材料
- おから ・・・100g
- 薄力粉 ・・・100g
- ベーキングパウダー ・・・6g(約小さじ1と1/2)
- きび砂糖 ・・・60g(約大さじ6と1/2)
- 卵 ・・・2個
- サラダ油 ・・・30ml(28g)
- プレーンヨーグルト ・・・60g
- オレンジマーマレード ・・・90g
- ラム酒 ・・・大さじ1(仕上げ用)
- オレンジマーマレード(仕上げ用) ・・・大さじ1
作り方
- マーマレード大さじ1、ラム酒を小器に混ぜておきます。(マーマレードが固ければレンジで20秒加熱して柔らかくする)
- ボウルに泡だて器で卵を混ぜ、砂糖、油を順に加えてその都度混ぜあわせます。
- おからを加えておからの固まりがないようにしっかりと混ぜ、マーマレード、プレーンヨーグルトも加えます。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせたものを2回に分けてふるい入れ、その都度ゴムベラで混ぜます。
- 紙を敷いた型に生地を流し入れ、表面を平らにならし、オーブントースターで約15分焼きます。(焦げそうになったらアルミホイルを被せて焼く)竹串を何箇所か刺して焼き上がりをチェックします。生の生地がついてこなければOK。
- 紙ごと型から外してケーキクーラーなど網の上に置き、熱いうちにお酒と混ぜたマーマレードを塗ります。柔らかいので完全に冷めてから切り分けます。
キッチンメモ
マーマレード香るしっとりケーキはおから入り。
春から夏にオススメの爽やかなケーキです。
冷やして食べても美味しく、バターを使わずあっさりしたケーキ。
なので、夏にも焼いてます。
以前はマーマレード入りのパウンドケーキをよく焼いていました。
マーマレードパウンドケーキはマジカルキッチンがおやつ堂という名前だった頃からの人気メニューでもありました。
マーマレードを入れて焼くだけお手軽なのに、オレンジの香りが楽しめるうっとりケーキ。
最近は、焼き時間のかかるパウンドケーキはお休み中。
オーブントースターで焼くケーキのほうが定番になっています。
(短時間で焼けるのが楽なんですよねぇ)
あと、おからを加えた焼き菓子にもはまっています。
マジカルキッチン名物、おからケーキシリーズ
バナナを加えたもの、ココア入りのチョコ系もの、梅酒入りのものなどなど。
おからを使ったマジカルキッチンケーキ
作り方は他のおからケーキと同じ作り方で。
おからは生をそのまま使っています。
バター不使用。バターを練る作業も必要無くワンボウルでラクラク。
食感はふんわりしっとり。おから入りとはわかりません。
次の日もかわらず美味しく食べられます。
おからマーマレードケーキの作り方を写真で説明

液体類(卵、砂糖、ヨーグルトなど)ボウルに1つずつ材料を加えその都度よく混ぜます。
おからもここで混ぜておきます。

粉類を加えて混ぜ終わった生地です。
後は型に流して焼くだけ。

オーブントースターで焼きます。

焼きあがって膨らんで、こんがりしたおからケーキです。
オーブントースターのケーキの型について
オーブントースターで焼く時は長方形の耐熱ガラスのグラタン皿をよく使っています。
(ダイソーでも同じような形のグラタン皿を見かけました。
100円以上の商品ですが、それでもリーズナブル)
陶器のグラタン皿でもOK、耐熱性の型を使います。
オーブントースターで焼く際に重要なのは厚みを薄めに焼くこと。
高さのある型だとオーブントースターで焼くには焦げる、中まで火が通りにくい
ヒーターに近すぎて危険などの問題があります。
グラタン皿の他には、ステンレスのバットなど角、長方形の型も活躍中。
オーブンで短時間で焼きたい時にも、スクエア型やバット、長方形の型が活躍します。
パウンド型よりも厚さが薄くなるので、焼き時間が短くなります。
パウンドケーキにしたいときは、パウンド型に入れてオーブンで焼きます。
その場合は焼き時間を長めに約40から50分。温度は160℃程度で焼きます。
倍量作ってパウンド型2本で焼いてもいいですね。
火の通りのよいリング型で焼くことも多いです。
焼き時間はオーブン170℃で28~30分程度。
リング型を使う時は、型に油を薄く塗って、小麦粉を軽くまぶして生地を流し入れて焼きます。

18センチリング型で焼いたおから梅酒ケーキ。

リング型を使う場合は高さがあるのでオーブンで焼きます。
他、丸いケーキ型18センチで焼くことも。
マフィン型やアルミカップで焼けばマフィン・カップケーキになります。
焼き時間を短めにして焼きます。
おからケーキ作りのコツ
ボウルに材料を混ぜていくだけのおからケーキ。
簡単ですが、混ぜ方にコツがあります。
粉を加えるまでは、しっかりと混ぜるのがコツです。
基本的には材料を加えるたびに混ぜます。
特に油を加えた時、プレーンヨーグルトを加えた時は泡立て器でしっかりと混ぜます。

生のおからを加えた時はダマがあればつぶします。
ボウルに1つずつ材料を加えその都度よく混ぜます。

反対に粉類を加えてからは、ぐるぐる混ぜることはしません。
ゴムべらで粉と水分をなじませるように、大きく底から混ぜます。
切るように、ざっくりと混ぜます。
練りすぎると小麦粉からグルテンが出て膨らまなくなるからです。
しっとりしたケーキを作るコツ
作ったケーキがなんだかパサパサする、しっとりしたケーキを作りたい。
そんな時に役立つ、いくつかコツを紹介します。
ケーキの乾燥を防ぐ
まだほんのり温かいうちにビニール袋に入れておくとしっとり保存できます。
外にそのまま出しておくと乾燥してしまいます。
シロップを塗る
シロップを塗るとケーキにツヤも出て、しっとりと仕上がります。
ケーキが熱いうちに塗るとシロップが染み込みます。
砂糖の保湿性
砂糖には生地をしっとりさせる効果があるので、砂糖を減らしすぎると
生地がぱさつく場合があります。
豆腐・ヨーグルト、野菜のペースト、おからでしっとり生地に
つぶした豆腐、ヨーグルト、芋や野菜、おからを生地に加えると
しっとりした焼き上がりになることが多いです。
おから、豆腐、野菜入の生地は生地が重たく水分が残りがちなので、
いつもよりも低めの温度で長めに焼くと、生地の水分が抜けてちょうどよくなります。