材料/分量/18センチ丸型1台
- ビスケット ・・・100g
- バター(またはマーガリン) ・・・50g
- プレーンヨーグルト ・・・400g(水切り後200g)
- 卵 ・・・2個
- 生クリーム ・・・100ml
- コーンスターチ ・・・30g
- レモン汁 ・・・大さじ1
- レモンの皮すりおろし ・・・1/2個分
- 塩 ・・・少々
- きび砂糖 ・・・80g
- 粉チーズ ・・・10g
作り方
- ヨーグルトは一晩水気を切って水切りヨーグルト200gにしておきます。レモンは黄色い部分をすりおろします。ビスケットはミキサーに入れるか、2重にしたビニール袋に入れて、めんぼうなどでたたいて粉々にします。
- バター50gは耐熱性の器に入れラップをかけて電子レンジに30秒から1分かけて溶かしバターにします。
- ケーキ型に紙を敷いておき、底に砕いたビスケットと溶かしバターを加え、全体がしっとりするまで混ぜ、手でぎゅっと敷き詰め冷蔵庫で冷やしておきます。
- 卵は卵黄、卵白に分けます。ボウルに卵黄、砂糖70gを混ぜ、水切りヨーグルト、レモンの絞り汁、塩、粉チーズ、レモンの皮のすりおろしを混ぜます。生クリームも加え、コーンスターチをふるい入れます。
- 卵白を別のボウルでハンドミキサーで泡立てます。白い泡がたてば、砂糖10gを加えて7分立てくらいの柔らか目のメレンゲに泡立てます。(角がお辞儀する柔らかさ)
- 4のボウルにメレンゲを3回に分けて加えて混ぜます。始めの1回は、泡だて器でしっかりと混ぜ、残り2回はゴムベラでさっくりと混ぜます。(練らないように、ただしメレンゲが残らないように)
- 型に生地を流し入れ、竹串を生地に入れて、縦横に動かし泡切りをしたあと、表面をならします。
- 180℃に温めたオーブンで約15分焼き、160℃に落として35分焼きます。
- 型をオーブンから取り出しそのまま冷めるまで置き、あら熱が取れたら、冷蔵庫へ入れて冷やします。型から出して切り分けます。好みで粉砂糖を茶こしでふりかけます。
キッチンメモ
ふんわりシュワシュワなチーズケーキです。口に入れるとチーズの香りが広がります。
使うのはクリームチーズではなく、ヨーグルトを水切りして作る水切りヨーグルト、チーズの香りは粉チーズで。
生地にバターも加えていないので、バターを溶かす手間もなし、カロリーも少し控えめに。
レモンの皮も加えて爽やかに仕上げました。柚子もおすすめです。
なければ省いて、あればバニラエッセンスやラム酒など香りづけに加えてください。
チーズケーキは男性にも人気のあるケーキのひとつ。
甘いモノはそれほどな人もチーズケーキは別と言う話もよく耳にします。
記念日やお誕生日、父の日のプレゼントスイーツやデザートにいかがですか。
お菓子作りによく使われるレモン。
レモンの果汁を使ったり、レモンの皮が使われることも。
レモンの酸味や香りはお菓子に爽やかさを加えてくれます。
バナナジュースを作る時も、レモン汁を少々加えるだけで味が引き締まり、ただのバナナジュースからお店のバナナジュースに格上げされます。
フレッシュなレモンを絞ったほうが香りがいいのですが、なければ市販のレモン果汁(ポッカレモンなど)でも。
皮を使う場合は、国産のものを。皮は白い部分は苦味があるので、黄色い部分だけを使います。
レモン以外の日本の柑橘、スダチ、伊予柑、柚子なども香りがいいので、果汁や皮をお菓子作りに使ってみてください。
レモン風味のお菓子を作る他、パウンドケーキ、クッキーなどに隠し風味的にレモンなど柑橘の皮を少し加えると香りに複雑さが出て、ケーキがワンランクアップします。
水切りヨーグルトの作り方はこちらを参考に。
出てきた水分ホエーの活用法もあります。
色々使える水切りヨーグルト。ホエーの使い道も紹介。
水切りヨーグルトは、クリームチーズに比べて脂肪分も低くあっさりしているので、風味を補うために工夫してみました。
粉チーズを加える事でチーズの風味を濃く出して、チーズケーキらしさをアップです。
写真で作り方を説明
チーズケーキの作り方にも何種類かあって、これはメレンゲを加えて作るタイプのベイクドチーズケーキです。
メレンゲを作らず全卵を使って材料をすべて一緒に混ぜたタイプよりも、メレンゲを加えたチーズケーキはふんわりした食感になります。
型にビスケットを砕いたものを敷き詰めます
水切りヨーグルトを加えます
水切りヨーグルトは柔らかくなめらかなので、クリームチーズを使う時は、そのままだと固く混ぜにくいので、事前にレンジにかけて柔らかくしたり
ハンドミキサーで混ぜる必要があるのですが、水切りヨーグルトを使う場合は、泡立て器で十分なめらかに混ざります。
生クリームを混ぜます
メレンゲを泡立てます。メレンゲはピンと角が立つまで泡立てずおじぎする程度に泡立てます。
3回に分けてメレンゲを加えます。
型に生地を流し入れ、平らにならします。
焼き上がりは膨らみます
冷めるとへこみます。粉が少ないケーキは冷めると沈むので失敗ではありません。
チーズケーキの底に敷くビスケット台について
レア、ベイクドチーズケーキのビスケット台、チーズケーキとビスケット台の二種類の食感が味わえていいですよね。
基本の作り方とアレンジの方法を紹介します。
ビスケット台の作り方
フードプロセッサーやミキサーにかけて粉々に。クッキーやビスケットは、ある程度の大きさに折ってミキサーへ。
手作業なら、ビニール袋(2重にして)にビスケットを入れて、面ぼう(すりこぎ、ラップの芯、瓶など)でたたいて粉々にします。
手作業の場合、バタークッキーのほうが砕きやすくて楽です。
ビスケットをミキサーにかけます
写真のビスケットはチョコチップ入りのものです。
溶かしバターを作って、ビスケットと合わせてしっとりした台を作ります。
バターは食塩不使用のものでも、有塩のものでも構いません。
耐熱性の器にバターを入れてラップをして電子レンジに30秒から1分かけて溶かしバターにします。
溶かしバターを砕いたビスケットの入った型に加えます。上の写真の型は四角の型です。丸型も同じです。
バターとビスケットを混ぜて型の底に敷いていきます。手でぎゅっと押し付けながら。全体が均一の厚さになるように作り、冷蔵庫で冷やします。
ビスケットについて
グラハムビスケットが香ばしくておすすめです。
なければ、普通のプレーンなビスケット(マリービスケットタイプ)を。
それもなければ、クッキーやバタービスケットでも作れます。
バターが多いビスケットを使う場合は、バターを10g程度減すとちょうどいい感じです。
このとき、シナモンを入れると、シナモン風味の大人好みなビスケット台に。
ココアを入れれば、ココア味のビスケット台になります。
焼き上がったケーキを型から外しやすくする事前の紙の敷き方
底が取れる型、取れない型で方法が違うので下を参考にしてください。
また、柔らかいケーキの場合、焼き上がってすぐ型から外さず冷めてから外します。
底が取れる型
底が取れる型は、底に丸型にカットしたオーブンシートを敷き、側面にもぐるりとカットしたオーブンシートを1周させます。
これで型から外す時に、底も側面も楽に外れます。
底が取れる型に、柔らかい生地を流す場合、生地が底から少量もれることがあります。
アルミホイルを底に敷いておきます。
底が取れない型
底が取れない型は、ケーキが取り出しにくいので、紐状にカットしたオーブンシートを2枚十字にクロスさせて引き上げるようにすると楽に型から出せます。
まず、ケーキ型の側面には、バターを薄く塗って、粉(分量外 薄力粉でも中力粉でも)をはたいておきます。
余分な粉は落としておきます。 次に、オーブンシートを幅3~5センチくらいの帯状に切ったものを2枚用意。
長さは型の両端から何センチかはみ出るくらい。底に上の2枚を十文字に交差させて敷きます。
その上に、底に合わせて丸くカットしたオーブンシートを敷きます。
焼きあがったら、側面に竹串を入れて、ぐるっと1周させます。
その後冷やしたケーキを取り出しますが、十文字に敷いた紙の両端を持って取り出すと、楽に取り出せます。
チーズケーキをよりカロリーダウン
下のビスケット台は省きます。
生クリームが入るタイプのベイクドチーズケーキなら、生クリームの半量を牛乳にかえる。
減らした生クリームのカロリーが抑えられます。
ただし、砂糖は減らさない
せっかくのケーキ、ある程度甘くないと食べた気がせず満足感がありません。
そのためついつい、何切れも食べてしまうかも。
結局ダイエットにはならないので、甘さを大幅に控えるのは逆効果です。