉をつけて丸めると作業しやすくなります。

生地の固さをゆるめにして、型に入れて焼く場合。
パウンド型入れたり、角形に入れて焼いたり。
角形に入れて平たく薄めに焼くと焼き時間が短くなります。

他にも、天板に生地をスプーンですくて落とす方法もあります。
見た目はちょっといびつになりますが、簡単でおすすめです。

オーブントースターでお菓子作りのコツまとめ

今回はオーブントースターを活用してクイックブレッドを焼きました。
庫内が小さい分、早く焼きあがるのがうれしい。
反面焦げやすかったり、ムラになるのが欠点です。

オーブントースターでのお菓子作りのコツをいくつか紹介します。
天板に油を薄く塗ったアルミホイルを敷いて焼くと、焼き上がり生地がくっつきません。
(オーブンの時はクッキングシートをどうぞ)

生地を並べて焼く際、一部分だけ尖った部分等があるとそこだけ焦げます。
成形の際気を付けます。

焦げそうになったらアルミホイルをかぶせます。

その他オーブントースターのコツや注意点等。
下のマジカルキッチンお菓子のTips記事にて紹介しています。

マジカルキッチン料理レシピ、オーブン・オーブントースターを活用したレシピコーナーです。

マジカルキッチンお菓子レシピ、オーブントースターを活用したレシピコーナーです。

オーブントースターでおすすめケーキ型
ステンレス製など耐熱性のバットや耐熱性のグラタン皿。
薄目のケーキが焼けて、正方形、棒状に切り分ければおしゃれなケーキに。

一番よく使うのが耐熱ガラス製のグラタン皿
長方形でオーブントースターにちょうどいいサイズ。
マジカルキッチンのおからケーキでよく使っています。
もちろんグラタンなど料理にも活用。
(デザインは下のものと若干違いますが)

チーズ入りプチクイックブレッドのレシピ情報

お菓子ジャンル

製菓器具: /

季節:

場面:

国・地域:

レシピキーワード:

チョコチャンクスコーン

ちょっぴり甘めのおやつスコーン。
粗く刻んだチョコがざっくり。

りんごのソーダブレッド

素朴なソーダブレッド、りんご入りでおやつパンに。
ほんのり甘くりんごの香り、ノンオイルで作ります。

オレンジピールとおからのスコーン

おからパウダーを加えたオレンジピールのスコーンは女性好みの味。
マジカルキッチンおなじみのおからのお菓子レシピです。

おからの天板クイックブレッド

プレーンタイプのおからのクイックブレッド。
オーブントースターの天板にアルミホイルで型を作って焼き上げます。