材料
- 新しょうが (正味)・・・400g
- 塩 ・・・12g(しょうがの3%)
- 赤梅酢 ・・・250ml(ひたるくらい)
作り方
- (しょうがを切る)新生姜はひとかけずつに切って(悪い部分は切り落とし、皮に汚れがある場合はスプーンでこそげる)洗い、繊維に沿って千切りにします。
- (塩をまぶし水けを切る)塩をまぶし1時間程度置き(調理時間外)ザルに上げ、しっかり水けを切り、キッチンペーパーで水けをとります。
- (瓶に入れる)消毒した瓶にしょうがを詰め赤梅酢を注ぎます。冷蔵庫で保存、2日後から食べられます。
キッチンメモ
紅しょうがって、脇役だけどいないと寂しい。
たこ焼き、お好み焼き、牛丼、焼きそば、炒飯。
今回はお家で作る簡単な千切り紅しょうがの作り方や保存のコツをざっくりお伝えします!
まず材料の赤梅酢って?
梅干しを漬けるときに出てくる梅酢に赤紫蘇を加え赤くなった梅酢。
梅干し作りの副産物で余っている方も多いかも。
市販の赤梅酢で作ることもできます。
今回は市販のもみ赤紫蘇と自家製赤梅酢で作りました。
もみ赤紫蘇=原材料「紫蘇、梅酢、塩」なので汁気を絞って使います。
残った(と言うかメイン)紫蘇は、ふりかけに。
そのままなら、しっとり。
干して、乾燥させれば、おなじみの紫蘇ふりかけに。
しょうがは、新生姜が辛味がマイルド、皮も薄く繊維も少ないのでおすすめです。

この時は新生姜を使っています。
ひねしょうがではできないのか?
そんなことはありません。
ひね生姜の場合、筋を時々感じることもありますが、おいしく漬かって使ってます。。
皮はむくようにします。
固まりで丸ごと漬ける方法も紹介してます。
こちらは、干してから漬けます。

新生姜を使って赤梅酢に漬けこんで作ります。
実は、この丸ごと漬ける方法でずっと作っていたのですが。
地味に面倒なんです。
そのつど、取り出して刻むのが。
そこで試したのが千切りで漬ける方法。
やっぱり便利ですね。
料理にさっと使えます。
今回はインスタントコーヒーの瓶(フリーズドライタイプのコーヒーの瓶)に2本漬けました。
(なるべく広口タイプの瓶が便利)
保存容器は酢と塩分が含まれるので、なるべく金属製のフタでないものを。
マジカルキッチン料理レシピ
梅干しの作り方詳しく紹介しています。
初夏から夏の保存食のまとめ

初夏から夏のおいしい保存食、作り置きレシピを紹介します。
簡単千切り紅しょうがの作り方を写真で説明

しょうがを計量して必要な塩を計算します。

スライサーで千切りにすると簡単。
新生姜の場合は、皮がきれいなら皮をむかずに使います。
皮の周囲は栄養豊富
ひね生姜の場合は皮をむいてます。

下ごしらえしたしょうがに塩をまぶし、水けを出します。

しょうがを瓶に詰め、しょうががひたるくらいの量の梅酢を注ぎます。
漫画:食品ロスは救えるか?紅しょうが大作戦
前編後編で公開してます。


マジカルキッチン漫画
主にレシピにちなんだショート漫画。
魔女おばぁちゃまとおバケちゃん達の季節感あるゆる暮らし
漫画内に、マジカルキッチンの料理やお菓子が登場
漬けていつ食べられる?保存は?ビンは?
千切りなので早いです。漬けて翌日から2日後には食べられます。
日持ちは保存状態がよければ、1年ほど。
保存は冷蔵庫で。
より長く安全に保存するためのポイント
清潔な状態を保つ
瓶に入れる際や、取り出す際に使う箸などは、必ず清潔なものを使用してください。
なるべく空気に触れさせない
紅しょうがが梅酢から出て空気に触れると、カビが生えやすくなります。
もし、色や匂いに変化があったり、カビのようなものが見られた場合は、食べるのを控えてくださいね。
保存瓶は空き瓶が便利?
紅しょうがには酢と塩分が含まれます。
なるべく金属製のフタでないものを選びます。
インスタントコーヒーの空き瓶が蓋がプラスティックなので、使いやすいです。
(広口のものが漬けやすい)

保存するビンの消毒について
ビンに雑菌がついていると食品が傷んだりカビが生えます。
ビンは煮沸消毒するか、ホワイトリカーを少々入れて消毒するかします。
煮沸消毒には容器が入るサイズの鍋が必要になります。
鍋に入りきらないときなどは、熱湯をかける熱湯消毒やアルコールでの殺菌をします。
ただし、ジャムの保存にはむきません。ジャムは煮沸消毒した瓶がおすすめ。
熱湯消毒は瓶が割れないように、耐熱温度の差に注意
冷蔵庫から出してすぐに熱湯をかけると危ないです。
アルコールを使った殺菌方法
ビンや保存容器とキッチン用のアルコール
アルコールがない場合は、ホワイトリカーを用意。
キッチン用のスプレー式のアルコール。

食器や保存容器OKの除菌用のスプレーでアルコール度数が高くなっています。
業務スーパーの「除菌アルコール78」1,000ml入りを使ってます。
アルコールによる容器の変色等の可能性もあり、使用できない素材もあります
大きな梅酒ビンなどは鍋で煮沸消毒が大変なのでアルコールでの殺菌が便利です。
瓶や容器は前もって洗剤でキレイに洗っておきます。
アルコールをスプレーするか、少量のアルコールを瓶に入れてフタをします。
液がいきわたるように瓶をふります。
終ればアルコールを捨てます。
フタや口部分は念入りに殺菌します。

ホワイトリカーを用意

容器に少量ホワイトリカーを入れてフタをして上下に振り、全体にいきわたらせる。
必要な道具:ビンを取り出すトングや菜箸。
ビンを乾かすために敷くキッチンペーパーや布巾。
使用する瓶、道具の消毒はしっかり。
布巾やキッチンペーパーも清潔なものを用意。
詰める道具や菜ばし、瓶のふたも煮沸消毒します。

瓶は事前に台所洗剤をつけて洗っておきます。
瓶は必ず水の状態から入れます。
湯にいきなりビンを入れると温度差で割れることがあります。
鍋にビン、フタ、道具、ビンがかぶるくらいの水を入れ、強めの火にかけます。
沸騰したら火を弱め、ぐらぐらした状態が続く火加減で5分以上加熱します。。
ゴム製のパッキンやビンのフタは高温に弱いので。
長くはつけません。パッキンは1分程度。
金属製のフタは2分程度。
またはアルコールや焼酎で拭いて殺菌します。
プラスティック製のふたは耐熱性でなければ、アルコールを使います。
乾いた清潔なフキンやキッチンペーパーの上に取り出します。
熱いのですぐに乾きます。
新しょうがについて

夏、6月から8月が旬の新しょうが。
普段出回っているひねの生姜よりも色が白く。
水分が多くみずみずしく、辛味が少なめになっています。

すりおろして冷奴の薬味に使うのはもちろん
繊維が柔らかいのでそのまま食べるのにも適しています。
佃煮に、新生姜の甘酢漬けに、生姜ご飯などなどに活躍。