材料
- 新しょうが ・・・150g
- 塩 ・・・6g(しょうがの4%)
- 赤梅酢(あれば梅干しを漬けた赤紫蘇も) ・・・適量
作り方
- (しょうがの下処理)新生姜はひとかけ(約3センチ)ずつに切って洗いキッチンペーパーで水けをとり容器に入れ塩をまぶし一晩おきます。(調理時間外)(皮に汚れがある場合はスプーンでこそげる)
- (しょうがを干す)新生姜の水気をキッチンペーパーでふき、網やザルに広げ半日から1日天日干しします。(生姜が乾けばOK)(調理時間外)
- (ビンに詰め保存)消毒した瓶に新生姜を詰め、あれば梅干しのもみ紫蘇を加え赤梅酢をひたひたに注ぎます。フタをして冷蔵庫で保存します。(1年持ちます)
キッチンメモ
梅干しを作る時にできる副産物。
赤梅酢と赤紫蘇を使ってしょうがを漬ければ自家製紅生姜に。
紅しょうが作りは、しょうがの保存食の中でも、簡単な部類でうれしい。
2週間程度で色が染まり食べられます。
今回はインスタントコーヒーの瓶(フリーズドライタイプのコーヒーの瓶)に1本漬けました。
(なるべく広口タイプの瓶が便利)
市販品のような赤色には染まりません。
赤と言うよりは濃いめの赤紫ピンク系な色味です。
使用する梅酢により、濃い目だったり薄めに染まる時があります。
薄めの色づきも、上品ピンク色できれいですよ。
あれば梅干しを漬けた時のもみ紫蘇を入れた方が濃いめに染まりやすいです。
生姜のブロックはサイズを大きくすると中央部分が染まりにくくなります。
漬けてショウガが液から飛び出している場合。
カビが生えないように1日一度ビンを揺らしてしょうがを液にひたします。
1週間もやればしょうがも沈んでくるのでもう大丈夫。
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紅しょうがの作り方を写真で説明

新しょうがを計量して必要な塩を計算します。
150gなので4%の塩は6g

しょうがはなるべく皮ごと使います。
皮の周囲は栄養豊富
下ごしらえしたしょうがは容器に入れ、塩をまぶし一晩おきます。
一晩たつと、塩が溶けてます。
水気をふいて干します。

天日に干します。
途中裏返すと早く乾きます。
乾けばOK

しょうがを瓶に詰め、梅酢を注ぎ、あれば紫蘇を乗せます。
梅酢が塩辛い時は?
使用した梅酢は塩分15%で漬けた梅干しの梅酢です。
梅酢によっては塩気がきつくなる場合があります。
むかし、母が紅生姜を試してみた時のこと。
塩辛すぎて、それ以後作らなかったらしいので。
塩分が高い梅干しの梅酢だと塩辛いかもしれません。
(日持ちはよさそうですが)
まぁ昔の梅干しの塩分は20%超えてましたしね。
塩辛いからと言って、瓶に水を入れて薄めると日持ちが悪くなります。
砂糖、酢、酒を鍋に入れて軽く火を入れて冷ましたものを加えると、多少マイルドになります。
(少量なのでレンジにかけても)
漬ける前に梅酢の味をチェックしてみて、調整してみてください。
保存について
梅酢に漬けているので、結構日持ちはいいです。(保存状態によりますが)
置いておくほどおいしくなるわけでもありません。
漬けて一年後、新しょうがの季節が来たらまた作ってます。
梅干しの赤紫蘇、ここ数年は市販のモミ紫蘇を使ってます。
梅干しを漬けたあと、干して紫蘇のふりかけも作ってます。
使い道、使い方の注意点
さわやかなしょうがの香りもよく、紅色に染まった生姜。
スライスしたり、千切りにしたりと使い勝手がいいのです。
さっぱりした油を使った料理とも相性がいいですよね。
牛丼、焼きそばがおなじみ。
他お好み焼きもよく使ってます。
- 酢の物
- お好み焼き・焼きそば
- 牛丼
- 炒飯、お寿司、混ぜご飯
- ラーメン
- かき揚げ
注意点は色落ちすること。
酢の物に入れて時間がたつと色があせていきました。

お好み焼き、面倒だなぁと言う時作っているのが「お好み卵焼き」
卵液に、あれば刻んだ小ネギ、アミエビ(ハム等でも)を加え
紅生姜も加えます。(隠し味程度)
フライパンに流し入れ、くるりと巻いて卵焼きを作ります。
この時スライスチーズを巻くのもおすすめ。
焼きあがれば、上にソースをとろ~り。
かつおぶし、紅生姜の千切り、青のりをトッピングすれば
まさにお好み焼きの味~
保存するビンの消毒について
ビンに雑菌がついていると食品が傷んだりカビが生えます。
ビンは煮沸消毒するか、ホワイトリカーを少々入れて消毒するかします。
煮沸消毒には容器が入るサイズの鍋が必要になります。
鍋に入りきらないときなどは、熱湯をかける熱湯消毒やアルコールでの殺菌をします。
ただし、ジャムの保存にはむきません。ジャムは煮沸消毒した瓶がおすすめ。
熱湯消毒は瓶が割れないように、耐熱温度の差に注意
冷蔵庫から出してすぐに熱湯をかけると危ないです。
アルコールを使った殺菌方法
ビンや保存容器とキッチン用のアルコール
アルコールがない場合は、ホワイトリカーを用意。
キッチン用のスプレー式のアルコール。

食器や保存容器OKの除菌用のスプレーでアルコール度数が高くなっています。
業務スーパーの「除菌アルコール78」1,000ml入りを使ってます。
アルコールによる容器の変色等の可能性もあり、使用できない素材もあります
大きな梅酒ビンなどは鍋で煮沸消毒が大変なのでアルコールでの殺菌が便利です。
瓶や容器は前もって洗剤でキレイに洗っておきます。
アルコールをスプレーするか、少量のアルコールを瓶に入れてフタをします。
液がいきわたるように瓶をふります。
終ればアルコールを捨てます。
フタや口部分は念入りに殺菌します。

ホワイトリカーを用意

容器に少量ホワイトリカーを入れてフタをして上下に振り、全体にいきわたらせる。
必要な道具:ビンを取り出すトングや菜箸。
ビンを乾かすために敷くキッチンペーパーや布巾。
使用する瓶、道具の消毒はしっかり。
布巾やキッチンペーパーも清潔なものを用意。
詰める道具や菜ばし、瓶のふたも煮沸消毒します。

瓶は事前に台所洗剤をつけて洗っておきます。
瓶は必ず水の状態から入れます。
湯にいきなりビンを入れると温度差で割れることがあります。
鍋にビン、フタ、道具、ビンがかぶるくらいの水を入れ、強めの火にかけます。
沸騰したら火を弱め、ぐらぐらした状態が続く火加減で5分以上加熱します。。
ゴム製のパッキンやビンのフタは高温に弱いので。
長くはつけません。パッキンは1分程度。
金属製のフタは2分程度。
またはアルコールや焼酎で拭いて殺菌します。
プラスティック製のふたは耐熱性でなければ、アルコールを使います。
乾いた清潔なフキンやキッチンペーパーの上に取り出します。
熱いのですぐに乾きます。
新しょうがについて

夏、6月から8月が旬の新しょうが。
普段出回っているひねの生姜よりも色が白く。
水分が多くみずみずしく、辛味が少なめになっています。

すりおろして冷奴の薬味に使うのはもちろん
繊維が柔らかいのでそのまま食べるのにも適しています。
佃煮に、新生姜の甘酢漬けに、生姜ご飯などなどに活躍。