材料
- 薄力粉 ・・・80g
- 砂糖 ・・・65g
- サラダ油 ・・・35g
- 伊予柑の果汁 ・・・40ml
- 卵黄 ・・・L3個
- 卵白 ・・・L4個
作り方
- 伊予柑はしっかりと洗って皮をすりおろし、果汁を絞ります。
- ボウルに卵黄、砂糖の約半量を入れて、白っぽくなるまで泡だて器で泡立てます。
- 絞り汁、皮のすりおろし、サラダ油を少しずつ加え、泡だて器でそのつど混ぜます。ふるった粉を混ぜて泡だて器で混ぜます。
- 別のボウルにハンドミキサーで、卵白を泡立てメレンゲを作ります。残りの砂糖を3回に分けて加えながら、ピンと角が立つまで、泡立てます。
- メレンゲを3回に分けて加えます。はじめはメレンゲを泡だて器にひとすくい加え泡だて器でしっかり目に混ぜ合わせます。その後2回に分けて加え、その都度ゴムベラでさっくりと混ぜます。(最後はメレンゲの泡が残らないように)
- シフォン型に生地を高い位置から流し入れます。型を台の上から、2、3回下に落として生地の中の空気を抜きます。
- 170~180℃にあたためておいたオーブンで約30~35分焼きます。焼き上がりは竹串を刺してチェック。
すぐに型をひっくり返してビンなどに刺して冷まし、
冷めれば外側にパレットナイフか包丁を入れ、内側は竹串を1周させ、
底もパレットナイフか包丁を入れ、丁寧に型から外します。
キッチンメモ
伊予柑の果汁も皮も使ったシフォンケーキです。
伊予柑の香りがするシフォンケーキになりました。
型からはずすのは、完全に冷めてから。
温かいうちに作業するときれいにはずせません。
伊予柑について
色は濃い目のオレンジ色。特に香りがよくて、甘くて果汁が多く、みずみずしい柑橘。
手で皮がむけて、種も少な目。
伊予柑の旬は12月から2月。
3月にも出回っていて、早春にぴったりのさわやかな香りなのですが。
時期が遅くなると水分の抜けたパサパサの伊予柑に当たる可能性も。
(手で持って軽いとダメです。)
ちなみに伊予柑の季語は春です。
伊予柑の香りがたまらない、フレッシュなゼリー。
伊予柑は、いい予感で受験合格、受験生のお守りに
語呂合わせで「いよかん」=いいよかん。
ちょうど受験シーズンにもあたるので
受験生のゲン担ぎフルーツとしても知られています。
語呂合わせだけでなく、柑橘のフレッシュな香りは受験生の頭の疲れもリフレッシュしてくれる効果あり。
伊予柑ピール
古いものは見た目きれいでも、中がスカスカになって水分が抜けていることがあります。
そんな時は皮だけを砂糖で煮たオレンジピールならぬ伊予柑ピールを作るのがおすすめ。
オレンジピールは、柑橘の皮を砂糖を溶かしたシロップで煮て作ります。
オレンジピールを乾かしてグラニュー糖をまぶしたものは、お茶請けになります。
オレンジピールの保存について
お菓子作りに活用するために保存する場合は、冷凍保存がおすすめです。
使いやすいように小分けして保存します。
オレンジの香りとチョコレート、オランジェットを作ります。
マフィン、フルーツケーキ、パンに。
クリームチーズと合わせてディップに。
チョコレートとも相性がいいので、ガトーショコラやチョコレートのパウンドケーキにも。