豆腐のベイクドチーズケーキ

豆腐のベイクドチーズケーキ
チーズケーキ好きさんに朗報!豆腐入りの簡単ベイクドチーズケーキ。
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材料

  • ダイジェスティブビスケット(または普通のビスケット) ・・・80g
  • バター(またはマーガリン) ・・・40g
  • 好みでシナモンパウター ・・・少々
  • クリームチーズ ・・・200g
  • 絹ごし豆腐 ・・・150g
  • プレーンヨーグルト ・・・大さじ2
  • 卵 ・・・2個
  • 薄力粉 ・・・大さじ2
  • レモン汁 ・・・大さじ1
  • バニラエッセンス ・・・少々
  • きび砂糖 ・・・50g

作り方

  1. (下準備)型にはオイル化バター(分量外)を塗ります。クリームチーズは、適当な大きさに切り室温に出し柔らかくしておきます。(急ぐときは、電子レンジで約30~40秒加熱)
  2. (土台作り)ビスケットはフードプロセッサーやミキサーに入れるか、厚手のビニール袋(冷凍保存用のジッパー付き袋)に入れて、めんぼうなどでたたいて粉々にします。お好みでシナモンパウダーも加えて混ぜます。
  3. バターは耐熱性の器に入れラップをかけて電子レンジに30秒から1分かけて溶かしバターにします。ビスケットに溶かしバターを加え、全体がしっとりするまで混ぜ、型の底にスプーンの背でぎゅっと押しながら敷き詰め冷蔵庫で冷やしておきます。
  4. (生地作り)ボウルに絹ごし豆腐を入れて泡だて器で混ぜます。なめらかになれば、クリームチーズを泡だて器かハンドミキサーでなめらかなクリーム状になるまで練ります。砂糖を加えて混ぜます。卵、プレーンヨーグルト、レモン汁、バニラエッセンス、ふるった薄力粉を順に加えてそのつど混ぜます。(粉を加えてからはあまり混ぜない)
  5. (焼く)生地を型に流しいれ平らにならし、数センチ高さから数回落として空気を抜きます。170℃に温めておいたオーブンで約30~40分焼き色がつくまで焼きます。(焼きあがった後、そのままオーブンの中に入れて粗熱を取ります。(温度差があると表面がひび割れるため)
  6. 粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れ3時間以上冷やしてから型から外します。(調理時間外)

キッチンメモ

チーズケーキが好きな人って多いですよね。
ケーキはそれほど好きじゃないけど、チーズケーキならと言う男性も多いそうです。
コーヒーとの相性も二重丸。

そしてチーズケーキって、それぞれの小さなこだわりがあったりしませんか?
チーズケーキもレア、ベイクドはもちろん、濃厚でずっしりしたタイプやスフレ等軽いものなどいろいろ。

どれも好きで、あれこれ焼きたい食べたいのですが。
家で焼くときは結局シンプルで簡単なものをよく焼きます。
いわゆる定番のベイクドチーズケーキ。

マジカルキッチンの定番ベイクドチーズケーキのこだわりは、重くないけどあっさりしすぎず、軽すぎず。
ほんのりした酸味とチーズのコク、ほろっと柔らか、しっとり生地がきゅっと詰まってでも軽い。
そんなベイクドチーズケーキにこだわってます。

今回は豆腐を使って定番チーズケーキを作ります。
ヘルシーさと美味しさの両方にこだわったベイクドチーズケーキです。

豆腐は水切りなしでOKです。なめらかになるように絹の豆腐を使います。
豆腐は加えて生クリームなしで作ります。
いつものベイクドチーズケーキと変わらないおいしさで家族も気が付いていませんでした。

初めて豆腐のチーズケーキを試したのは、豆腐のティラミスでした。
作る前に気にしていた豆腐臭さや食感は意外なほど豆腐感なし。
基本クリームチーズのおいしさが豆腐を上回っているようです。
なのでそれ以後、クリームチーズのディップにも豆腐を加えたりしています。

そしてベイクドタイプも豆腐臭さも食感も心配なし。
生クリームなしでもおいしいので気に入っています。

作り方は基本のベイクドチーズケーキと同じ。
材料を一つ一つボウルに混ぜていきます。

18センチの丸型でも作れます。厚さが薄くなりますが。
ビスケットは100g用意してバターは50gに。

抹茶と黒豆の豆腐チーズケーキ。
こちらはヨーグルトを使わず生クリームを使っています。

マジカルキッチンお菓子レシピ

抹茶と黒豆のベイクド豆腐チーズケーキ
豆腐を加えたヘルシーチーズケーキ
和テイストに仕上げました。

作り方を写真で説明

全粒粉ビスケット

チーズケーキの土台にビスケットを用意します。
全粒粉入りのビスケットやクラッカーを使うと風味が香ばしいです。
ですが、クラッカー、クッキーやビスケットならなんでも大丈夫です。

ビスケットを砕く

ビスケットを砕きます。
ビニール袋に入れて叩いて粉々に。
(厚手を用意。
ジッパー付きの冷凍保存用の袋)
あるいは上の写真のようにミキサーにかけても。

底が取れる型

型を用意します。
今回は底が取れる15センチの型を使いました。
詳しくは下の型についてをご覧ください。

チーズケーキの材料

チーズケーキの生地の材料を用意します。
クリームチーズ以外は割と家に常備してあるもの。

ビスケットを型に敷く

砕いたビスケットとバターを混ぜてしっとりさせて。
型に敷き詰めます。

豆腐をなめらかに

ボウルに絹ごし豆腐を入れて泡だて器でなめらかになるまで混ぜます。

他の材料も混ぜる

他の材料も一つ一つ加えてその都度なめらかになるまで混ぜます。

豆腐チーズケーキ焼き上がり

焼いた後は急に冷たい空気に当てるのはひび割れの原因の一つ。
粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れて冷やし、型から外します。
必ず完全に冷めてから外します。

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チーズケーキ作りのポイント

チーズケーキ作りで一番大事なコツは、なめらかな生地を作ること。
ダマがあると食べる時に食感が悪くなります。
やっぱりチーズケーキはなめらかでないと!

でも、まぁ、チーズケーキは懐がなかなか深いお菓子だと感じているので。
少々、手を抜いたり、手順を間違ったり。
材料をアレンジしても、結構毎回おいしく作れます。
(見た目はともかく)

なので、初心者の方もぜひチャレンジを。
ビスケット台が面倒なら、省いてOK
あれがないだけで、かなり楽ですよ。

下準備の段階から勝負が決まる

クリームチーズは柔らかくしておくと混ぜやすく、ダマができにくい。
前もって冷蔵庫から出して、室温にしておくか。
急ぐ時は電子レンジにかけて柔らかくします。
(包装紙ははずして、短時間加熱)
生クリーム、卵も室温に。

ベイクドチーズケーキの混ぜ方にもコツがある

ワンボウルで材料を次々加えて混ぜるだけ。
簡単なはずなのですが。
ちょっとしたコツがあるんです。
(先日、久々に作った時
すっかり忘れて、あわててしまいました)

ボウルに加える材料の順番。
基本は、水分の少ないものから加えます。
レモン汁(酸)は最後の方で。
(生地が締まるので)
生クリームは少しずつ加えたほうが失敗が少なくなります。
(卵も溶き卵にして少しずつ加える)

豆腐を加える場合は豆腐をしっかりと混ぜることが必要。
クリームチーズを加えて混ぜる時もダマがないようになめらかになるように混ぜます。

ダマがあると、食べた時に舌触りが悪くなります。

混ぜる作業はハンドミキサーを使ってもOK。
ハンドミキサーを使う場合は、飛び散りやすいので、大きめのボウルで。
低速がおすすめ。

そして、混ぜすぎると空気が入ってひび割れの原因の一つに。
クリームチーズを練る作業までハンドミキサーでやって
後の作業は泡だて器とゴムベラを使うのがいいかも。

小麦粉(薄力粉)を加えてから混ぜすぎるとグルテンの粘りが出てしまいます。
そして、小麦粉はそのまま加えずに、ふるってから加えます。

チーズケーキの底に敷くビスケット台について

レア、ベイクドチーズケーキのケーキの下にタルト生地やスポンジ生地
台があると二種類の食感が味わえていいですよね。

面倒な時は省いてもOK

ベイクドチーズケーキで定番なのは、ビスケット台。
市販のビスケットを砕いて作ります。
ここでは基本の作り方とアレンジの方法を紹介します。

ビスケット台の作り方

手作業なら厚手のポリ袋(冷凍保存用の袋やジップロック)に入れて
ないときは、ビニール袋(2重にして)にビスケットを入れて砕きます。
よく破れるんですよ。

面ぼう(すりこぎ、ラップの芯、瓶など)でたたいて粉々にします。

フードプロセッサーやミキサーにかけて粉々にする方法ならあっという間。
クッキーやビスケットは、ある程度の大きさに折ってミキサーへ入れます。

ビスケットをミキサーにかける

ビスケットをミキサーにかけます
写真のビスケットはチョコチップ入りのものです。

バターを溶かす

溶かしバターを作って、砕いたビスケットと合わせてしっとりした台を作ります。
バターは食塩不使用のものがなければ、有塩のものでも構いません。
耐熱性の器にバターを入れてラップをして電子レンジにかけて溶かしバターにします。

溶かしバターとビスケットの粉を混ぜ合わせます。
上の写真の型は四角の型です。丸型も同じです。

粉々になったビスケットを型に入れる

バターとビスケットを混ぜて型の底に敷いていきます。
スプーンの背でぎゅっと押し付けたり、ラップの上から、手で押したり。
端から端まで全体が均一の厚さになるように作ります。
生地を流し込むまで冷蔵庫で冷やします。

型にビスケットを敷き詰める

チーズケーキのビスケットについて

全粒粉ビスケット

チーズケーキに使用するビスケットは、どんなビスケットがいい?
マリービスケットのようなハードビスケットが手に入りやすいです。

グラハムビスケットやグラハムクラッカーは香ばしくておすすめです。
これは全粒粉入りのビスケットやクラッカーです。

クッキーやバタービスケットでも作れます。
バターが多いビスケットを使う場合は、バターを10g程度減すとちょうどいい加減に。

ビスケット台アレンジ

ビスケットを砕いた中にシナモンを加えると大人好みなビスケット台に。
ココアを入れれば、ココア味のビスケット台になります。
ちょっとビターで色も黒っぽくなってシックなチーズケーキに。

ダイエット中などカロリーを気にする場合は、カロリー控えめのビスケットやクラッカーを。
バターや砂糖があまり入っていないタイプを。
ビスケット台を省けばさらにカロリーダウン。

底が取れないタイプの型を使う場合には底に紙を十字に敷くと取り出しやすくなります。
十字に敷いた紙を持って上に持ち上げます。
チーズケーキは取り出す際に、ひっくり返さない。

焼き上がったケーキを型から外しやすくする事前の紙の敷き方

底が取れる型、取れない型で方法が違うので下を参考にしてください。

また、柔らかいケーキの場合、焼き上がってすぐ型から外さず冷めてから外します。

底が取れる型

底の取れる型

底が取れる型は、底に丸型にカットしたオーブンシートを敷き、側面にもぐるりとカットしたオーブンシートを1周させます。
これで型から外す時に、底も側面も楽に外れます。

底が取れる型に、柔らかい生地を流す場合、生地が底から少量もれることがあります。
アルミホイルを底に敷いておきます。

底が取れない型

底が取れない型は、ケーキが取り出しにくいので、紐状にカットしたオーブンシートを2枚十字にクロスさせて引き上げるようにすると楽に型から出せます。
まず、ケーキ型の側面には、バターを薄く塗って、粉(分量外 薄力粉でも中力粉でも)をはたいておきます。
余分な粉は落としておきます。 次に、オーブンシートを幅3~5センチくらいの帯状に切ったものを2枚用意。
長さは型の両端から何センチかはみ出るくらい。底に上の2枚を十文字に交差させて敷きます。
その上に、底に合わせて丸くカットしたオーブンシートを敷きます。

底の取れない型に紙を敷く

焼きあがったら、側面に竹串を入れて、ぐるっと1周させます。
その後冷やしたケーキを取り出しますが、十文字に敷いた紙の両端を持って取り出すと、楽に取り出せます。

豆腐のベイクドチーズケーキのレシピ情報

お菓子ジャンル

製菓器具: /

季節:

イベント: ////

国・地域:

珈琲おからバナナケーキ

コーヒーとスパイスで大人のバナナケーキ
ワンボウルでらくらく。オーブントースターで15分焼きます。

伊予柑パウンドケーキ

春待ち気分で作りたい伊予柑のパウンドケーキ。
メレンゲを泡立てて作る別立てタイプ、分離等の失敗の少ない方法です。

おからのガトーショコラ

内緒ナイショのおからのガトーショコラ。
おからでしっとりと焼き上げます。

パンプキンチーズケーキ

リクエストの声多数。なめらかしっとりのかぼちゃのベイクドチーズケーキも簡単。
材料を順に混ぜるだけ。チーズケーキづくりのコツ、ポイントも紹介しています。
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