材料
- 伊予柑 ・・・約3個
- 砂糖 ・・・大さじ3
- 粉ゼラチン ・・・5g
- 水 ・・・大さじ3
- 好みで焼酎または洋酒 ・・・大さじ1
作り方
- 小さ目の器に水大さじ3を入れ、粉ゼラチンを加えひと混ぜしてふやかしておきます。
- 伊予柑1個は飾り用として皮をむき、実を取り出しておきます。(縦に4つ割にし手で皮をむく)残り2個はカップとして使用します。横半分に切り、果汁をレモン絞り器などで絞り、ざるでこし、種をのぞきます。
- 半分に切った皮のカップは3個使用。内側の薄皮などをきれいに取り除きます。(穴があきやすいので注意、穴の開いたものは使わない)
- 小鍋に果汁を200ml入れ砂糖を加え中火で温め砂糖を溶かしフツフツしてきたら火を止めます。ゼラチンをふやかした物を加えて完全に溶かします。あれば酒を加えます。
- 伊予柑のカップにゼリー液を注ぎます。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ冷やし固めます。(調理時間外)ゼリー液大さじ2は別の器に取っておき(飾り用に)冷蔵庫に入れます。1時間くらいたち、とろりとした状態になれば、ゼリー液を取り出し、実を加え全体をあえます。
- 冷やし固めたカップのゼリーの上にゼリーであえた伊予柑の実をスプーンでのせ、あればハーブを飾って出来上がり。
キッチンメモ
柑橘の果肉の色が鮮やか、フレッシュな香り弾ける伊予柑ゼリーです。
水はほとんど使わず果汁で作る贅沢なゼリー。
上にも果肉をのせています。
今回は伊予柑を半分に切ったカップに3個作りました。
果肉をむいたものは1個分用意し、あとは果汁を絞ります。
あればレモン絞り器があると楽です。
伊予柑が日本の柑橘なので、洋酒ではなく焼酎を加えてみました。
洋酒でもあうので、お好みで。
最後にゼリー液を大さじ2取り分けるのは、飾り用の伊予柑にかけるためです。
冷蔵庫にしばらく入れてとろりとしたら伊予柑を加えてあえます。
冷蔵庫に入れる際は、伊予柑のカップをバットや皿に乗せて
なるべく斜めにならず平らになるように冷蔵庫で冷やします。
ゼラチンはふやかし不要のものもあります。
森永のクックゼラチン、マルハニチロのゼライスなど。
(近所のスーパーではこれらしか置いてないところがほとんど)
とても溶けやすいゼラチンです。
温めたゼリー液に直接粉をふり入れてかき混ぜることができます。
伊予柑について
色は濃い目のオレンジ色。特に香りがよくて、甘くて果汁が多く、みずみずしい柑橘。
手で皮がむけて、種も少な目。
伊予柑の旬は12月から2月。
3月にも出回っていて、早春にぴったりのさわやかな香りなのですが。
時期が遅くなると水分の抜けたパサパサの伊予柑に当たる可能性も。
(手で持って軽いとダメです。)
ちなみに伊予柑の季語は春です。
伊予柑の香りがたまらない、フレッシュなゼリー。
伊予柑は、いい予感で受験合格、受験生のお守りに
語呂合わせで「いよかん」=いいよかん。
ちょうど受験シーズンにもあたるので
受験生のゲン担ぎフルーツとしても知られています。
語呂合わせだけでなく、柑橘のフレッシュな香りは受験生の頭の疲れもリフレッシュしてくれる効果あり。
伊予柑ピール
古いものは見た目きれいでも、中がスカスカになって水分が抜けていることがあります。
そんな時は皮だけを砂糖で煮たオレンジピールならぬ伊予柑ピールを作るのがおすすめ。
オレンジピールは、柑橘の皮を砂糖を溶かしたシロップで煮て作ります。
オレンジピールを乾かしてグラニュー糖をまぶしたものは、お茶請けになります。
オレンジピールの保存について
お菓子作りに活用するために保存する場合は、冷凍保存がおすすめです。
使いやすいように小分けして保存します。
オレンジの香りとチョコレート、オランジェットを作ります。
マフィン、フルーツケーキ、パンに。
クリームチーズと合わせてディップに。
チョコレートとも相性がいいので、ガトーショコラやチョコレートのパウンドケーキにも。
ゼラチンについて
ゼラチンをたくさん使うなら小袋より大容量が便利。
箱入りの小袋粉ゼラチン、すぐになくなりませんか?
小袋に分かれていない大容量タイプを見つけてからはそれを使ってます。
近所のスーパーには売っていないので
ネット購入やコープのお店で買うことも。
値段によって微妙に溶けやすさや固められる水分量が違ってきます。
味に違いはそれほど感じません。
癖をつかんで使いこなします。
溶けやすいタイプのゼラチンです。
人気のリーズナブルなゼラチンです。
マジカルキッチンお菓子料理のTips
粉ゼラチンの溶かし方など扱い方やゼリー作りのポイントをまとめました。