ぎんなん拾いのコツ、おすすめ下処理方法


カテゴリー: 料理のtips料理のコツ・アイディア
実ったぎんなん

秋になるといちょうの木に黄色い実がつきます。
落ちたぎんなんが踏まれて臭うなんて経験ありませんか?
確かに嫌な匂いではありますが、秋らしい光景でもあります。
そして何より拾って食べると美味しく栄養のあるぎんなん。

拾ってみたいけれど、その後の下処理の方法がわからない。
拾う際の注意が知りたい。
今回はぎんなんの拾い方、下処理方法のおすすめを紹介します。

ぎんなんの拾い方、下処理方法の紹介目次

  • ぎんなん拾いから下処理の流れ
  • ぎんなんの拾い方のコツ
  • どんなぎんなんの実を拾うのか
  • 銀杏拾いに必要な道具、服装
  • 銀杏のおすすめ下処理方法
  • 水に漬けてから種を取る方法
  • 土に埋めてから種を取る方法
  • ぎんなんを干す方法
  • 銀杏の保存について
  • ぎんなんは食べ過ぎに注意
  • ぎんなんご飯におこわ

新鮮なうちに食べるぎんなんはむっちりした食感できれいな緑色。
翡翠のように緑につやつや光っています。
ぎんなんは、日が経つと味が落ちていくので、この時期ならではの味を楽しんでください。

加熱したぎんなん

加熱したぎんなんです。

下処理した銀杏、買ってきた銀杏の殻剥き方法の紹介記事もあります。

ぎんなん拾いから下処理の流れ

拾う→実から種をとって洗う→水気を切る→数日間日に干して乾燥させる(保存するため)

どうやって実から種を取るか。
初めてやる方は、悩んでしまう作業かもしれません。
種をとる方法もいろいろやり方があります。

昔から言われているのが土に埋める方法。
バケツに1杯程度なら、水につけて水洗いする方法がおすすめです。
ちなみに柔らかい果肉なら、何もしなくても、押すだけで実から種がつるっととれます。
水に漬けて種を取る方法は、下で具体的に紹介します。

ぎんなんの拾い方のコツ

落ちたぎんなん

ぎんなんの実が落ちる季節は、地域によっても違います。
9月から11月が季節です。

実が落ちているイチョウの木を見つけたらチャンス。
公園等管理者がいる場合は、拾ってもいいか一言尋ねてみましょう。

どのいちょうの木にも実がなるかといえば、ならない木もあります。
イチョウには雄雌があり、雌の木に実がなります。

ぎんなんの実の色は、オレンジ色がかった黄色。
枝がついてさくらんぼのような形をしています。
若い頃は青い実です。
果肉から種の部分を取り出すと、殻付きのぎんなんになります。

ぎんなんを干す

青いイチョウの木に黄色い実がついて落ちていたり、黄色いイチョウになってから実が落ちたりします。

どんなぎんなんの実を拾うのか

拾ったぎんなん

青い実は拾わず、黄色やオレンジ色の実を拾います。
木から棒などで落として未熟なものを集めるよりも、完熟したぎんなんの自然落下を待って拾っています。
完熟した実のほうが、果肉が柔らかく種を取り出しやすいです。

できれば、大きな実を選んで拾うようにします。
当たり前ですが、大きな実のほうが中身も大きいです。

実は落ちてすぐはきれいですが、少したつと柔らかくなったりするものも。
干からびている実もあります。
潰れているものもあります。
中の種が取り出せそうなものならどれを拾っても構いません。

ぎんなんの果肉は匂いがあり、服や手につくと臭います。
素手で触るとかぶれることがあります。
対策のため持っていくものが必要になります。

ぎんなんを触った手で体や顔を触らないように気をつけます。 素手で触れた場合は、よく水洗いします。

銀杏拾いに必要な道具、服装

  • 汚れても大丈夫な服装。
  • ゴム手袋やビニール手袋、軍手
  • なければ、小さめのレジ袋を手袋代わりに代用。
  • 手が洗えないときのためウエットティッシュ。
  • 拾ったぎんなんを入れる袋(レジ袋を数枚用意)

銀杏を拾う際は、とにかく素手て触らないようにします。
そのために、ゴム手袋やビニール手袋、軍手を用意。
通りすがりに気がむいて、ちょっと拾いたいなんて時もあります。
こんな時は、レジ袋が便利です。
コンビニ等の小さいサイズのレジ袋を手にかぶせて拾います。
ポリ袋でも構いませんが、薄いので重ねて使ったほうがよさそうです。

拾ったぎんなんを入れるレジ袋も念の為、数枚用意して重ねて使います。

拾った後は手を洗いたくなります。
手洗い場がないときのため、ウエットティッシュもおすすめです。

基本使い捨てできる道具で使い終わったら処分したほうが楽ですよ。
ぎんなんの匂いは強烈ですから。

銀杏のおすすめ下処理方法

銀杏を拾ってきたら、実から種を取り出さないと食べられません。
まず取ってきた実はとにかく匂いが強烈です。
できれば、室内に入れずに屋外に出しておき、作業も屋外でやります。

作業する際、ぎんなんを素手で触れると、かぶれることがあります。
ゴム手袋、ビニール手袋など防水の手袋をつけます。

実から種を取る方法は、いくつかあります。
メリット・デメリットを書いてみました。

水につけて水洗いして種を取る方法

水につけたぎんなん

柔らかい果肉なら手で押すだけで種がとれるので、水につけて時間をおかずすぐに作業してもOK。
種が実から取れにくい場合、水に何日間かつけてください。

バケツに拾ってきたぎんなんを入れて水を入れます。
バケツは金属製でないものを用意します。

水に2,3日から1週間漬けておくと腐って実が柔らかくなります。
柔らかくなれば作業開始です。

手で柔らかくなった実を潰して種を取り出します。
取った種はボウルやザルに入れ、残った果肉は新聞紙やレジ袋ゴミ袋に捨てます。
辺りが汚れやすいので新聞紙を広げるのもいいかもです。

このとき、潰した果肉の液が飛び散ることもあります。
水の中で潰すとその心配はありません。

また、手で潰す他に足で潰す方法もあります。
実をネットやビニール袋に入れて足で実をつぶすと、実から種がはずれます。

果肉から取り出した種

果肉から取り出した種です。

取り出した実は、まだまだ種の周りに実がついています。
何度か水洗いしてきれいにします。

ザルを用意

ザルとボウルやバケツを用意します。

水洗いする際に、ザルとボウルまたはバケツを使います。
ザルはプラスティックでも金属でもOK。
使い終わったらきれいに洗います。

容器に水と種を入れ、周りについている実を落とすように種同士をこすり合わせます。
落ちた汚れを捨て、また水洗い。何度か繰り返します。
周りについているものがなくなってきれいになるまで作業します。

水洗いしたぎんなんの種

水洗いしてきれいになったぎんなんの種です。

後はザルに上げて水気を切り、干します。

デメリットは潰したり、何回も水洗いするのが手間で面倒。(手袋も必須)
作業中の匂いがくさいこと。
またその匂いのために、作業は外で行わないといけないことがデメリットです。

メリットは作業が短時間ですべて終ること。
バケツ1杯程度なら手で潰してもなんとか頑張れるし、思ったよりも楽です。

土に埋めてから種を取る方法

もう一つが、昔から言われているのが土に埋める方法です。
庭に穴を掘り、ぎんなんの実を土に埋めて腐らせ、種だけになったものを掘り出します。
このときぎんなんはみかんや野菜の入っていたネットに入れて埋めると扱いが楽です。

デメリットとして時間がかかること。
穴を掘るスペースが必要。
掘り返すのが面倒。
そして母の失敗なのですが、埋めていることを忘れて、いつのまにかイチョウが発芽。
芽が出てしまったなんてことも。

メリットは果肉をとる手間がいらない、匂いがしないということです。
大量に処理したい場合も便利です。

ぎんなんを干す方法

ぎんなんを干す

ザルに広げて干します。

水洗いしてきれいになったぎんなん、ザルにあげて水気を切ったら干します。
新聞紙を広げた上に並べたり、盆ざるに広げます。

ザルが足りない時は箱に新聞紙を敷いた中に入れて干してます。

風通しの良い場所で、日光に2日ほど当て乾燥させます。

日光に当てるのは殺菌作用を期待してのことです。
日光に当てなければ食べられないわけではなく。
水気を切った段階で、食べてもOKです。

乾燥させた銀杏はカビが生えないようにビニール袋などに入れず。
風通しの良い場所で保存します。
詳しくは下の銀杏の保存についてを。

銀杏を食べる際は、殻をむいてフライパンで炒ったりと加熱して食べます。

少量急ぐ時は、紙製の封筒に入れてレンジ加熱約1分でOK。

銀杏の殻剥き方法の紹介記事です。

銀杏の保存について

乾燥させた銀杏、一見そのまま日持ちがしそうに見えるのですが、意外と持ちません。
1ヶ月をすぎると実が黄色っぽくなっていき、味が落ちていきます。
冷蔵庫に入れておいてもいつの間にかカビが生えてショックでした。

保存したい場合は冷凍保存がおすすめです。
殻付きのものも冷凍できます。
使いたい時にさっと使えるので殻をむいてからの保存がおすすめです。

小分けしてラップに包み、ジッパー付きのフリージング用の袋に入れて保存します。

ぎんなんは食べ過ぎに注意

ぎんなんは、美味しいけれど食べ過ぎには注意です。
昔から言われているのが、ぎんなんは食べすぎると毒ということ。
これって迷信?
いえいえ本当のことなんです。

食べても良い個数は人によって変わってきます。
銀杏中毒と言うそうで、人により40~300個で発症したとのことです。
その人の体調、栄養状態によります。
なので目安として一日10~30個まで。

子供さんの場合はもっと少なめに。
5個程度が目安です。

ぎんなんご飯におこわ