材料
- りんご ・・・1個(200g)
- 砂糖 ・・・大さじ3
- レモン汁 ・・・小さじ1
- 好みでレーズン ・・・50g
- 薄力粉 ・・・300g
- ベーキングパウダー ・・・大さじ1
- きび砂糖(または上白糖) ・・・30g
- 塩 ・・・小さじ1/3
- 卵(Mサイズ) ・・・1個
- 無調整豆乳(または牛乳) ・・・50ml
- プレーンヨーグルト ・・・(卵と合わせて)150ml
作り方
- (りんご甘煮)りんごの甘煮を作り。りんごは8つ割りにし、皮と芯を除き3~5ミリ厚さのいちょう切りにします。耐熱性のボウルにりんご、砂糖大さじ3、レモン汁を加え砂糖をまぶすように混ぜ、ラップをして電子レンジ500wで約4分40秒加熱し、ラップを取らずに2分ほど蒸らします。りんごが透き通ればできあがり。ラップをはずしてそのまま冷まし170g取り分け使います。
- レーズンは熱湯につけて1分程度置いて洗います。水けを切りキッチンペーパーで水けをとります。(コーティング用の油を落とすため)オーブントースターの天板にアルミホイルを敷きサラダ油をうすく塗り広げます。
- (生地作り)ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、塩、砂糖を入れ泡だて器で混ぜます。卵は溶きほぐしヨーグルトと合わせて150mlにしたものを加えてゴムベラで混ぜます。豆乳、レーズン、汁気を切ったりんごの甘煮も加えてゴムベラで切るように混ぜます。(少し粉っぽい程度でやめておく)
- (成形)打ち粉をふり、生地をゴムベラやスケッパーで大まかに8等分して切り分けオーブントースターの天板に並べます。
- (焼く)オーブントースター1000wで約20分焼き色がつくまで焼きます。(途中焦げそうになったらアルミホイルをかぶせて対応、焼きムラは天板の前後を入れ替える)
キッチンメモ
りんごの季節になると、さぁあれを作ろうと自然に頭に浮かぶ。
お菓子がいくつかります。
そんな季節の楽しみ、りんごのソーダブレッド。
りんご約1個分弱のりんごの甘煮が入った素朴なソーダブレッドです。
作り方はシンプル、味も素朴でりんごとレーズンが甘酸っぱい!
こちらのりんごパンは、おやつとしては、それほど甘くないんです。
あっさりとしたところがいいところ。
なので、朝ごはんがわりにしたりも。
今回はレシピを少しかえて手でこね、丸める作業なし。
ボウルの中で作業が完了するようにしました。
(その分ちょっと形が悪いかな)
今回は生地にりんごの甘煮、レーズンを加えます。
りんごの甘煮の汁気で生地のゆるさがかわってきます。
汁気はなるべく切って入れる。
レーズンを洗った際の水気も紙でとるようにします。
生地が柔らかくて扱いにくい時は打ち粉をふると扱いやすくなります。
逆に固いようなら豆乳や牛乳を足します。
りんごの甘煮の汁気が余っていて使い切りたいとき。
甘煮のシロップおいしいですし、余って困ることあるんですよね。
その際は豆乳または牛乳の分量に入れてください。
その分豆乳を減らせばOK
オーブンでもオーブントースターでもOK
生地の量がたっぷり粉300g分なので、天板ギリギリ。
厚さもいつもより厚いので焼く時間が17~20分程度かかります。
使用オーブントースターの天板のサイズは20×26.5センチ
天板が小さい場合は2回に分けて焼くか。
分量を半量にして焼きます。
(焼き時間を多少短めに)
レンジで作るりんごの甘煮の作り方詳しくはこちら。
マジカルキッチンお菓子レシピ
作っておくと便利なりんごの甘煮。スコーンや蒸しパンにも。
マジカルキッチン動画でレシピ
りんごのソーダブレッドの作り方を写真で説明
ボウルに粉や砂糖、塩、ベーキングパウダーを混ぜます。
ボウルの中でいろいろ作業するので、サイズが大きい方がやりやすいです。
具や液体を混ぜます。
ゴムベラを使ってさっくりと混ぜます。
最後粉っぽさがすこ~し残る程度でストップします。
天板に並べます。
焼きあがりました。
ソーダブレッドって?
ソーダブレッドは発酵させず、ベーキングパウダーなどを使って焼くお手軽なパン。
昔、ベーキングパウダーが登場する前はベーキングソーダ(重曹)を使って焼かれていました。
(ベーキングソーダを改良したものがベーキングパウダー)
今も重曹とベーキングパウダー両方を加えて焼いたりもします。
ただ重曹は加えすぎると苦味がでたりします。
重曹を加えるとちょっと独特の風味がつきます。(なんとなく懐かしいような味)
色も黄みががってきます。
レーズンの湯通し
レーズンを使ったお菓子が好きです。
たま~にふと食べたくなるんですよね。
レーズンで焼き菓子。
生の果物と違って乾燥させた果実は小さくなった分甘みがぎゅっと。
日持ちがよくなるのもいいですね。
まずは買って来たレーズンの袋の裏をチェック。
材料欄にオイルと書かれていたら。
オイルコーティングされたレーズンです。
近所のスーパーやドラッグストアに置いてあるレーズンはオイルコーティングされたレーズンがほとんど。
オイルで加工してツヤよく。
レーズン同士がくっつかないようにしています。
製菓材料のお店や大きいスーパー等、品ぞろえがいい店に行ってみると。
「ノンオイルコーティング」のレーズンも売られています。
粒の大きいレーズン、緑色のレーズン、枝付きのもの等いろいろあって面白い。
オイルコーティングされたレーズンを生地に入れたりラムレーズンを作っても構わないのですが。
湯通しするとオイルが取れるし、レーズンもふっくらします。
そのまま食べる時やそのままを楽しむお菓子なら湯通しなしで食べられます。
湯通しの方法
いくつかやり方があります。
- 小鍋に湯を沸かしてレーズンを入れてさっとゆがく
- 熱湯をレーズンの器に注いで1分程度おく
- ぬるま湯に10分つけておく
あとは水でさっと洗い、水分を取る。
あまり長く煮たり、湯につけるとレーズンのおいしさも流れてしまうので要注意。
湯を使う理由は、オイルは水では落ちず、湯まで温度を上げないと落ちないからです。
オーブントースターで
オーブントースターで焼くことが出来ます。8等分がおススメ。
天板にアルミホイルを敷き薄く油を塗り生地を並べ今回の場合は20分焼きます。
焦げそうになったらアルミホイルをかぶせてください。
上の方法(焦げそうになればホイルをかぶせる)でうまくいかない場合。
下の方法(焼き時間の最初と最後はホイルなし中間のみホイルをかける)を試してみてください。
焼き時間を最初、中間、最後にわけます。
初めの5~7分はホイルなしで焼きます。
中間部分はホイルをかぶせ(焦げるのを防ぎ)て焼きます。
最後の8~10分はホイルを外して焼きます。
●最初はホイルなしでしっかり焼いて生地を固めて
●生地が固まってからホイルをかぶせ
●最後はホイルをはずし焼き色をつける
この方法だと焼き色の調節を最後にやるので焦げにくくなります。
最初にホイルをかぶせるタイミング。
5~7分焼き、生地表面のべたつきがなくなれば、ホイルをかぶせます。
(生地がベタベタ生っぽいとアルミホイルにくっつく)
最後の段階でアルミホイルをはずして、ちょうどいい焼き色に仕上げます。
成形での注意点
オーブントースターはとにかく焦げやすい。
高さがある部分が特に焦げやすいです。
なるべく平たく、飛び出して高い部分がないように形を作ります。
オーブントースターを使いこなすマジカルキッチンTips
使用オーブントースターの天板のサイズは20×26.5センチ
パンや焼き菓子を作る際、天板にはアルミホイルを敷きます。
サラダ油を薄く塗ります。
油を塗らないと、焼きあがったときパンが天板にくっついて取りにくくなります。
くっつかないホイルと言う商品もあって。
オーブントースターOK
これなら油を塗らなくて大丈夫です。
天板から余分なアルミホイルがピラピラして庫内に接触しないように、余った部分はカットします。
(少しの余分はOK)
マジカルキッチンお菓子作りのTips、オーブントースターで上手にお菓子、パンを焼くコツ。
ムラなく焼くコツ、失敗しやすい点を解説します。
マジカルキッチン料理お菓子のTips
オーブントースターのメリットデメリット。
オーブントースターでうっかりな危ない事例を体験談を交えて紹介。
手で丸めて形を作るバージョン
今回のソーダブレッドは、ボウルの中で粉混ぜ、液体・具混ぜ、切り分けまでやってます。
正直手抜き、でも洗い物少なくなるから楽です。
ざっくりやるので、形もざっくりになります。
もうちょっときれいな形にしたい!
大きさをそろえたい!
こんなときは、生地を固めにしてきりわけたり。
手で丸めて形をつくったり。
このりんごのソーダブレッドの場合。
りんごの甘煮の水分で生地がべたつきやすいです。
何回か打ち粉を振りながら。
下は以前のレシピ
- (生地作り)ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー合わせてふるい入れ、塩、砂糖、溶き卵を加えてゴムベラでざっと混ぜ、ヨーグルト、りんごの汁、豆乳も加えて混ぜます。
- (成形)打ち粉をふった台の上で、何度かこね、生地がなめらかになればひとまとめにします。
- 生地を広げ、汁気を切った具を散らし包むようにしながら、混ぜ込みます。(具を加えるのは何度かに分けて)
- 打ち粉をふり、生地を4等分して、楕円形にのばし、手前から巻いていき、楕円の棒状にします。形をととのえ、とじめを下にオーブンペーパーを敷いた天板に並べます。包丁で斜めに2本切れ目を入れます。
- (焼く)180℃に温めておいたオーブンで約25分軽く焼き色がつくまで焼きます。焼き上がりは竹串を刺してチェックします。網(ケーキクーラー)にとって冷まします。
汁気を切った具を加えます。
一度に混ぜ込むのは大変なので、何度かに分けて加えます。
具がすべて混ざりました。
具の割合が多すぎるようでも、焼きあがると生地が膨らむので、そうでもなくなります。
よく切れる包丁かナイフで切れ目を入れます。
りんごについて
お菓子作り、特に焼き菓子にぴったりのりんごの品種。
よく言われるのが「紅玉」
酸味が強く煮崩れにくくアップルパイ等に最適。
ですが昔に比べて作る量が減って店頭でみかけません。
最近のリンゴは甘くて酸味の少ないりんごがほとんど。
とりあえず家にあるりんごにレモン汁を補って作ってます。
【ジョナゴールド】、【ふじ】あたりが手に入りやすく使いやすいです。
青りんご(黄りんご)の【王林】は甘くてさわやかです。
一方果肉が柔らかいので焼き菓子には向いていませんでした。
同じ青りんごの【とき】は果肉がしっかりしていました。
酸味はあまりなくて甘みがあり爽やかな風味。
【秋映】(あきばえ)は色が濃い赤、赤黒っぽく見えるりんごです。
甘酸っぱくりんごらしい風味で果肉もしっかりしています。