基本のピザ作り

定番ピザ 料理のtips

ピザ作りの基本について、初めての人も迷わないように作り方、材料について紹介します。
材料について、生地の発酵、伸ばすコツ。焼き上げるコツ。
あると便利なピザの道具について

こんがり熱々、好きな具のせて。
おうちパーティーが盛り上がるピザ。
何でもない休日だってピザがあればハッピーに。

ピザはパン作りに比べて、二次発酵がないぶん簡単。
パン作りがはじめての人でも大丈夫。
基本のピザを覚えたら、トッピング、ソースなどアレンジは自在。
四季折々のピザ作ってみませんか?

マジカルキッチンピザコーナー

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ピザ生地作りに必要な基本の材料

粉、砂糖、塩、オリーブオイル

強力粉、薄力粉、塩、砂糖
インスタントドライイースト、オリーブオイル、水

強力粉は焼き上がりがモチモチ、ふっくらする効果があります。
薄力粉はピザをさっくりさせる効果があります。
生地を伸ばすときに強力粉のみだと弾力があってのばしにくいのですが
薄力粉を加えると生地が伸ばしやすくなる効果もあります。

オリーブオイルはサラダ油でもOK。
生地を伸ばしやすくする作用があります。
省いても大丈夫です。

イーストはピザ生地をふっくらと発酵させるために使います。
予備発酵なしで粉に振り入れて使えるインスタントドライイーストが便利です。

封を切ったイーストの保管は必ず密封容器で。
袋に入れて保存する場合もセロテープで口をしっかりと閉じます。
保存は冷蔵庫や冷凍庫で。

イーストは古くなると膨らまなくなったり、味が変わります。
早めに使い切るようにします。

イーストが余ったらどうしよう?
オーブンで焼くパン以外にも、フライパンでナン、あんパンを焼いても楽しいですよ。
イタリアの平パン、フォカッチャもピザに似て簡単に作れます。

オリジナルピザにチャレンジ

慣れたらオリジナルのピザ生地として
ごまを入れたピザ生地や、全粒粉や米粉などかわった粉をプラスしたピザ等も作れます。

ベーシックなふっくらタイプのピザの作り方

生地の発酵、伸ばすときのコツ、焼き上げのコツなどを紹介します。

具体的なレシピは定番ピザを参考にしてください。

「ピザ作りの流れ」

ピザ生地作り【こね】 → 【一次発酵】
→ この間に具や作業スペース・天板を用意
→ 【切り分け・ベンチタイム】一次発酵後、生地を2等分
→ ベンチタイム(10分休ませる)
→ 【成形】生地をのばす

→ 【トッピング】生地に調味料を塗る → 具、チーズを散らす(この間にオーブン余熱)
→ 【焼く】オーブンで焼く 

オーブン余熱は、天板を入れて余熱(オーブンのクッキングブックや説明書を読んで確認)します。
余熱が終了したら、天板を取り出して、ピザをクッキングシートごと天板に乗せてオーブンへ。

ピザ生地作り

ホームベーカリーを使ってこね、一次発酵させる方法。
手でこねて温かい場所に置いて一次発酵させる方法どちらでも作れます。


一次発酵終了

一次発酵後のピザ生地の状態をチェック。
ホームベーカリーを使っていても季節によっては発酵不足もありえます。

ホームベーカリーを使わずに手でこねるピザの作り方は一番下にあります。

2倍程度に膨らんで、手に持った際軽い感じがするなら一次発酵無事完了。

膨らみが悪い、手に持った際重い感じがする。
ヒンヤリ冷たい生地、これは発酵不足。
もう少し時間をおいて、発酵させてください。

パンケースの中が温かいならそこへ戻して5~10分程度様子をみます。
パンケースの中が冷たいなら生地をポリ袋に入れて口を縛って温かい場所へ置きます。
お湯を入れたボウルで湯せんしてもいいですね。

生地をまるめる際、べとついて手にくっつくようなら、軽く打ち粉(あれば強力粉)をふります。

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生地を伸ばすときのコツ

生地をひとまとめにする

生地を取り出してひとまとめにした後、2等分にカット。

生地を2等分にする

二等分した生地の一つを伸ばしている間、もう一つの生地が乾燥しないようにします。
ラップやビニール袋などを上にかけて乾燥予防を。

生地をカットしたり、伸ばす作業の時に便利なもの。
ポリ袋をハサミで切り開いて広げたものを用意しておくと便利です。
実はポリ袋、ラップを使うよりも、扱いやすいのです。

生地の乾燥防止のためかぶせておく際にも便利。
ラップよりも、さらっとしてくっつきにくいです。

丸めた生地

丸めた生地

麺棒でのばす

生地を伸ばすときも下に敷き、上にもう1枚かぶせてから麺棒で伸ばします。
打ち粉もいらず、手も汚れません。

最後生地にポリ袋のシワがよっていないかチェック。
シワがあればのばします。

下にオーブンシートを敷いた上に生地を乗せて袋を広げてかぶせた上から麺棒で伸ばしてもOK。
天板に乗せる際そのまま乗せられます。

切り分け、成形時のポイント、ポリ袋で楽しちゃう

ポリ袋・ビニール袋

生地を麺棒で伸ばす作業。
台の上に打ち粉をふって生地を置いて麺棒で伸ばしてもいいのですが。
切り開いて1枚のシート状に広げたポリ袋に挟んで作業すると打ち粉いらず。
くっつかずに楽にのばせます。

ラップ、クッキングシートに挟む方法もありますが、ポリ袋が一番やりやすかったりします。
下に敷くのは厚手で大き目のしっかりしたタイプのポリ袋だとより作業しやすいです。

ポリ袋はキッチンバサミで切り開いて広げて使うと使いやすいですよ。

生地の乾燥防止にもポリ袋。
ベンチタイムの時、生地を成形する作業の時。
生地が乾燥しないように気をつけます。
この時もポリ袋を開いたものをふんわりかけておくと、乾燥防止になります。

ラップをかけるよりもさらっとしていてくっつきません。
濡れぶきんを用意するのもちょっと面倒なんですよね。

麺棒がなくても大丈夫

生地を伸ばすとき麺棒を使いますが、なければラップの芯、すりこぎでも。
麺棒で大方伸ばして、あとは手を使ってひっぱって伸ばすとやりやすいです。

オーブンシートか薄く油を塗ったアルミホイルに伸ばした生地を乗せます。
最後形をととのえる時も手を使ってととのえます。

親指でフチを作る

親指でフチを作っていきます。

トッピングのコツ

具とチーズをのせる

ソースを塗って具、チーズをのせます。
チーズの上、一番上にピーマンなど見せたい具をのせた方が彩りがきれいです。

トッピングする具は乗せすぎたり、重ねたり、水分が多いものだとパリッと焼けません。
水気をふきとったり、乗せる前に炒めたりします。

天板に乗せて焼くコツ

チーズをトッピングしたミニピザ

天板にオーブンシートを敷いた上にのせてピザを焼きます。
オーブンシートがない場合、アルミホイルで代用できます。
アルミホイルに薄くサラダ油を伸ばした上に生地を置きます。
サラダ油はティッシュペーパー等でのばします。
油を塗らないと焼きあがった後、生地がくっついてはがれません。

温度は高温、2回目はすぐに

オーブンで焼く

最高温度に予熱しておいたオーブンで焼きます。
天板は予熱するときに一緒に入れます。
天板も予熱できるか、お使いのオーブンの説明書で確認を。
出来なければ、天板は予熱せずに焼いてください。

焼き上げるときは、なるべく高温で焼きます。
こうするとパリッと焼けます。

1度に焼けず2回に分けて焼く場合は、一度目を焼いた後時間をおかず、焼くようにします。
ピザ生地は時間とともに発酵し続けているためです。

あったら便利なピザ作りの道具

パンやピザ生地をこねたり、伸ばしたり、成形する際にあると便利なのがマットや台です。
麺打ちにもいいですね。
クッキー、スコーンなど焼き菓子にもおすすめ。
テーブルやまな板の上で作業するよりも、くっつきにくく、作業しやすくなります。

目盛りも便利。軽くて場所を取らない収納。

重さがありますが、安定します。
ひんやりするので、チョコレート菓子やパイ生地にもおすすめ。

ピザの道具、便利なものがあるんですね。
そういえばピザ屋さんで窯から出すのに使ってるあれですね。
(ピザ屋さんのは、もっと長いですが)
名前初めて知りました。ピザピール、ピザターナーと言うそうです。

実はピザ生地の移動、焼きあがったピザの取り出しに毎回困ってます。
この道具があれば、便利そう。

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