材料
- 米 ・・・3合と1/2合
- そばの実 ・・・1/2合
- 水 ・・・いつもより少し多めの水加減に
作り方
- (洗米と浸水)米とそばの実をとぎ、30分ほど水につけます。いつもより少し多めの水加減にします。
- (炊飯)いつも通りに炊き上げ、しゃもじで全体を混ぜます。
キッチンメモ
そばの実やそば米を加えたご飯って香りがいいですよね。
ご飯の香りがごちそう。
炊きあがりも、食べてもそばの香りがふわっと。
そばの実もそば米も炊き方は、お米と一緒に洗って、普段通りに炊くだけ。
水加減を少し多めにするのがコツ。
そばの実が水分を吸うためです。
いつもと違うご飯が食べたいな、なんて時にも気軽に炊けます。
雑穀米が食べたい時にもいいですよ。
お好みで塩を少々加えて炊くのもおすすめです。
雑穀米や玄米が好きでいろいろ試してきましたが、そばの実、そば米が風味的には、一番好きかも。
味と香りは麺類のあの「おそば」を思わせます。
まぁ、その名の通りそばの実なのでそうなのですが。
そばにアレルギーのある方は、十分注意してください。
そばの実とそば米の違いについてもお話しします。
そばの実ご飯のまとめ
そばの実とは、ソバの種子を乾燥させ殻をとりのぞいたものです。
製粉すればそば粉になります。
加えるそばの実の量は?
初めて食べる方は、そばの実の量を少なめにするのが食べやすくおすすめです。
まずは、お米3.5合に対して、そばの実0.5合でお試しを。
慣れたら増やして自分好みの割合を見つけてください。
水加減
そばの実を加える場合、水加減は少し多めにするのがポイント。
そばの実が水分を吸うため、いつもの水加減だと炊き上がりがパサパサになってしまうことがあります。
塩
好みで、お赤飯のように、塩を少し加えるのもおすすめ。
そばの実の風味を引き立ててくれます。
栄養満点
そばの実には、食物繊維やミネラルが豊富に含まれています。
風味豊かな香り
そばの香りが食欲をそそり、飽きずに食べられます。
プチプチとした食感
普通の白米とは異なる、プチプチとした食感が楽しめます。
意外と炒飯やニンニクを入れた、洋風雑炊、リゾットなんかにもあいましたよ。
そば米について
そば米とは、そばの実を茹でてから殻を剥き、乾燥させたものです。
つまり一度加工されています。
もちろん、お蕎麦の香り、風味があります。
そばの実よりも、風味や香りは控えめ。
ゆでて加工しているとにのメリットもあります。
- お米のように扱いやすく、様々な料理に活用できます。
- 消化が良いので、高齢者や子供にも食べやすいです。
そばの実と同じく米と混ぜて炊いたり、雑炊、スープにして使います。
有名なものでは、徳島の郷土料理「そば米雑炊」があります。
徳島の祖谷(いや)地方で親しまれてきた雑炊。
この雑炊の主役は米ではなく、そば米。
米が育ちにくい山間の地方でも、そばは育つ。
そばはたんぱく質やミネラル、食物繊維も多く栄養価が高い穀物です。
野菜や鶏肉、そしてそば米を加えて作る雑炊は、栄養のある料理として地元で親しまれてきました。
そば米ご飯
そば米ご飯にする際は、食べやすいので、そばの実よりも多めに米に混ぜるのがおすすめです。
そばの実と同じく自分好みの割合に調整して楽しむのが一番。
- 米 ・・・3合
- そば米 ・・・1合
- 水 ・・・いつもより少し多めの水加減に
- 米 ・・・3合と1/2合
- そばの実 ・・・1/2合
- 水 ・・・いつもより少し多めの水加減に
こちらはそば米を減らしたもの。
このくらいでも、そばの実と香りは感じられます。
そばの実、そば米比較
そばの実 | そば米 | |
---|---|---|
味・香り | 風味が強い コクがある | そばの実に比べると少し弱くなる |
食感 | プチプチした食感 | プチプチした食感 |
色 | 濃い茶色 | 色が薄い、白っぽい |
そばの実は、売っているお店が少ないのがさみしいです。
国産、海外産のものがあります。
そば米は、大きいスーパーや食品が充実しているスーパーに行くとおいてあります。
以前は近所のお店でも見かけたのですが、なんだか取扱店が減ってきているようです。
乾物コーナーや和風の食材コーナー(豆や団子粉なんかがある)に置いてありました。