材料
- 新しょうが ・・・450g
- 砂糖 ・・・400g
- レモン汁 ・・・大さじ5
作り方
- 生姜は洗い、きれいなら皮はむかずに使います。(傷んだ部分があれば包丁で取り、軽い汚れ等あればスプーンで軽く皮をこすります。)
- 一口大にカットしてフードプロセッサーでみじん切りにします。(あっという間なので細かくしすぎないようにします)(手で刻む場合はスライサーで千切り、または千切り後、包丁でみじん切りにするのが簡単)
- 鍋に刻んだしょうが、砂糖を入れて20分から30分置いて砂糖がとければ鍋にフタをして火にかけます。強めの中火にかけ煮立てば弱火にし、時々木べらで混ぜながら10分程度煮ます。
- 火を止めてレモン汁を加えると色が鮮やかなピンク色にかわります。(熱々のうちに加える)
- 冷めれば殺菌した清潔な保存容器で保存します。しょうが部分とシロップ部分を分けて保存する場合は、ボウルの上にザルを乗せ、液をこし、さらに大き目のスプーンでしょうがを押しながら絞ってシロップをとります。残った生姜の搾りかすは、料理やお菓子作りに。冷凍保存可能。生姜佃煮にもできます。
キッチンメモ
新しょうがで作るピンクがかわいいジンジャーシロップです。
新しょうがが出回る初夏の時期ならではのお楽しみ。
なのでスパイスは加えず、黒糖も使わずにシンプルに作ってます。
スパイスを加えてももちろんOK。
スパイス加えても色はピンク色でした。
シナモンスティック、クローブ、スターアニス(八角)を加えて作った際の事。
スパイス入りのものは、炭酸水でシュワっともいいのですが。
もう一つ、紅茶に入れてジンジャーティーにするのも楽しみです。
ミルクティーもいいですよ。
今回は色をきれいに出したいので、砂糖は上白糖やグラニュー糖を使います。
作ったシロップはもちろん、ジンジャードリンクに。
無糖炭酸と割ってジンジャーソーダに。
(ジンジャーエールとの違い。
ジンジャエールはスパイス類(香料)を加えて作ります。)
上の写真の左上の瓶は新しょうがの甘酢漬けです。
生姜を使った保存食、佃煮レシピもおすすめです。
マジカルキッチン料理レシピ
作ったものは、酢の物、簡単混ぜご飯にするのもオススメ。
甘辛ピリリしょうゆ味の佃煮です。
初夏のジンジャーシロップでドリンク。
無糖の炭酸を入れて、シュワシュワ。
すっきりさわやかな辛味で生姜の風味が生きた味わいです。
新しょうがのジンジャーシロップを作ったらまず試して欲しいのは。
このジンジャーソーダ。
それも自家製ならではの楽しみとして。
その年一番初めに試す際は、ジンジャーシロップとしょうが両方を入れてお試しを。
ピンクな色にときめきつつ、生姜の風味がたっぷりと堪能できます。
ちなみに新しょうがの時期以外のジンジャーシロップは。
スパイスを入れて、黒糖やきび砂糖を使って作ることが多いです。
こうするとジンジャーシロップが不思議とぬくもりのある風味になるんですよね。
そして時短。
なんせこの時期、初夏から夏は保存食作りに忙しい季節。
あれこれ作るのに大変な時期。
スローライフなんて言えない、忙しライフな日々でもあります。
しょうがを刻むのにフードプロセッサーかスライサーが楽
そこで、今回はジンジャーシロップを美味しさそのまま、手早く作れるように考えました。
フードプロセッサー大活躍です。
フードプロセッサーでみじん切りではなく、スライサーで薄くスライスしてもOKです。
縦に繊維に沿ってスライスすると残った生姜を食べる際に口当たりがよくなります。
スライスした後はボウルに水をはった中につけます。
いつかまた詳しく書いてみます。
マジカルキッチン動画でレシピ
切って煮るまであっという間。
炭酸を入れてシュワシュワのほんのりピンクなジンジャードリンク。
しょうがの佃煮も披露。しょうがのケーキはチラ見せです。
youtubeのプレイリストになります。
マジカルキッチン季節の特集レシピ
梅酒やシロップ、赤紫蘇など、初夏から夏の保存食作り置きレシピ甘いもの編をまとめています。
新しょうがシロップの作り方を写真で説明
初夏の新しょうがです。
赤い部分があります。
フードプロセッサーにかけるために、生姜を一口大に切ります。
フードプロセッサーにしょうがを入れました。
一度に入りきらない場合は何度かにわけて。
フードプロセッサーでみじん切りにします。
あっという間にできるので、刻みすぎないように。
スイッチを短時間押して離して様子を見ながら。
鍋にしょうがを入れて、砂糖をまぶして溶けるまで置きます。
だんだん生姜から水分が出てきて砂糖が溶けてきます。
こうしたほうが、煮る際に早く煮ることができます。
火にかけます。(フタをしてください)
煮立ったら火を弱め、時々木べらで混ぜながら煮ます。
火を止めて熱いうちにレモン汁を加えます。
レモン汁を加えて色が変わったところです。
フタのできる容器入れて冷蔵庫で保存、2週間程度保存可能。
生姜をこしてシロップとしょうが部分を別にして保存しても。
詳しくは下の保存についてにあります。
新しょうがについて
5月下旬から8月にかけて出回る新しょうが。
この時期に収穫される生姜は、繊維が柔らかく、みずみずしくて辛味がマイルド。
基本皮はむかずにつかうか、スプーンで軽くこする程度で使います。
全体に地肌の色が薄く、茎に赤い部分があるのも特徴です。
この部分と酸が合わさると、ジンジャーシロップがピンクになります。
新しょうがの甘酢漬けのピンク色も同じ原理です。
ジンジャーシロップ、搾りかす生姜の保存について
作ったジンジャーシロップは、シロップと刻んだしょうがを一緒に保存してもいいし。
こして絞って生姜部分とシロップを分けて保存しても。
ボウルの上にザルを置き、できたしょうがシロップを流し入れます。
液をこします。
残ったしょうがは大き目のスプーンで押して、液を絞ります。
シロップ部分はフタのできる牛乳瓶のようなガラス瓶で保存してます。
保存期間は2週間程度。
清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存。
しょうがを容器からスプーンで取り出すときは、乾いたスプーンを使ってください。
絞った後の残りカス(とは呼べないほどおいしい)になる生姜は、冷凍保存も可能です。
また、生姜の佃煮にすると少し日持ちがよくなります。
こちらも冷凍保存できます。
残った搾りかす生姜の使い道は下にまとめました。
佃煮の作り方も。
残った搾りかす生姜の使い道、料理にお菓子、佃煮
ジンジャーシロップを作った際の、搾りかすの残りのしょうがは色々使えます。
甘みのついた刻み生姜として使ってください。
残りカスとは呼べないおいしさ。
そして刻んであるので即使えて便利なんです。
まずは、お菓子作りに活用。
マジカルキッチンお菓子レシピ
マジカルキッチンおなじみ、おから入り、オーブントースターで焼けます。
焼き菓子に入れると絶品ジンジャー風味の焼き菓子に。
マフィンやケーキに使えます。
焼きあがりにジンジャーシロップを塗ってよりさわやかに。
シナモン等スパイスを加えた生姜の焼き菓子もおいしいし。
入れるか入れないか迷いますね。
料理にも活用できます。
肉や魚を煮るのにも。
基本、しょうがと砂糖やみりんを使う料理につかえます。
そのまま冷蔵庫に入れておくと、保存期間は長くないので。
冷凍するのもおすすめです。
ジッパー付きの冷凍保存袋に入れて空気を抜いて平たくして冷凍。
そしてもう一つの使い道は。
佃煮にすること。
ご飯のおともに最高ですよ。
シロップを取った残りのしょうがに、酒、ゴマ、削り節、醤油を加えて作ります。
もちろん生姜シロップもお菓子に料理に色々使えます。
酢の物に少々入れたり、魚やお肉を煮る際に。
でも色がきれいなので、料理に使うのはなんだかもったいなくて使えません。
お菓子ならゼリーやシャーベット。
しょうがの佃煮の作り方
しょうがシロップを作った際の甘みがあるのでお砂糖やみりんは加えずに作ります。
【しょうがの佃煮の材料】
- 新しょうがシロップの残りのしょうが ・・・260g
- 白すりごま ・・・15g
- かつお削り節 ・・・12g
- しょうゆ ・・・大さじ4
- 酒 ・・・大さじ3
- 水 ・・・大さじ4
【作り方】
- 鍋にすべての材料を入れて火にかけます。
- 弱火で汁気がほとんどなくなるまで煮詰めます。
保存はフタつきの保存容器で。
冷蔵庫で、1週間程度可能。
こちらはご飯のともに最高。
蒸し野菜や冷奴にも。
食べきれない場合は、残りを冷凍保存がおすすめ。
ジッパー付きの冷凍用の保存袋に入れて空気を抜いて平たくして冷凍保存します。