ゼリー作りのポイント

ゼリー作りの道具 お菓子の材料tips

マジカルキッチンお菓子料理のTips
粉ゼラチンの溶かし方など扱い方やゼリー作りのポイントをまとめました。

つるんとした果物入りのゼリー、ふるふる柔らかいゼリー。
ババロアにムースなどゼラチンを使ったデザート達。
ゼラチンを使って固めた料理など。

今回のマジカルキッチンお菓子料理のTipsでは
粉ゼラチンの扱い方やゼリー作りのポイントをまとめました。

柔らかめに固めた基本のゼリーレシピはこちら。


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失敗しないゼリー作りのポイントまとめ

使用するゼラチンのパッケージに溶かす温度など書いてあればそれに従います。

ゼラチンによっては、お湯に振り入れて溶かすだけで使えるゼラチンもあります。

ゼラチンはメーカー、商品によって固められる水分の量が違います。
小袋の粉ゼラチン(クックゼラチン)などを使う場合は
ジュース500ml、粉ゼラチン5gがゆるめのゼリーの目安だそうです。
型抜きするかたさに固める場合は、粉ゼラチン5g、300~400mlの水分で。

ゼリー作りの道具

道具は計量カップやはかり、または計量スプーン。
レンジを使う場合は耐熱性の器
レンジを使わない場合は小鍋を用意します。

粉ゼラチン

一般的なゼラチンの基本のポイント

その1、ゼラチンをふやかすときは器に水を入れ、そのあと粉を振り入れる
粉に水をかけるとダマになります。

そのあと箸等でかき混ぜ、5分程度置いてふやかします。

その2、あたためた液体にふやかしたゼラチンを加えた後はダマや溶け残りがないように。
完全に溶かすのもポイント。

その3、ゼラチンを溶かす温度も重要。

沸騰した温度の中にゼラチンを入れない。
ゼラチンは熱すぎるとコラーゲンが分解されて固まりにくくなります。
50~60℃で溶かせばOK。

温度が低すぎても溶け残る場合があります。

もし溶け残りがあれば、もう一度弱火で加熱してゼラチンを溶かします。

また固める時間が長いほどある程度固めになります。

粉ゼラチンの扱い方

粉ゼラチン、計量スプーンでの目安。
小さじ1=3g 大さじ1=10g

小袋のゼラチンは1袋5gのものが多いです。

ゼラチンをふやかす

水を加えた中に粉ゼラチンを加えます。

粉ゼラチンを水でふやかすときは冷水を使います。
先に水を器に入れ、その中に粉ゼラチンを入れ箸で軽く混ぜて置いておきます。

粉ゼラチンを水でしとらす

小器に水を入れてゼラチンをふり入れ、5分程度ふやかします。

ゼラチンの溶かし方

しとらせたゼラチンを溶かす方法は液を鍋で温める。(沸騰前に火を止める)
湯煎、電子レンジを使ったりといくつかあります。
基本を覚えたら好きな方法でどうぞ。
湯せんは器を熱いお湯につけて溶かします。

例1)レアチーズケーキに使う場合など

上のように水と粉ゼラチンをふやかし、湯せんにかけたり、レンジにかけて溶かします。
加熱しすぎ、温度に注意。

レンジを使う場合は5gで水大さじ3。
ラップなし電子レンジ500wで約40秒~50秒。
溶け残りがある場合は、短時間ずつ延長します。
10秒程度ずつ延長。

レンジにかける器は耐熱性のものを。
小器といっても、高さがあって少し大きめのものを。
高さの低い器だと吹きこぼれる恐れがあります。

加熱しすぎが怖い場合は、電子レンジの弱で様子を見ながら。

水に粉ゼラチンを加える

冷水に粉ゼラチンを入れて混ぜます。
5分ほど置いてふやかします。

ゼラチンを溶かす

ゼラチンを完全に溶かします。

加熱後はしっかりと混ぜて溶かします。

例2)ジュースなどを固めるゼリー
鍋を使う場合はジュースや牛乳に砂糖を入れて火にかけて溶かして火を止め
ふやかしたゼラチンを加えて溶かします。

小鍋に液体を温める

写真はコーヒーを温めているところ。
コーヒーゼリーを作ります。

レンジを使う場合は、粉ゼラチン水を入れてふやかしたものを電子レンジで加熱して溶かす方法。
ジュースなど液体をレンジで温めて、ふやかした粉ゼラチンを加える方法。
ふやかした粉ゼラチン、砂糖、液体の一部を電子レンジで温めてゼラチンを溶かす方法があります。

ゼラチンは沸騰させてしまうと固まりにくくなります。
基本的には火を止めてから加えます。

ゼリーが固まりにくくなるもの

酸の強いレモン汁等は入れすぎるとゆるくなります。
ワインなどお酒を使ったゼリーも固まるのに時間がかかります。

またトロピカルフルーツにもご用心。
パパイヤ、メロン、キウィ、マンゴー、パイナップルなど
これらに含まれるたんぱく質分解酵素はゼラチンのたんぱく質を壊します。
それによりゼリーが固まりにくくなります。
しょうがにも酵素が含まれているので、ジンジャーゼリーを作るときも注意。
これらを使うときは、一度煮てから使うと、固まります。
缶詰のフルーツや、ジュースを使う場合は心配ありません。

大きめ容量の粉ゼラチンが便利

ゼラチンをたくさん使うなら小袋より大容量が便利。

箱入りの小袋粉ゼラチン、すぐになくなりませんか?
小袋に分かれていない大容量タイプを見つけてからはそれを使ってます。

近所のスーパーには売っていないので
ネット購入やコープのお店で買うことも。

値段によって微妙に溶けやすさや固められる水分量が違ってきます。
味に違いはそれほど感じません。
癖をつかんで使いこなします。

溶けやすいタイプのゼラチンです。

人気のリーズナブルなゼラチンです。

私は楽天市場で他の材料と一緒に買っています。
送料無料ラインまで、粉などと一緒にまとめ買い。

ホームメイドショップKIKUYA

お菓子材料・器具の専門店。1300種類の商品

食べもんぢから。

送料がかかるのが難点ですが、定番の豆から粉類まで近所よりも安い!

馬嶋屋菓子道具店

かっぱ橋の道具店、シフォン型も豊富、レシピ集もあり。

かっぱ橋 浅井商店

かっぱ橋の道具店、オリジナルの型、レシピ集もあり。

GLOBAL GARDEN

ナッツのお店、送料込み。買ってます。

寒天とゼリーの違いについて

ゼリーのゼラチンは動物性のたんぱく質。
寒天は植物性。低カロリー。
溶ける温度固まる温度も違います。

口どけはゼリーの方が柔らかく口の中で溶けるような食感が味わえます。
一方寒天はザクザクとした食感が楽しめます。

寒天のことをもっと知りたい方は下を参考にしてください。

ゼリーはパーティーにもおすすめ

色や見た目がかわいいゼリー。
ケーキとあと1品デザートが欲しいなと言う時に
溶かすだけのゼリーは簡単で便利。

前日に用意しておけるので、当日バタバタしなくてすみます。

季節のフルーツ、ジュースを用意すれば
その時々にぴったりのゼリーができます。

ハロウィンなら、紫色のグレープジュースはいかが。
桃の節句のひな祭りには、ピーチジュースを使ったゼリーを。