マジカルキッチン料理の食材Tips『ナンプラー』
ナンプラーは、独特の香りと旨味、塩気のある醤油のような調味料です。
使い道がわからなくて余ってしまう、アジア系の料理以外の使い方は?
買おうかどうしようか迷っている。
今回はそんなお悩みを解決!
ナンプラーを使った王道料理、また普段使いのレシピやアイディアを紹介します。
ナンプラーについて
塩味でお醤油に似ていて、魚類の旨味がある調味料。
色はお醤油のより薄い茶色です。
ナンプラーの原料はカタクチイワシなどの小魚と塩。
魚醤のひとつで、日本にある「しょっつる」も魚醤の仲間です。
タイではナンプラー、ベトナムではニョクマム。(両者にあまり違いはありません。)
アジアのエスニックな香りのする調味料でもあります。
少量で旨味をプラスしてくれるので、万能調味料として隠し味にも使えます。
個人的にはこのナンプラーの独特の風味。
臭いといえば臭いのですが。
他のアジア人と同じく、魚に慣れ親しんだ日本人からすると親しみがある系統だと感じます。
スーパーでも買えるナンプラー
ナンプラー売り場は、スーパーの中華エスニック食材、調味料が置いてある場所にあります。
輸入食材の店では数種類置いてあったり。
業務用スーパーには大きなボトルもあります。
ナンプラーを買うべきかやめておいたほうがいいか
ナンプラーあれば便利そうだけど、余り使わない気もする。
海外の調味料を買うときって迷いますよね。
いろいろ揃えても使い切れずに苦労することもありますし。
まず、やめたほうがいいのは、とにかくあの癖のあるニオイが嫌いな人。
魚や魚介の臭いが苦手な方はナンプラーはパスしてOK。
ちなみに中華な調味料【オイスターソース】についての記事もあります。
オイスターソースを買おうかどうしようか迷ったらどうぞ参考に。
![ナンプラー](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2018/10/tips-nampla.jpg)
マジカルキッチン料理の食材Tips『ナンプラー』
タイの調味料です。買っても余ってしまいそう。アジア系の料理以外の使い方は?
王道料理、また普段使いのレシピやアイディアを紹介します。
こんな方にはナンプラーがおすすめ
ナンプラーを買った方がいいのは。
一つはまず、タイ料理やベトナム料理の好きな方。
タイカレーを作ったり生春巻きのタレを作ったりと活躍。
ナンプラーを使って自分好みの味に作れます。
そしてもう一つ、塩系の味付けが好きな方にもナンプラーはおすすめ。
塩ラーメン風、塩焼きそば風、塩味の炒めものなど。
旨味と塩気をいかして、少し入れるだけでも味にコクが出ます。
いつもの和食や南蛮漬けに隠し味的に使ってもOKです。
ナンプラーとオイスタソース、にんにくの組み合わせで、市販のラーメン風な味も凝った出汁いらずで即再現。
ナンプラーは少量サイズがおすすめ
そう、塩気があり、少しの量でも旨味がプラスできるナンプラーだから、あまり減りは早くありません。
減りが遅いんです。
そのためナンプラーを購入する際は、少量のボトルを買うのがおすすめです。
大ボトルを買った時は、使い切るのに苦労しました。
中華街や業務スーパー、輸入食材のお店にいくと、どーんと大きなボトル置いてますね。
ナンプラーを使うアイディア
もし使い道に悩んだり余って困ったときは。
醤油の代わりに使ってください。
ただし醤油より独特の風味(ニオイ)が濃い、塩気が濃いので、量は控えめに。
隠し味に少量使っても旨味がアップします。
ナンプラーと相性のいい素材
ナンプラーとレモンなど柑橘は相性がいいです。
また香味野菜との相性もよくにんにく、しょうが、香菜、バジルや青紫蘇にも合います。
![](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/01/kamaageshirasulemonpasta-320x240.jpg)
さわやかな酸味でナンプラー味にマッチします。
肉との相性もよく、魚介類との相性ももちろん二重丸。
いつものメニューをちょいエスニックあるいは隠し味に
たとえば、南蛮漬けや紅白なますに加えるといつもとひと味違う味に。
または少量を隠し味的に使う方法も。
鍋物のつけダレ、ポン酢に飽きたらナンプラーダレもおすすめ。
ラーメン、うどんのスープ。
炒めもの、鶏そぼろの味付け。
麺類は、うどんだけでなく焼きそば、春雨もおすすめです。
サラダや和え物のタレに使うと旨味が簡単にプラスされて便利です。