マジカルキッチン料理の食材Tips『オクラ』
緑色、ネバネバな夏が旬のオクラ。オクラは緑黄色野菜。
選び方、保存法、基本のゆで方、レンジで加熱方法を紹介。
オクラは英語でokuraまたはgumbo(ガンボ)と呼ばれます。
原産地はアフリカで日本に入ってきたのは幕末です。
マジカルキッチン料理の食材レシピ:オクラ
オクラの旬
最近では輸入ものなども出回り一年中見かけます。
旬は夏。6月から9月までの夏野菜。
夏バテ防止に役立つ野菜の一つです。
オクラを苗から育てたことがあります。
夏にきれいな大きい黄色い花を咲かせてくれました。
花が終われば実がつきます。
収穫したてのオクラはトゲトゲの産毛が鋭くて痛いほどです。
オクラの選び方
緑色が濃く鮮やかなものを選びます。
産毛が均一にびっしりと生えているものが新鮮です。
オクラの栄養
オクラは緑黄色野菜。
水溶性の食物繊維で整腸作用があります。
他にもベータカロテン、ビタミンCやカルシウム等含まれる栄養豊富な野菜。
つまり夏バテ防止に効果あり。
オクラの保存法
原産が温かい地方なので、低温には弱い野菜です。
ラップや袋に入れて野菜室で2,3日保存できます。
食べきれないときは、とりあえず火を通して冷蔵庫で保存。
または冷凍保存がおすすめ。
冷凍保存は、下茹でしてから冷凍でも、生のままでもOK。
凍ったまま刻むことができます。
使う時は凍ったまま使います。
オクラの調理法
さっとゆでたものを、刻んで冷奴にかけたり、和風パスタにしたり。
ゆでずに生から焼く、炒めることもできます。
ゆでずに生を刻んで食べることもできますが、ちょっと青臭さがあります。
ゆで方は下を参考にしてください。
基本の下ごしらえ
オクラに塩をまぶして、まな板の上でゴロゴロ転がします。
こうすることでオクラの産毛が取れます。
さっと塩を洗い流して使います。
ネットに入っているオクラは、ネットの上から塩をまぶして転がしてもOK。
オクラのゆでかた
お湯を沸騰させ塩少々を加え、ヘタを切らずに丸ごと1本いれてゆでます。
ゆで時間は2分ほど、大きなものはもう少し長めに。
ゆであがったらすぐにザルにあげて冷まします。
オクラのレンジでの加熱
火を使いたくない暑い時期、コンロがふさがっているとき
レンジ加熱が便利です。
上の基本の下ごしらえを参考に産毛をとって洗ったオクラ。
小口切り等好みの大きさに切ります。
耐熱性の器に並べ軽く塩をして、水小さじ1を振りかけます。
レンジ用のふたかラップをかけます。
1パックにつき、電子レンジ600wで1分半~2分程度加熱。
好みの固さになればOKなので
様子を見て時間は加減してください。
オクラのおすすめの食べ方
ちゃんと和風だけど簡単、オリーブオイルと梅干しダレの和風パスタ。
和風パスタ、酢の物、炒め物、スープ。
生を魚焼きグリルやフライパンで焼いたものもおいしいです。
意外なところでは、オクラのカレー。
そのまままたは、大きめにカットしてカレーに。
夏らしいカレーになります。
オクラ以外のネバネバ系のものと合わせるのも好きです。
たとえば、納豆やもずく、山芋。
さっぱりとまろやかにモズクとオクラのネバネバ酢の物。
うなぎの蒲焼がいつもと違うネバトロ丼に。夏バテ防止も。
ネバネバものは夏の体を守ってくれる
ちゃんと和風だけど簡単、オリーブオイルと梅干しダレの和風パスタ。
冷凍オクラが救世主
とにかく時間がない!
忙しいけど野菜は食べたい。
そんな時に便利なのが市販の冷凍オクラ。
刻んである冷凍刻みオクラもあります。
オクラのお浸しもあっという間です。
オクラでとろろ?食欲のない日、疲れた日に
おひたしや酢の物、汁物はもちろん。
食欲が低下した夏場に頼っているのが、おくらのネバネバおろし。
加熱したオクラ、または冷凍オクラをカットして。
ハンディーブレンダーにかけておくらの「とろろに」
そう、まるで「とろろ」なんです。
夏場、山芋で、とろろをする作業もおっくうなとき。
冷凍オクラをがーっとやってらくらく。
味つけは、酢の物風、カップモズクを入れたり。
薬味として、みょうがの甘酢漬けも加えたりも。
ハンディーブレンダーやフードプロセッサーが回りにくい場合。
調味料も一緒に加えてやると回りやすくなります。
『マジカルキッチン食材別レシピ:オクラ』
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