材料
- にんにく ・・・1玉(100g)
- しょうゆ ・・・50ml
- みりん ・・・大さじ1
作り方
- 小鍋に醤油とみりんを入れてひと煮立ちさせて冷ましておきます。(醤油のみで漬ける場合は加熱せずそのまま使用)
- にんにくは外側の皮をむいて、小房にわけます。耐熱性の皿に並べラップをかけ、電子レンジ500wで約30~40秒加熱します。根元の固い部分を切り取り薄皮をむきます。
- 広口瓶ににんにくを入れ漬け汁をヒタヒタになるまで注ぎます。(瓶は煮沸消毒またはアルコールで消毒)
- きっちりとフタをして冷暗所に置き、2週間ほどたって漬かってきたら冷蔵庫で保存します。(漬けてから5日程度はにんにくが浮きやすいので、瓶を一日数回上下にかえして全体を液につけます。)
キッチンメモ
にんにくの旬である初夏に作って保存しておけば、炒飯、薬味にと楽しめます。
味が染みこむにつれ、漬かるにつれて、時間が経つほどマイルドに。
生ニンニクの辛味や刺激が抜けてまろやかになります。
1週間ほどで使えますが、1ヶ月を過ぎるとだんだんとまろやかになります。
にんにくが黒くなるまでには、数ヶ月の時間がかかります。
今回はしょうゆにみりんを加えた漬け汁にしました。
マイルドな風味ですよ。
しょうゆのみで漬けてももちろんOK。
みりんを加えたものは、醤油のみで漬けたものに比べると黒色は薄めです。
マジカルキッチン季節の特集
ニンニク他しょうがなど、初夏から夏の保存食作り置きレシピをまとめています。
初夏から夏のおいしい保存食、作り置きレシピを紹介します。
マジカルキッチン動画でレシピ
皮むき、根元を切る作業など動画でわかりやすく。
にんにく4~5玉漬ける場合
1玉じゃ足りない!たくさん漬けた~い。
なんて場合はどうするか。
ニンニク4~5玉漬ける場合の目安です。
(分量は、容器によっても変わってきます)
しょうゆ ・・・240ml
みりん ・・・60ml
電子レンジでの加熱時間は500w3玉で約1分20~30秒加熱。
数が増えると加熱ムラになりやすいので、まずは上の時間加熱して。
様子を見ながら再加熱していきます。(短時間ずつ)
あるいは2回に分けて加熱。
にんにくのしょうゆ漬けの作り方を写真で説明
にんにく1玉です。
にんにくの一番外の皮をむいて、片にばらします。
ざっくりとでOKです。
薄皮をむくのですが、このままだとむきにくいです。
その作業をやってると、指が痛くなります。
そこで裏技。
にんにくは、レンジで少し加熱すると皮がむきやすくなります。
指も痛くない。
加熱することでにんにくの漬かり方も早くなります。
耐熱性の皿にのせて、ラップをかけて電子レンジで加熱。
皮がむきにくいようなら、再度短時間加熱します。
加熱し過ぎるとニンニクが柔らかくなりすぎるので注意してください
にんにくの根元の固い部分を切り落とします。
薄皮をむきます。(ツルンとむけますよ)
つけ汁の調味料、みりん、しょうゆは鍋に入れてひと煮立ちさせて冷ましておきます。
この作業は、醤油のみで漬ける場合は省きます。
殺菌した瓶ににんにくを詰め、漬け汁をひたひたになる程度に注ぎます。
レンジでにんにくの皮をむきやすく
にんにくの皮むき、大変ですよね。
レンジにかけると、薄皮がむきやすくなる効果があります。
また漬けた後も生のにんにくそのままよりも、ニンニクの辛味や刺激が和らぐのが早くなります。
やり方は簡単。
にんにくは外側の皮をむき、小房に分けます。(適当でOK)
耐熱性の皿に並べ、ラップか電子レンジ用のフタをします。
加熱時間は、電子レンジ500wで1玉だと30~40秒が目安。
3玉で約1分20~30秒加熱します。
3玉以上数が増えた時は、場所によって加熱にムラが出やすくなります。
計算よりも早めに一度取り出して様子を見てください。
あるいは、2~3玉ずつにわけて、レンジにかけます。
加熱後に下の固い部分を切り落とし、薄皮をむきます。つるんと楽にむけます。
加熱し過ぎるとニンニクが柔らかくなりすぎるので注意してください。
逆に加熱しても皮がまだむきにくければ、少しずつ時間を延長してください。
つけ汁は、醤油のみ?みりんも加える?昆布は?
にんにくのしょうゆ漬けの漬け汁。
醤油のみで作ろうか。
それとも、みりんやその他昆布など入れて作ろうか。
迷うところですよね。
マジカルキッチンでこれまで色々試してきての比較を書いてみます。
醤油のみで漬けたにんにくのしょうゆ漬け
にんにくしょうゆ漬けの中でも一番シンプルな味と作り方。
にんにくと醤油のストレートな風味が楽しめます。
数か月後、にんにくが真っ黒になって黒い宝石のような見た目、風格があります。
そのまま食べるには塩気があるので、刻んで使うことが多い。
みりんを加えた漬け汁のにんにくのしょうゆ漬け
漬けて一年後のみりん入り、にんにくしょうゆづけです。
みりんが入る分、甘さも少し加わって、まろやかな風味。
食べやすい。
漬けてすぐでもおいしい。
にんにくの色は真っ黒にはならないかも。
昆布かつお節を入れた漬け汁のにんにくのしょうゆ漬け
以前紹介した、しょうゆに、酒、昆布、かつお節など加えて作ったニンニク醤油漬け。
マイルドになるのが早いので早めに食べたい時にもオススメです。
小鍋にしょうゆ、酒、かつお節、細くカットした昆布を入れてて煮立て冷まし醤油タレを作ります。
しょうゆがだしがきいて美味しい醤油になります。
にんにく醤油の醤油の使い方
漬け汁のにんにく醤油は、万能調味料。
炒め物に加えるのがオススメの使い方です。
中華スープや鍋物のタレ、焼き肉にも。
お酢、油、こしょうを加えるとドレッシングになります。
醤油ニンニクの使い方
しょうゆに漬けたにんにく粒。
まるで黒い宝石。
何に使いましょうか?
マジカルキッチンでは刻んで炒飯に入れるのが定番の使い方。
これだけで炒飯がワンランクアップ。
他にスライスしておつまみに。
炒め物に、薬味に使えます。
夏場は刻んでおかずサラダのドレッシングに加えたり。
上にトッピングしたり。
かつおのたたきにも使いやすいんですよ。
ニンニクの保存食色々
にんにくが旬の時期にたくさん買って漬けておくと便利なにんにくの保存食。
ビンに入れて冷蔵庫に保存して置くと使いたい時にさっと使えて便利です。
マジカルキッチンにんにく保存食御三家は。
酢漬け、しょうゆ漬け、味噌漬け。
甘酢につけたにんにくの酢漬け(にんにくのピクルス)
しょうゆに漬けたにんにくのしょうゆ漬け。
味噌に漬けたにんにくの味噌漬けをよく作ります。
どれもにんにくの皮をむくのが手間なぐらいで、後は簡単です。
どれも漬けてから時間が経つにつれにんにくがマイルドになります。
漬けた味噌やしょうゆ、酢など調味料もまろやかになって色々に使えます。
夏場よく作るのがスライストマトににんにく醤油や酢漬けのにんにくの酢、しょうゆをかけること。
後はオリーブオイルやごま油少々。
かつお節や刻んだネギや大葉を乗せれば絶品夏おつまみ。
にんにくのしょうゆ漬けは炒飯、炒め物に。
味噌漬けは鍋物や味噌の汁物に。餃子の種に。
酢漬けは万能。餃子の種や炒め物、万能に使えます。漬け汁は油等を足してドレッシングに。
生のにんにくって日持ちがしなくて常備するの大変ですよね。
保存食にしておくと、気楽です。
自家製ニンニク醤油は、寝かせておくほど、まろやかに。
スタミナ満点自家製にんにく味噌の作り方。
にんにくを酢漬けにして便利な保存食に。
保存するビンや消毒について
清潔でフタがきちんとした瓶に入れて保存します。
瓶は長期保存するなら、煮沸消毒を。
煮沸消毒して乾かした物を使います。
冷蔵庫に入れておけば一年以上持ちます。
気をつける点、実際に使って分かった点など取り上げます。
マジカルキッチンお菓子、料理のTips今回は保存食や常備菜、ジャム、シロップ等を保存する注意点。煮沸消毒、アルコールでの殺菌について
ニンニクやラッキョウの漬物を入れた保存食の瓶。
食べ終わった洗っても洗っても、匂いがなかなか取れなくて大変。
他のものにも使いたいお気に入りの瓶は使わないほうがよさそうです。
フタにも匂いが染みこんで泣いたことがあります。
パッキンにも匂いがつきます。これは取れません。
保存瓶によってはパッキンが別売りされています。
瓶の匂いは洗えば取れるので、パッキンさえ買い替えれば。
他のものにでも使えますよ。(意外と値段がした覚えがありますが)
にんにく醤油とラーメン屋さん
ニンニク醤油漬けの思い出ひとつ。
以前家族で通っていたご夫婦でやってらしたラーメン屋さん。
テーブルにポンと刻んだにんにくの醤油漬けの容器が置いてありました。
薬味として好きなだけ食べられるのです。
私はこれを福神漬のかわりに炒飯に添えるのが大好きでした。
今はもうそのお店はないけれど、今でもあの味を思い出します。