材料
- いちご ・・・1パック(300g)
- 砂糖 ・・・100g
- レモン汁 ・・・大さじ1と1/3
- 白ワイン ・・・100ml
- 水 ・・・200ml
- 粉ゼラチン ・・・6g(小さじ2)
- 水 ・・・大さじ2
作り方
- 小さめの器に水大さじ2を入れ、粉ゼラチンをふりいれふやかしておきます。
- イチゴは洗ってヘタを取り除いて小さいものはそのまま、大きい物は縦半分に切ります。
鍋に入れ、いちごに砂糖をまぶしいちごから水分が出るまで3時間程度置きます。(調理時間外) - 上の鍋に水200ml、レモン汁を入れて火にかけます。
- あくが浮いてきたら取り除き、煮立ったら弱火にし、イチゴがしんなりするまで2~3分煮ます。
火を止めて液が70℃くらいの温度になればワイン、1のゼラチンを鍋に加えて混ぜゼラチンを完全に溶かします。 - 水でさっとぬらした器にいちごの粒といちごのゼラチン液を注ぎ入れます。
泡があればとりのぞき粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めます。(調理時間外)
キッチンメモ
丸ごと入ったイチゴにはワインの香り
ワインにはイチゴの香りと風味が移ってうっとり幸せデザートになりました。
ワインは赤でも白でもロゼでも。
ワインを入れなければ子どもさんも安心の「いちごのゼリー」になります。
お酒が入っているのと、液体の量がゼラチンに対して多めなのでゆるめに固まります。
もう少し固めに作りたい時はゼラチンの量を増やします。
固まりにくい時は冷蔵庫で長めに冷やしてください。
いちごは小粒の色の赤いいちごを使ったほうが赤い色がきれいに出ます。
またいちごの品種によって色が薄めになる場合があります。
ほんのり赤いいちごゼリーもかわいいですよ。
赤いキュートないちごゼリーは乙女心をくすぐるゼリー。
女性が大好きなデザートです。
ホワイトデーや誕生日、母の日のデザートにもぴったりです。
いちごのワインコンポートゼリー
作り置きしておいたいちごのワインコンポートに水を足して作ることもできます。
上の写真のゼリーはレンジで作ったいちごのワインコンポートから作りました。
いちごの粒を4粒ずつ器に入れて、残りのいちごはヨーグルトに添えて食べました。
作っておくとゼリーやいちごドリンク作りにも役立ちます。
作り方
いちごとシロップをわけておきます。
苺のシロップに水を加えた液を鍋かレンジで温めて70℃程度の熱さにします。
ふやかしたゼラチンを加えて溶かします。
器にいちごの粒とゼラチン液を入れて冷やし固めます。
りんごの赤ワインコンポート、りんごの赤ワインゼリーも
フルーツ感がたっぷりと楽しめるデザートです。
りんごを赤ワインで煮込んだデザートです。
贅沢気分が味わえるりんごの赤ワインゼリー。
ゼラチンについて
ゼラチンをたくさん使うなら小袋より大容量が便利。
箱入りの小袋粉ゼラチン、すぐになくなりませんか?
小袋に分かれていない大容量タイプを見つけてからはそれを使ってます。
近所のスーパーには売っていないので
ネット購入やコープのお店で買うことも。
値段によって微妙に溶けやすさや固められる水分量が違ってきます。
味に違いはそれほど感じません。
癖をつかんで使いこなします。
溶けやすいタイプのゼラチンです。
人気のリーズナブルなゼラチンです。
作っておくとゼリーやいちごドリンク作りにも役立ちます。
失敗しないゼリー作りのポイントまとめ
使用するゼラチンのパッケージに溶かす温度など書いてあればそれに従います。
ゼラチンによっては、お湯に振り入れて溶かすだけで使えるゼラチンもあります。
ゼラチンはメーカー、商品によって固められる水分の量が違います。
小袋の粉ゼラチン(クックゼラチン)などを使う場合は
ジュース500ml、粉ゼラチン5gがゆるめのゼリーの目安だそうです。
型抜きするかたさに固める場合は、粉ゼラチン5g、300~400mlの水分で。
道具は計量カップやはかり、または計量スプーン。
レンジを使う場合は耐熱性の器
レンジを使わない場合は小鍋を用意します。
一般的なゼラチンの基本のポイント
その1、ゼラチンをふやかすときは器に水を入れ、そのあと粉を振り入れる
粉に水をかけるとダマになります。
そのあと箸等でかき混ぜ、5分程度置いてふやかします。
その2、あたためた液体にふやかしたゼラチンを加えた後はダマや溶け残りがないように。
完全に溶かすのもポイント。
その3、ゼラチンを溶かす温度も重要。
沸騰した温度の中にゼラチンを入れない。
ゼラチンは熱すぎるとコラーゲンが分解されて固まりにくくなります。
50~60℃で溶かせばOK。
温度が低すぎても溶け残る場合があります。
もし溶け残りがあれば、もう一度弱火で加熱してゼラチンを溶かします。
また固める時間が長いほどある程度固めになります。
粉ゼラチンの扱い方
粉ゼラチン、計量スプーンでの目安。
小さじ1=3g 大さじ1=10g
小袋のゼラチンは1袋5gのものが多いです。
水を加えた中に粉ゼラチンを加えます。
粉ゼラチンを水でふやかすときは冷水を使います。
先に水を器に入れ、その中に粉ゼラチンを入れ箸で軽く混ぜて置いておきます。
小器に水を入れてゼラチンをふり入れ、5分程度ふやかします。
ゼラチンの溶かし方
しとらせたゼラチンを溶かす方法は液を鍋で温める。(沸騰前に火を止める)
湯煎、電子レンジを使ったりといくつかあります。
基本を覚えたら好きな方法でどうぞ。
湯せんは器を熱いお湯につけて溶かします。
例1)レアチーズケーキに使う場合など
上のように水と粉ゼラチンをふやかし、湯せんにかけたり、レンジにかけて溶かします。
加熱しすぎ、温度に注意。
レンジを使う場合は5gで水大さじ3。
ラップなし電子レンジ500wで約40秒~50秒。
溶け残りがある場合は、短時間ずつ延長します。
10秒程度ずつ延長。
レンジにかける器は耐熱性のものを。
小器といっても、高さがあって少し大きめのものを。
高さの低い器だと吹きこぼれる恐れがあります。
加熱しすぎが怖い場合は、電子レンジの弱で様子を見ながら。
冷水に粉ゼラチンを入れて混ぜます。
5分ほど置いてふやかします。
ゼラチンを完全に溶かします。
加熱後はしっかりと混ぜて溶かします。
例2)ジュースなどを固めるゼリー
鍋を使う場合はジュースや牛乳に砂糖を入れて火にかけて溶かして火を止め
ふやかしたゼラチンを加えて溶かします。
写真はコーヒーを温めているところ。
コーヒーゼリーを作ります。
レンジを使う場合は、粉ゼラチン水を入れてふやかしたものを電子レンジで加熱して溶かす方法。
ジュースなど液体をレンジで温めて、ふやかした粉ゼラチンを加える方法。
ふやかした粉ゼラチン、砂糖、液体の一部を電子レンジで温めてゼラチンを溶かす方法があります。
ゼラチンは沸騰させてしまうと固まりにくくなります。
基本的には火を止めてから加えます。
ゼリーが固まりにくくなるもの
酸の強いレモン汁等は入れすぎるとゆるくなります。
ワインなどお酒を使ったゼリーも固まるのに時間がかかります。
またトロピカルフルーツにもご用心。
パパイヤ、メロン、キウィ、マンゴー、パイナップルなど
これらに含まれるたんぱく質分解酵素はゼラチンのたんぱく質を壊します。
それによりゼリーが固まりにくくなります。
しょうがにも酵素が含まれているので、ジンジャーゼリーを作るときも注意。
これらを使うときは、一度煮てから使うと、固まります。
缶詰のフルーツや、ジュースを使う場合は心配ありません。