材料
- とうもろこし ・・・1本
作り方
- とうもろこしは、一番外側の固い皮を数枚をむき、内側の薄皮数枚をぐるっと残し、実をむきだしにして洗い、皮を戻して外側もざっと洗います。(ひげはそのままでOK)
- 皮を元に戻して水気のついたままレンジ可のラップに包み、耐熱性の皿に乗せます。電子レンジ500Wで6分~7分加熱します。(ポリ袋の場合レンジ可を使用、袋で包み、耐熱性の皿に乗せ、口は結ばない)
- そのまま手で触れる熱さになるまで置き(余熱を活用するのと皮をむくのに熱すぎるので)皮をむきます。すぐに食べない場合は、ポリ袋に入れておくか、ラップに包んでおきます。
キッチンメモ
レンジで簡単、蒸しとうもろこし。
黄色い粒がツヤツヤ宝石みたいな蒸したとうもろこし。
甘くてジューシー。
蒸しただけなのにこんなにおいしいなんて。
と、毎回思ってしまいます。
とうもろこしがおいしすぎて、塩もふらずに食べてます。
とうもろこしは収穫してから時間がたつほど味が落ちるので
なるべく早く調理します。
(ちなみに朝採りとうもろこしが甘いのは
夜のうちにとうもろこしが甘さを蓄え、それを当日に販売するからだそうです)
電子レンジでとうもろこしのメリット
- 加熱時間が短めで、栄養素が逃げにくい
- 甘くておいしい
- お湯を沸かさなくていい
- とりあえず蒸しておけば後で何かに使える
とうもろこしがあるけれど。
何にしようか思いつかない時もとりあえず、電子レンジへ。
レンジで作ると栄養素が逃げにくいのと
少量分気軽に作れるのがいいですね。
もちろん甘みもアップ。
とっても甘い蒸しとうもろこしに仕上がります。
とうもろこしは、汚れた部分などあれば切り取って蒸してください。
皮をつけたまま、さらにラップかポリ袋に入れてレンジにかけることで、しっとり蒸しあがります。
電子レンジは水分が飛びやすいので、ラップかポリ袋に入れた方が美味しくできました。
洗って水分がついたままレンジにかけるのもトウモロコシがパサつかないポイント。
ポリ袋はレンジ可のもの、たとえばアイラップ。
注意点は、袋の口を結ばずに使う、密封しない。
下に耐熱皿を敷いて使うこと。
アイラップ公式の注意点になります。
加熱後に皮をむく時。(持ち手が必要ない場合)
根元を少し落として、トウモロコシの穂先部分を上にして手に持ってふってやると皮とひげがすぽっと落ちます。
夏祭りの縁日や山のドライブインに行くと売っている焼きとうもろこし。
あの醬油の焦げる匂いがたまりませんでした。
家でとうもろこしと言えば
子どものころは、もっぱら茹でとうもろこし。
こちらはこちらでシンプルで柔らかく、甘くておいしい。
2~3本まとめて作りたい場合
レンジで蒸しとうもろこし。
2本作りたいときも同じように作ります。
特に加熱ムラ等はできたことはありません。
もし加熱ムラができる時は。
1本ずつ包んで離して置き、途中で裏返して場所も移動することでムラができにくくなります。
とうもろこしをレンジで蒸す、加熱時間の目安
電子レンジは500w
本数 | 時間 |
1本 | 6~7分 |
2本 | 9分 |
3本 | 12~13分 |
500Wで6分~7分
2本蒸す場合は約9分。
3本なら約12~13分。
時間は目安なので、お使いのレンジによって加減してください。
レンジでとうもろこしの作り方を写真で説明
![とうもろこし](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/09/renjitomorokoshi-t03-800x600.jpg)
とうもろこしです。
![ベルメゾンネット](https://www.bellemaison.jp/cpg/lsimg/contents/bn_otoku15_300_250.gif)
とうもろこしについて
とうもろこしの旬は7月から9月。
暑い時期においしい夏野菜。
南アメリカ原産。
様々な加工品にも利用されています。
安土桃山時代に日本に入ってきたときは、固い品種のとうもろこしでした。
そのため食用には広がりませんでした。
明治時代に柔らかなスイートコーンが持ち込まれてから日本にも広がりました。
実はとうもろこし、ヒゲも食べられるんです。
軸もひげも東洋医学では、様々な効能が言われています。
そういえばコーン茶はコーンのひげが使われていますね。
![とうもろこしの芯も加える](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2012/09/tomorokoshigohan-t02-800x600.jpg)
とうもろこしの芯の部分も料理に使えます。
コーンの炊き込みご飯を作るとき、ご飯と一緒に炊くと。
芯から甘み、だしが出ておいしい。
他にはスープを作る時、芯を加えて煮ると甘くなります。
生のとうもろこしの芯、加熱後のものでもOK
とうもろこしの選び方
なるべくなら選びたい、こんなとうもろこし。
![とうもろこし](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/09/renjitomorokoshi-t01.jpg)
- 実が先の方まで詰まっているもの。
- 粒の大きさがそろっているもの。
- 粒がふっくらしているもの
- 一番先のひげの色が褐色のものは、よく熟している。
- 手に持って重い感じのするもの(水分が飛んでいると軽くなる)
- 皮の緑色が濃い物
- ひげの数が多い物、ひげの先の方の色が茶色い物
とうもろこしのヒゲの本数は実の数と同じなのでヒゲが多いほど実が詰まってます。
ヒゲの色が茶色いとうもろこしは、熟れたとうもろこしなのでおいしい。
とうもろこしの保存法
![蒸したとうもろこし](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/09/renjitomorokoshi-t05-800x600.jpg)
保存したい場合は、ゆでたり、蒸したりしてラップに包んで冷蔵庫で保存。
ゆでたり蒸したりしたとうもろこしは、冷凍保存することもできます。
夏、とうもろこしの思い出
夏のとうもろこしで思い出すのは?
目をとじてしばしタイムスリップ。
お祭り屋台のとうもろこし。
しょうゆを塗って焼いて。
ああ、香ばしい匂い。
かき氷やりんごあめも屋台の楽しみだけど。
イカ焼き、ベビーカステラそして焼もろこし。
匂いだけでも、ウキウキ、お祭り気分は最高潮。
焼きもろこしは醤油の焦げた匂いがたまらない。
家でみんなで食べるとうもろこしは、ゆでたとうもろこし。
大きなお鍋いっぱいにゆでてもらって。
家族で食べる。
枝豆なんかも同じ。
夏のトウモロコシ一番の思い出は。
峠のドライブイン、名物焼もろこし。
夏のドライブ。
街を抜け郊外へ、山道を登っていく。
どんどん涼しくなって、下界とは違う空気になって。
いつもの峠のドライブインの駐車場。
地元のとうもろこしを焼いていて、店の前は大賑わい。
ホント観光地のような感じで、お客さんいっぱいでした。
見晴らしのいいレストランのテーブルには、ルーレットおみくじ器。
新しい道が出来てから、そんな当時が嘘のようにさびれた旧道になりました。
ドライブインも取り壊されたそうです。
でも今もその峠のとうもろこしは出張朝市や産直市で手に入ります。
あの味を思い出しつつ、買ってみようかな。