材料
- 中力粉または薄力粉 ・・・200g
- 全粒粉 ・・・50g
- インスタントドライイースト ・・・小さじ1
- はちみつ ・・・大さじ2
- 塩 ・・・小さじ1/3
- 卵 ・・・2個
- 牛乳または無調整豆乳 ・・・330ml
作り方
- 大きめのボウルに粉、塩を加えて泡だて器で混ぜ、真ん中に穴をあけるように粉を寄せて卵を割り入れて、卵部分をかき混ぜて卵をほぐします。
- 牛乳は耐熱性のカップに入れて電子レンジで約40~50秒程度温めて、蜂蜜を入れて溶かし、人肌程度の温度まで冷まします。(イーストが働きやすいように、体温程度の温度にする、熱すぎてもだめ)イーストを加えて混ぜます。
- ボウルに温めた牛乳を2回に分けて加えて、その都度泡立て器で混ぜます。なめらかになればOK。
- ラップをかけて温かいところで約1時間~1時間半置いて発酵させます。(気候(温度)によって発酵時間はかわってきます。)(目安、室温26℃程度で1時間ちょっと)(調理時間外)
- ホットプレートを180℃に温めておき、油は塗らず、生地をお玉に1杯丸く流し入れ焼きます。(温度は140~160℃、こまめに調節する)
- プツプツと穴があいてきて、裏にこんがりした焼色がついたら、裏返します。裏側は軽く焼色がつくまで焼きます。
キッチンメモ
ふんわりもっちりしたパンケーキ。
今回はイーストで発酵させて作るパンケーキレシピ。
甘さは控えめなので、食事用パンケーキにもなります。
イーストで発酵させるのは、時間はかかるけれど。
パン作りのようにこねる作業はないので、手間はかかりません。
発酵させたパンケーキは香りが違う!
あと、しっとり、もっちりした感じが新鮮ですよ。
豆乳は牛乳、はちみつは砂糖にかえても作れます。
パンケーキの焼き方の温度の目安、詳しいコツは焼き方のコツで説明しています。
焼くのはもちろんフライパンでもいいのですが、ホットプレートだと何枚も焼けるので、最近はホットプレート派です。
発酵について
発酵完了は、ぶくぶく泡が出て、全体的にふんわりとした生地になって、量も増えている状態になります。
発酵時間は季節によってかわります。寒い時期はなかなか発酵しなくて、何時間もかかったりします。
前の晩作って冷蔵庫に入れて一晩おいて朝焼いても。
溶かしバターを加えたり、焼くときにバターを使って焼くとリッチなパンケーキに。
粉の一部をそば粉や全粒粉にかえても、風味がいいですよ。
イーストを温めた豆乳に入れる時の温度に注意してください。
温度が高過ぎるとイーストが死んでしまって発酵しなくなります。
マジカルキッチン動画でレシピ
発酵前の生地、発酵後の生地の状態。
動画で見るとわかりやすい。
youtubeのプレイリストになります。
イーストパンケーキの作り方を写真で説明
![イーストパンケーキ材料](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/10/yeastpancakes-t01-800x600.jpg)
イーストパンケーキの材料です。
結構シンプル。
イーストが古い、保存状態が悪いと、発酵が悪くなるので気を付けて。
![ボウルに卵を加える](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/10/yeastpancakes-t02-800x600.jpg)
中央に穴をあけるように粉を脇によせて、くぼみを作って
卵を落として混ぜます。(卵部分のみ混ぜる)
![牛乳を温める](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/10/yeastpancakes-t03-800x600.jpg)
牛乳や豆乳を温めます。
蜂蜜を加えて人肌まで冷めれば、イーストを加えて混ぜます。
![牛乳を加えて混ぜた生地](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/10/yeastpancakes-t04-800x600.jpg)
ボウルに牛乳を加えて混ぜた生地です。
結構ゆるめの生地です。
![ラップをして発酵させる](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/10/yeastpancakes-t05-800x600.jpg)
ボウルにラップをかけて寝かせて、発酵させます。
![発酵したパンケーキ生地](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/10/yeastpancakes-t06-800x600.jpg)
発酵したパンケーキ生地です。
寒い時は発酵に時間がかかります。
![穴があいたパンケーキ生地](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/10/yeastpancakes-t07-800x600.jpg)
ホットプレートで焼きます。
穴があいてきて、裏側にいい焼き色がつけば、裏返します。
![パンケーキ焼き上がり](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2020/10/yeastpancakes-t08-800x600.jpg)
パンケーキ焼き上がり。
![イーストパンケーキ](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/01/yeastpancakes.jpg)
ちょっとムラになった焼きあがり。
焼く時に油を塗ったのですが。
それがムラになっていたようです。
これはこれでかわいいかも。
ホットケーキ・パンケーキの基本の焼き方
生地をおたまで鉄板やフライパンに流し入れる時。
ついつい生地を何度も継ぎ足してしまうことありますよね。
その場合、継ぎ足した所が輪になって年輪のようになります。
段がついて焼けます。それを防ぐためには?
生地はある程度の高さから一度に一気に入れます。
高い位置から流し入れると綺麗な丸になりやすいです。
生地を流し入れるお玉はいつも同じものを使う
生地の量の目安がわかりやすくなります。
厚めのホットケーキや火の通りが悪い食材が入るときは。
フライパンやホットプレートにふたをして焼きます。
生地に小さい穴がプツプツ空いてきたら、裏返しのサイン。
裏側においしそうな焼色がついていたら、ひっくりかえします。
焼色が薄ければもう少し焼きます。
火力、温度が低いようなら火力、温度を上げます。
生地全体に大きな穴がボコボコあくのは焼き過ぎです。
ガスが抜けてホットケーキの膨らむ力がなくなってしまいます。
大きな穴だらけになる前に裏返します。
![ホットプレートなどで焼く](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/03/wholewheatpancakes-t02.jpg)
ホットケーキに穴がプツプツあいてきます。
![こんがり焼けたら裏も焼く](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/03/hotcake-yakikata02.jpg)
穴があいてきたら、裏側を確認しておいしそうな焼色がついていたら裏返します。
ホットプレートでホットケーキ・パンケーキを焼くコツ
ホットケーキパンケーキをフライパンで焼いてももちろんいいのですが
ホットプレートだと一度に数枚焼けて時短に。
ホットプレートが大活躍してくれてます。
マジカルキッチン流ホットプレートでホットケーキ・パンケーキをきれいに焼くコツを紹介します。
ホットプレートに油は塗らないほうが、焼色が均一になる
ホットプレートの大半は、鉄板の面にフッ素などをコーティングしてあります。
そのため、焼いてもくっつかないようになっています。
(状態によってはくっつくことがあるので、その時は薄く油を塗ります。)
基本ホットプレートで、ホットケーキ・パンケーキを焼く時は、鉄のフライパンのようにバターや油を塗らないほうが、焼色がきつね色に均一に焼けます。
油を塗ると焼色がまだらになりがち。
フッ素加工のフライパンでも同じです。
![イーストパンケーキ](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/01/yeastpancakes-150x150.jpg)
まだらな焼色のパンケーキ
これはこれで可愛いパンケーキに。
![しっとりふわふわで厚みが出ます](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/01/tofuhotcake-03-150x150.jpg)
均一な焼色のパンケーキ
油を塗る場合でも、2枚目(油はひかない)からは油がなじんで、綺麗な焼色になります。
ホットプレートは焼く前に温めて余熱しておきます。
焦げるようなら、温度を下げ、色がつきにくければ少し温度を上げる
焦がさず、形よくこんがりと焼くには使用するホットプレートの機種のクセをつかむこと。
マメに確認して、状態によって温度をかえること。
またホットプレートによってもよく焼ける場所、焼けにくい場所が微妙にあるようです。
パンケーキ・ホットケーキを焼く温度
ホットプレート早く少し前に180℃に余熱しておきます。
ホットプレートが温まれば生地を流し入れます。
温度の目安は裏返すまでは140~160℃。
基本裏返してからは温度を下げて。
2回目を焼くときも温度は1回目よりも低めにすると焦げません。
あせって焼かない
焼色だけついて、中が生だった失敗ホットケーキ・パンケーキだったこともあります。
早く焼き色を付けようと温度を高くして、焼き色がついたので皿に取って中を割ったら生でした。
ある程度時間をかけて、じっくり焼いてください。
ホットプレートのフライ返しは金属製でないものを
![そば粉のパンケーキを焼く](https://magicalkitchen.com/wp-content/uploads/2016/07/sobakopancake-t02.jpg)
ホットプレート使用時に使うフライ返しは、金属製のものを使うと鉄板のコーティングに傷がつく可能性が。
金属よりも柔らかい素材のフライ返しを使います。
テフロン加工で耐熱性があるフライ返し等使います。
テフロンなどコーティングしてあるフライパンを使う場合も同じです。
フライパンでホットケーキ・パンケーキを焼く場合
フライパンの材質によって違いがあります。
どちらも裏返してからは火加減を弱めにします。
上のホットプレートの焼き方も参考にしてください。
フッ素加工のフライパンでホットケーキを焼く
フッ素樹脂加工のフライパンを使う時は基本、油をひかなくて大丈夫。
ひかないほうが、均一に焼色がつきます。
(くっつく場合は油を薄くひきます。下を参考に)
強火で余熱をして、ぬれ布巾にフライパンを置き、温度を一度下げます。
2秒置くだけでOK。
弱めの中火から弱火で焼きます。
鉄のフライパンでホットケーキを焼く
鉄のフライパンの場合、油を薄くひきます。
バターを使う場合はフライパンで溶かして均一にいきわたらせます。
強火で余熱をして、ぬれ布巾にフライパンを置き、温度を一度下げます。
2秒置くだけでOK。
弱めの中火から弱火で焼きます。
火が弱すぎてもふっくら仕上がらず、強すぎると焦げるので
いいあんばいに調節してください。