材料
- 小豆缶詰 ・・・1缶(210g)
- 粉寒天 ・・・小さじ1(2g)
- 塩 ・・・少々
- 砂糖 ・・・大さじ1~2
- 水 ・・・250ml
- 好みで桜の花の塩漬け ・・・5個
作り方
- 鍋に水、粉寒天を入れて、火にかけ、木ベラでかき混ぜながら煮溶かします。
- 沸騰したら火を弱め、2分程度混ぜながら煮、寒天が完全に溶けたら砂糖を加え木べらで溶かします。
あんを2回くらいに分けて加えて溶かし、煮立ってからさらに1~2分混ぜながら煮ます。火をとめ塩少々を加えます。 - 鍋を冷水に当てながら、時々木べらで混ぜながら40℃くらいまで温度を冷まします。(とろみがつく程度まで冷まします)
- さっと水で濡らした器に流し込みます。氷水をはったバットの中に器を入れて冷やすか、冷蔵庫で冷やし固めます。固まれば方から外し、好みで塩抜きした桜の花を飾ります。
キッチンメモ
夏の定番水ようかんをつぶつぶの粒あんで。
手作りならではの素朴な水ようかんになりました。
水ようかんというと、こしあんでつるりとした食感が魅力ですが
粒あん好きな方ならこちらも試して。
桜の花の塩漬け、塩抜きの時間は10分程度です。
作り方を写真で説明
水ようかんの材料と道具。
粉寒天、水、鍋、木べら。
水ようかん液が完成すれば、鍋を冷水に当て、時々混ぜながらとろみがつくまで冷やします。
型に流して冷やし固めた水ようかん。
型から外してもよし、器ごとでもよし。
水ようかんを型から外す方法
型の周りを竹串で1周させて皿をかぶせてひっくりかえすと、外れやすくなります。
その時型と水ようかんの間に空気を入れるようにします。
寒天について
寒天はほどんどカロリーがない食品で、ダイエットの強い味方。
原料はテングサという海藻です。
カルシウムや鉄分、食物繊維などが含まれています。
寒天の種類
粉寒天、棒寒天、糸寒天があります。
粉寒天は粉末状の寒天。
水で戻す手間がなく、手軽に使うことができます。
棒寒天または角寒天は、洗ってから水に戻して使います。
1本約8g、粉寒天4g分になります。
糸寒天は、細いひも状の寒天。水洗いして水に戻して使います。
サラダや酢の物の具に使われることも多いです。
寒天を使うポイント
温めた寒天液に冷たい液体を一気に加えると温度が下がって寒天が部分的に固まり、均一にならないことがあります。
ジュースなどを寒天液に加える場合は、火にかけながら加えるか
ジュースを温めてから加えます。
寒天は酸に弱く、レモン汁、梅、酢、酸の強い果物を加えると固まる力が弱くなります。
酸が強いものを加えたいときは、火を止めて粗熱がとれた寒天液に加えます。
寒天とゼラチンの違い
ゼラチンは冷やさないと固まりませんが、寒天は室温で固まります。
ゼラチンはたんぱく質を分解する酵素を持つ、生のパイナップル、しょうが、キウイなどを使うと固まらなくなります。
これらを使うときは、煮てから使うようにします。
粉寒天の使い方
鍋に水と粉寒天を入れて時々混ぜながら沸騰させます。
このとき、湯に粉寒天を入れると寒天がダマになります。
水に粉寒天を入れるようにします。
沸騰後火を弱めてさらに1~2分沸騰させて寒天を煮溶かします。
レトロなガラス角皿
今回水ようかんを盛りつけたのは、昔から家にあったガラスの角皿。
昭和の時代によくみかけたタイプのガラス皿です。
昔はいまいち好きではなかったその当時のガラス食器。
今は一周回って好きになってよく使っています。
ガラスの食器は粗品でもらったものも多いようで。
タコの形の鉢なんかもありました。
しまう場所がないので、数年使って処分。
ガラス食器、今はシンプルなものを残すようにしています。
それでも、好きなタイプは微妙に形、サイズが違うだけでも捨てられず。
同じようなものがいくつもあるのです。