材料/分量/10個分
- 黒米 ・・・小さじ2
- 水 ・・・大さじ2
- もち米 ・・・1合
- 水 ・・・180ml
- 塩 ・・・少々
- 砂糖 ・・・大さじ2
- 小豆あん ・・・約200g
- 桜の葉の塩漬け ・・・10枚
作り方
- 黒米は茶こしに入れて軽くすすぎ小器に入れ大さじ2の水に一晩つけておきます。(つけた水も使用するので捨てない)
もち米は、耐熱性のボウル(または深さのある器)に入れ、水に1時間以上つけておきます。 - 桜の葉の塩漬けは、水で軽く洗って、水につけて30分程度塩抜きします。水気をキッチンペーパーで取ります。
- あんは等分して丸めておきます。
- 餅米はザルにあげて水を切り、耐熱ボウルにもち米、塩、砂糖、黒米、黒米のつけ汁、水を加え、ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで合計約9分加熱します。5分過ぎたら途中で取り出して、水で濡らしたしゃもじで全体を混ぜ再びレンジにかけます。
- ラップをかけて10分ほど蒸らし、全体をしゃもじで混ぜ、熱いうちに水で濡らしたすりこぎでご飯粒を半分ほどつぶします。(半つぶし、つぶしすぎるとお餅になります。)
- 水で濡らしたしゃもじでおおまかに作る個数分に等分します。
- ラップを広げ、もち米を等分したうちの1つを丸めたものを置き、上にもう1枚ラップを広げて、ご飯をのばして丸く広げ、上のラップをとり、桜餅生地の中心にあんを置き包みます。桜の葉で巻いて出来上がり。
キッチンメモ
春らしい香りの桜餅を電子レンジで作ります。
モチモチの生地がほんのり桜色、桜の葉っぱもいい香り。
関西風の桜餅です。
本来は道明寺粉を使い、食紅でピンク色をつけるのですが、家で作りやすいようにもち米を使いました。
色はナチュラルにつけたかったので、黒米でほんのりした色をつけています。
道明寺粉は、蒸したもち米を干してから荒めにひいたものです。
椿餅を作るときにも使われます。粒々した粉です。
あんが柔らかすぎる時は、鍋に入れて火にかけるか、電子レンジにかけるかして水分を飛ばします。
電子レンジで同じように作るおはぎの作り方も紹介しています。
レンジで定番おはぎを簡単に。
桜の葉の塩漬けを自家製で
桜の葉の塩漬けを作り方を紹介しています。
桜の葉を自分で塩漬けに。来年の桜餅用に。
黒米について
黒米は水に一晩つけます。
最初に作った時、もち米と同じに1時間水につけて加熱したのですが、黒米の粒だけが固かったのです。
黒米の品種や状態もいろいろですが、念のため黒米は一晩水につけています。
桜餅の形について
作る前にお店で桜餅の実物を観察することをおすすめします。
自分の頭のなかの桜餅のイメージと実際の桜餅は意外と違ったりします。
桜の葉で餅を包む時は、葉脈(葉の筋)が表面にくるように、桜餅を巻いてください。
葉の裏側を表にして巻きます。
初めて作った時、よく分からず、葉脈を裏にして巻いてしまいました。
桜の葉の塩漬けの塩抜きについて
塩気を抜き過ぎないように程よく水につけて抜きます。
塩気は使用する桜の葉の塩漬けによって違ってきます。
塩抜きの時間は一概には言えませんが、30分から1時間程度で。
桜の葉を使った料理
春、桜の季節に桜ご飯。桜の花の塩漬けで。
桜の葉の塩漬けは料理にも使えます。
桜の花の塩漬けと桜の葉の塩漬けを加えて炊いた春らしい桜ご飯です。